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9・11衆議院議員選挙で日本の民主主義は死んだ。政府提案になんでも賛成するロボット議員だけになった
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投稿者 TORA 日時 2005 年 10 月 13 日 20:50:42: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu104.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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9・11衆議院議員選挙で日本の民主主義は死んだ。
政府提案になんでも賛成するロボット議員だけになった

2005年10月13日

◆<郵政法案>信念より「復党したい」 自民系無所属反対1人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000017-mai-pol

 7月の通常国会で5票差の衆院通過だった郵政民営化法案は11日、200票の大差を付けて可決された。郵政民営化を争点にした「小泉自民党」の衆院選圧勝が、反対派をねじ伏せた結果だ。通常国会で同法案に反対し、当選した「自民系無所属」のうち今回も反対を貫いた議員はわずか1人。残り12人は11人が賛成に転じ、1人が欠席した。「信念」を押し通すより自民党復帰に期待をかけ、党に従順姿勢を示す「白旗戦術」になびいた格好だ。
 「選挙中、有権者に向かって(法案の)非を説いてきた。民意が出ただけで(賛成に転じるのは)ぜい弱な理由だ」。通常国会に続き反対票を投じた平沼赳夫前経済産業相は本会議終了後、記者団にそう語った。
 だが、自民系無所属で反対を貫いたのは平沼氏ただ一人。なぜ態度を変えたかについて、大半の議員は「選挙を通じて国民の意思が明確になったから」と説明し、反対派の中核メンバーだった山口俊一氏は「(小泉純一郎首相が退陣する)1年後をにらみつつ、現実的な対応をせざるを得ないと判断した」とのコメントを発表した。
 反対組が雪崩を打つように賛成に転じたのは、自民・公明両党で衆院の3分の2を占める状況では、反対を続けても何の展望もないからだ。それより党の処分をできるだけ軽く切り抜け、自民党復帰への望みをつなぐ方が得策との判断があったとみられる。
 党本部に反旗を翻した各県連も、選挙後は本部との関係修復に躍起となっており、岐阜県連では古屋圭司会長が法案賛成に転じるとともに「党本部と県連が友好的な関係を再構築し、党勢拡大することが最善の方法だ」として11日付で会長を辞任。恭順の意を表した。
 ただ、武部勤幹事長は同日の記者会見で「党紀を乱したという意味では、公認候補を妨害したことが非常に大きな問題だ」と述べ、法案への対応とは切り離して処分が行われるとの見通しを示した。また同党幹部は同日夜、「綿貫民輔、亀井静香両氏は間違いなく除名。国民が(処分の行方を)見ており、いいかげんなことはできない」と強調した。【中西拓司】

(毎日新聞) - 10月12日1時34分更新


◆意外や意外、平沼赳夫前経済産業相が、「あくまで反対」と節を曲げず「真の政治家」を証明した 10月12日 板垣英憲
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e4b90eeb1d9b6823efb5a5e949118952

