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Re: 「小泉カイカクの成果」を実体験中です。福祉への「冷酷な市場原理の導入」です。
http://www.asyura2.com/0510/senkyo16/msg/1025.html
投稿者 鷹眼乃見物 日時 2005 年 11 月 15 日 05:43:17: YqqS.BdzuYk56
 

(回答先: 来月から一挙に8万円値上げ。払えなければ仕事をやめるしかない。非情なる老人福祉 投稿者 東京音頭 日時 2005 年 11 月 14 日 22:41:36)

●下記【   】の部分は2005-11-12付ブログ記事「来週の日米『京都モンスター・パラサイト会談』が意味するもの」(http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20051112/p1)の一部抜粋です。筆者の実体験を主体に書い記事です。

●要するに、日本政府は老人福祉の現場に「市場原理主義」を導入したということですネ。この結果、筆者の体験では施設ごとに利用料金に大きなバラツキが発生しています。大雑把に言えば、月額で「現行据え置き(約6万円)〜20万円以上」の範囲で分布しているようです。

●つまり、市場原理主義に従えば利用者(顧客)と施設(介護サービス提供者)の間で「介護サービス利用に関する価格交渉が発生する姿こそが当たり前だ」という訳です。

●いわば、今回の「日米・京都首脳会談」(=京都モンスター・パラサイト会談)の大きな目的の一つは、この米国流市場原理主義(その実現手段としての構造改革と規制緩和)をより徹底させることの相互確認です。

●なお、最近、関連するフィールド起こったある贈収賄事件のニュース(下記★)が目につき驚いています。

★『宮城県で高齢者の名簿をめぐる贈収賄事件が発生』(http://www.kahoku.co.jp/news/2005/11/20051114t13048.htm
・・・これは県保健福祉部の職員が、老人福祉施設の待機者名簿(利用申し込みをした人たち/各施設ごとに数百名というのが実情)を新しい福祉施設の建設を計画する業者に渡して金を受け取ったという贈収賄事件です。

・・・初め、このニュースを知ったとき意味が良く分かりませんでした。申し込みが殺到する施設側が待機者名簿を手に入れてどうするつもりなんだろ? と思いました。つまり、表面的に見れば「個人情報保護法違反」の事件です。

・・・しかし、よく考えてみると、今や「株式会社方式の老人福祉施設」の建設がホテル建設ブームのように花盛りです。これらの、いわゆる一般民間施設は、普通のアパートやホテル並みに、より自由に入所・サービス料金を設定できます。従って、これらの関係者にとって、いわゆる従来型の施設(福祉法人が経営するタイプ)の待機者名簿は咽から手が出るほど欲しい訳です。

・・・これから同種の事件が多発し、いずれ近いうちに、老人介護福祉の現場が、市場原理主義の導入によって肝心の介護サービス内容が劣化・荒廃することが懸念されます。「コイズミ構造改革」によって、福祉の現場が真に恐るべき弱肉強食の修羅場、草刈場となったようです。

【 toxandoriaも介護保険施設関連の利用料金の値上げには仰天です。実は、こちらの老母も施設のお世話になる必要に迫られ、ここ暫く、関連先への申し込みなどで走り回っていました。

おっしゃるとおり、関連施設への入所費用は、この10月から値上げになりました。というより、一種の規制緩和というか、自由化というか、厚生労働省の責任逃れというか・・・利用者本人の収入(年金額)に応じた負担額上限を改訂した上で、個々の施設の経営上の理由や地域の事情などに応じて、部屋代を(一般の賃貸住宅並みに)別途に徴収してもよろしい、ということになったようです。

調べた限りでは、従来どおり良心的に(?)一定の介護保険関連の上限負担額の範囲で入所を認める施設もありますが、経営上の理由から別途に部屋代を月額で10万円以上も取るところもあります。結局、同じ介護サービスを受けるのに月額で約6万〜20万位の幅(格差)が生じてしまったようです。

介護保険施設(リハビリ&医療中心の施設)では20万円以上の超高額なところもあるようです。これが小泉構造改革の一環としての医療・福祉分野の自由化の第一歩なんでしょうね。この先に来るのが、健康保険による診療費についての免責設定、混合診療制度による治療サービス内容の格差設定などが続くのでしょうか? たまたま、この自分の体験を踏まえた記事(下記URL■)を書いておりましたので、ご覧ください。

■『[暴政]「国家理念」及び「温かさと緻密さの眼差し」が欠落する小泉劇場政治』http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050923

ところで、今話題の本、藤原 肇著『小泉純一郎と日本の病理/Koizumi’s Zombie Politics』(講談社ペーパーバックス、¥1,000.-/発売、2005.10.30)を読んでいる途中なのですが、又、これで色々とビックリ&驚きの連続です。カイカクの旗手、何処から叩いてもホコリが出ないクリーンな政治家、小泉氏のイメージが、この本を読み進めるに連れて薄汚く、色濃く、そして色黒々とドラスチックに塗り替わって行きます。その意味で、これは心臓に悪い本です。

例えば、小泉氏が厚生大臣の時に起こった「厚生省スキャンダル」(官僚の岡光某が収賄で逮捕された例の事件、http://members.at.infoseek.co.jp/saitatochi/45.html)がありますが、この事件に絡んだ「社団法人・日本病院寝具協会」なる組織の会長が小泉氏であり(この事件の時、小泉氏は上手く逃げ失せたようです)、著者の藤原氏によると“老人紙オムツ”関連の不明朗な問題(この協会関連の利権が、老人介護関連施設へ殆んど一手で納入する「老人紙オムツの特別な保険点数取り扱い」に関係する)が存在するそうです。

<注>著者の藤原氏によると、この「社団法人・日本病院寝具協会」
http://www.nbsk.net/)の利権は介護保険法によって生き残り、“消費物には点数をつけない”という「保険制度の前提」が覆された上で「老人紙オムツ」には“例外として”点数がつけられているそうです。

今や、「老人紙オムツ」はtoxandoriaの老母が生き抜くための必需品となっているので、これはtoxandoriaにとってはブラックユーモアどころの話ではありませんが、もしこれが事実なら、小泉氏のまことにアキレタ、薄汚く、ひどくさもしい「“汚”職事件」の可能性があります。こんな「老人紙オムツ」まで錬金術の道具にするなよ!と叫びたくなるではありませんか。

ところで、来週、小泉氏はMr.ブッシュと相合傘で京都の「金隠し(キンカクシ)」、いや「金閣寺(キンカクジ)」見物でした。ヤレヤレです。】

(参考URL)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/

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