| ★阿修羅♪ > 日本の事件18 > 111.html ★阿修羅♪ |
|
| Tweet |
酒販組合使途不明金 元事務局長を逮捕 警視庁
１６５０万円横領の疑い
酒の小売業者の業界団体「全国小売酒販組合中央会」（東京都目黒区）の年金共済事業をめぐる使途不明金事件で、警視庁捜査二課は十六日、千六百五十万円を着服したとして、業務上横領の疑いで、中央会の元事務局長、関秀雄容疑者（４９）を逮捕した。不明金の総額は関連団体分も合わせて計約三億二千万円に上り、一部は政治家に流れた疑いもあることから、警視庁は資金使途の全容解明を進める。
調べでは、関容疑者は平成十一年十月下旬、中央会の年金資金から千六百五十万円を「脱退一時金」名目で不正に引き出し、「鈴木秀一」名義の仮名口座に振り込んで着服した疑い。さらに同年十二月上旬、同様の手口で八百五十万円を引き出した疑いもあり、着服金の合計は二千五百万円に上るという。関容疑者は「着服したのは間違いない」と容疑を認めているという。
中央会の年金資金は平成三年以降、同様の手口で三十回以上にわたり不正に引き出され、約二億四千万円が使途不明になっている。また、関容疑者らが役員を務めた関連政治団体でも約八千万円の架空支出が判明。不明金の一部は、酒小売業の規制緩和に反対するための政界工作に充てられたとみられている。
このほか、中央会の年金資金約百四十四億円が海外投資され、全額回収困難となった問題でも、関容疑者らのずさんな管理が原因で中央会に損害を与えたと指摘されており、警視庁は八日、業務上横領と背任の両容疑で十数カ所の家宅捜索に乗り出していた。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/17iti003.htm
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。