郵政民営化関連法案が11日の衆院本会議で、自民・公明両党などの賛成多数で可決、参院に送られた。民主、共産、社民など野党各党は、反対した。賛成三三八、反対一二八の二〇〇票差だった。参院で可決成立するのはもう目前である。
 小泉首相が、「郵政民営化」をライフワークとし、しかも「節を曲げず」に孤軍奮闘してきた執念の結果であり、信念を貫いて、ここまでもってきたことに敬服する。
 ドイツの社会科学者・マックスウェーバーが、「職業としての政治家」という著書のなかで、政治家の資質について「しつこさ」であると書いているけれど、小泉首相は、「しつこさ」にかけては、天下一品である。まさに政治家中の政治家といえよう。
 「しつこさ」というのは、コツコツと巨岩に穴を開けて行くような、大変な作業である。それを「まだやっているよ」というように皆から呆れられ、馬鹿にされても、諦めず、ただ一人になっても、「しつこく」コツコツと打ち砕いていく。ときには絶望的になりそうな作業である。「しつこさ」というより、「執念深さ」と言い換えてもよかろう。
 それに引き換え、情ないのは、郵政民営化法案に反対し、「刺客」まで送り込まれて、「自民党から除名処分」や「支部長剥奪」などの脅しをかけられて、今度は、やすやす「賛成票」に投じた議員たちである。「反対」を公約として有権者に訴えて、当選してきていながら、このザマは何だ。信念のカケラもないではないか。
 無所属の前回反対票組12人のうち、野田聖子、堀内光雄、保利耕輔、江藤拓、今村雅弘、武田良太、古川禎久、保坂武、森山裕、山口俊一ら11人があっさりと、今回賛成票を投じて、小泉首相の「軍門」に下り「恭順の意」を明らかにしたのである。投票してくれた有権者に対してではなく、「小泉首相一人」に色目を使う「卑しい態度」である。この「変節」をどう見るか。
 マックスウェーバーのいう「政治家の資質」からみて、まったく「資質欠如」というしかないだろう。「政治家としての資質に欠ける」のであり、その証明が本会議場で、天下の衆目が集中しているなかで、証明されたからには、即刻、議員辞職してもらわなければ困る。こんな議員は、政治家ではない。
 これに反して、あくまで「反対」を貫いた「平沼赳夫前経済産業相」が、意外にも男を上げた。首相候補の一人との下馬評を受けながら、一方で「グズ」という批判を浴びて、首相には相応しくないと悪評も受けてきたけれど、今回の投票行動では、小泉首相とは正反対の立場ながら、あくまで「反対」を貫き、「節を曲げない政治家」を実証してみせたのである。「しつこさ」という政治家の資質を持っていることが、国民の目に明らかになり、一気に「株」を上げたようである。
 それに引き換え、小泉首相の「言いなり」「右向けと言われれば右に向く」ようなまるで金魚の糞のような政治家が、いかに多いことか。それも若い「小泉チルドレン」たちの「金魚の糞」ぶりは、目を覆いたくなるほどの体たらくである。
 これからのこのように、「命令」されるままの政治行動を取っていくつもりなのであろうか。これでは、前途が暗くなってしまう。これからは、これら「小泉チルドレン」を「金魚の糞組」と呼ぼうではないか。
 この点、あくまでも反対の姿勢を通した「国民新党」「新党日本」の老人議員たちに喝采のエールを送ろう。「偉い!」
 老体にムチ打って熱い湯に使って、じっと痩せ我慢を続けている姿こそ、美しい。まさしく「マックスウェーバー」の「しつこさ」を実践する姿であり、「真の政治家」と言えるからである。
 ちなみに、11日夜、日本テレビ番組で「日本のシンドラー・杉原千畝」を放映していた。リトアニア領事としてヒトラーに迫害されたユダヤ人2000人のビザを発給し、6000人の生命を救った外交官である。外務省本省のファシストたちの反対を押し切って「人道」を貫いた「正義の人」として描かれていた。
 戦後、外務省は杉原千畝を「解雇通告」して迫害している。にもかかわらず、いまや「日本の名誉」「日本の誇り」として自慢のタネにしている。なんたる「変節!」ここでも「恥を知れ」と言いたい。
 他人の作品だが、ここで一句。
 「物言えば唇寒し、秋の風」


(私のコメント)
戦前の日本がなぜ戦争にまで暴走したかについては、言論人や識者ははっきり言いませんが、国民全体が戦争を選択したとしか言いようがない。その原因としては日本人の国民性として新聞などが戦争を煽ればそれに同調してしまうのだろう。数としては低IQのB層が多いから仕方がないのですが、事態がわかっている識者も「仕方がない」と口をつぐんでしまう。

小泉首相はしきりと「改革」を言いましたが、戦前も「聖戦」とか「神国日本」とかの呪文が日本人の思考停止状態を導いてしまった。ネットのサイトやブログを見ても小泉チルドレンもどきの発言をするところが増えて「小泉改革バンザイ」を叫んでいる。日本人の国民性として「長いものには巻かれろ」とばかりに、日本人全体が小泉チルドレン化してきている。

私は郵政の民営化が郵貯簡保の350兆円の資金を狙うハゲタカ外資の陰謀だと反対してきましたが、小泉チルドレンたちは「そんなことはありえない」と信じきってしまっている。しかし四季報を見てもらえばわかるとおり主要企業の大株主には外資のファンドの名前が並ぶようになった。やがては重役を送り込んできて経営の主導権を握ってしまうところも出てくるだろう。

