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ＪＡＮＪＡＮ 2005/11/23
http://www.janjan.jp/living/0511/0511215411/1.php からの転載。
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構造計算書偽造問題が連日報道されています。
姉歯秀次１級建築士が主犯の如く報道されていますが、真相は捜査の進展を待つしかないと思われます。
ここで、構造計算書偽造問題から派生している大問題を指摘したいと思います。
１１月２１日の読売新聞Web版によると、
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姉歯建築士が名義を貸していたのは、建築のデザインを手掛ける「秋葉設計」の秋葉三喜雄代表（４５）。秋葉代表は、千葉県船橋市の不動産・建設会社「サン中央ホーム」が開発、施工した同市内の強度偽装マンション３棟について、同社との間で契約を結び、全体の設計を取り仕切ったが、この３棟の建築基準法上の設計者として届けられていたのは姉歯建築設計事務所だった。
姉歯事務所から名義を借りていたことについて、秋葉代表は「まったく関係のない第三者の名義を使ったわけではないので、それほど問題はないのではないか」と釈明した。
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と報道されている（編集部注：この読売記事は、「秋葉代表は１級建築士の資格を持っておらず、建築基準法上、設計の元請けにはなれないため、姉歯建築士に名義貸しを頼んだという」とも報じている）。
ここで、アリス不動産リサーチ有限会社なる不動産会社ＨＰにおいて「新築物件内覧会立会い・建物調査担当 秋葉 三喜雄」、「設計関連業務一筋、キャリアは２０年あまりになります。経済設計を得意とし、できることとしてはいけないことの両面を熟知しています」「保有資格等 一級建築士」と紹介されています。
このＨＰは現在変更されていて、
http://66.102.7.104/search?q=cache:SjLh-xiKVFcJ:aris-r.co.jp/staff.html+%E7%A7%8B%E8%91%89%E4%B8%89%E5%96%9C%E9%9B%84&hl=ja
でのみ閲覧出来ます。
本来、建築デザインが生業で１級建築士でもない秋葉三喜雄氏がアリス不動産リサーチ有限会社ＨＰにおいて「経済設計を得意とし、できることとしてはいけないことの両面を熟知」と掲載されているのは名義借りが常態化していると感じる理由には充分と感じます。
さらに「経済設計」とは姉歯秀次１級建築士報道で使われた言葉（注）ですが、それ以前に秋葉三喜雄氏がアリス不動産リサーチ有限会社ＨＰにおいて言明していた事実は重いと思われます。
アリス不動産リサーチ有限会社も１級建築士でない者をＨＰで虚偽記載した責任、訂正するにしても、何の告知もしない態度は如何なものでしょうか（編集部注：その後アリス不動産リサーチ有限会社に動きがありました。詳しくは欄外へ）。
（注）
姉歯建築士改竄で受注、味しめ「経済設計」で評判（Fuji Sankei Business i 2005/11/20）
“経済設計”そのカラクリ（東京新聞 2005/11/19）
(山内万作)
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（編集部注）山内氏の記事は２１日現在の投稿で、そのまま掲載しました。その後、アリス不動産リサーチ有限会社がこの問題について、ＨＰ１１月２２日付で「秋葉三喜雄氏の保有資格詐称の判明につきまして」という説明文を掲載しました。詳しくは同社ＨＰへ。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。