平沼赳夫議員も民営化された郵政会社が外資に乗っ取られることを主張していましたが、小泉チルドレン化した有権者を説得できなかった。日産自動車のような一企業なら外資に乗っ取られても問題はないのでしょうが、世界一の資産を持つ巨大銀行が乗っ取られることは日本が丸ごと乗っ取られるのと同じことになる。そうなれば韓国と同じようになり、かえって反米の世論が強くなって日本にもノムヒョン大統領が出てくるかもしれない。

テレビ放送局も20%の外資規制がかけられていますが、スポンサーに外資企業が増えれば実質的に外資に乗っ取られたのも同じになり、テレビの民放5社はみんな外資系様様だ。これでは公正な報道が行われなくなって民族主義的な言論は統制されて洗脳されてしまった。森田実氏も同様の指摘をしていますが、小泉チルドレンはヒトラーユーゲントとよく似ている。

戦前においては国民が戦争に反対していたのならなぜ戦争に反対の意思表示をしなかったのだろうか。むしろ挙国一致で戦争に賛成したのはなぜなのか。戦前や戦中にも選挙が行われましたが、政府批判派の議員たちも立候補していたのに大政翼賛会は成立してしまった。立花隆氏は次のように書いている。


◆戦時下の大政翼賛選挙と酷似した政敵抹殺の手法 9月27日 立花隆
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/050927_koizumi/index4.html

小泉政治をふりかえってみると、政権成立当初から、政敵を殺すことに熱中してきたという側面がある。

政敵を容赦なく徹底的に殺してきたから、ついに対立派閥は事実上ひとつもなくなり、小泉首相の一人天下になった。選挙が終わったあと、永らく日本の政治をウォッチしてきたある外人記者が、「これでコイズミは日本のエンペラー(皇帝または天皇)になった」

と評したというが、本当に小泉首相は、日本の政治地図の中で、それに近いポジションを占めるにいたったようである。

この選挙を見て、私が思い出したのは、東条英機首相が昭和17年に行った大政翼賛選挙である。当時、すべての政党が解散させられて、大政翼賛会に吸収されてしまっており、日本の社会から政治的自由はほとんどなくなっていた。国会が開かれても、議員には、政府を批判したり、政府提案に反対したりする自由は事実上なく、戦争遂行という大政を翼賛するために、政府提案になんでも賛成するロボット議員たることだけが求められていた。

それでも大政翼賛会ができる以前から議員になっていた政府批判派の議員が多少はいたため、東条は、それを選挙ですべて落としてやろうと考えて、当時の468選挙区のすべてに、翼賛政治体制協議会という政府御用の選挙運動団体を作り、そこが推薦する候補者を各選挙区に一名づつ立てた。その選挙運動を役所から警察までが支援して、ほとんど政府直営選挙のごとき状態にした。

自由選挙の体裁を保つために、翼賛政治体制協議会の推薦を受けない人間も立候補することを自由にしたが、非推薦候補の選挙運動は役所も警察も徹底的に妨害して、落選させようとした。

そこまでしても、推薦候補は381名しか当選できず、非推薦候補の中から85名が当選した。非推薦候補の得票を全部合わせると、実に35%にも及ぶ得票を集め、東条の心胆を寒がらしめた。

◆反対派を完全封殺したあとに残るものは

今回の選挙における、小泉首相の郵政反対派に対する扱いは、このときの東条の非推薦候補に対する扱いとそっくりである。

要するに、法の許す範囲で自民党ならびに政府が与えられる影響力を駆使して、すべての反対派議員の政治生命を抹殺しようとしたのである。

政治というのは、せんじつめれば、「あいつは敵だ。あいつを殺せ!」の一言に集約されると喝破したのは埴谷雄高だが、小泉首相は05年選挙においてそれをやってのけたといえる。そして、昭和17年の大政翼賛選挙以上の成功をおさめたといえる。

なにしろ昭和17年選挙では、非推薦議員が85名も残り、大政翼賛会による議員の完全制圧はならなかったのだが、05年選挙では、自民党内部にかぎっていえば、反対派は、非公認あるいは除名によって、完全に排除され、いまや18名の無所属(あるいは6名の新党所属)議員が残るのみである。

要するに自民党の内部は、完全大政翼賛会状態になってしまったのだ。その状態に国民大衆が無邪気に喝采を送っているというのは、危険な状態だと思った。昨日の小泉首相の所信表明演説に拍手喝采を送る小泉チルドレン議員たちの姿を見ながら、私は、いま日本の政治はとても気味が悪い状態になりつつあると思った。


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