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公明党が竹中平蔵に新自由主義革命を推進させている戦略的な理由?「負け組」貧困層が増えれば増える [世に倦む日日]
http://www.asyura2.com/0510/senkyo16/msg/512.html
投稿者 i^i 日時 2005 年 11 月 01 日 23:21:54: uYCM.EuCxbqec
 

(回答先: 竹中平蔵、総務省大臣就任の意味  投稿者 愚民党 日時 2005 年 11 月 01 日 07:33:37)

http://critic2.exblog.jp/1634007/

創価学会の政治 (2) − 新自由主義与党の欺瞞とカリスマの交代

どのブログだったか忘れたが、公明党に関する非常に興味深い考察を示していて、それによると、公明党が竹中平蔵に現在の新自由主義革命を推進させているのは戦略的な理由があって、すなわち「負け組」貧困層が増えれば増えるほど、大量の創価学会信者予備軍が増えるからだというものだった。この政治分析には「なるほど」と膝を打たされた。竹中平蔵の苛烈な新自由主義政策は、一見して明らかに公明党の掲げる政治理念と矛盾する。公明党の看板は「福祉」であり、福祉社会の実現こそが公明党の政治目標であり、日本の福祉制度を根底から破壊する新自由主義に創価学会が与力するのは誰が考えても本末転倒している。この不条理に苛立ちを覚えていたのだが、上のような冷徹な政治分析が加えられると、その酷薄な政治的リアリズムの前に、もはや腰が抜けるような脱力感を覚えさせられる。確かに新自由主義の「改革」を進めれば進めるほど創価学会の信者予備軍は増えるだろう。

現に生活している地域社会では、新自由主義が台頭したこの十年間に創価学会の影がいちだんと濃くなった。市民の所得が激減し、不景気社会の象徴のような百円ショップとTSUTAYAとユニクロが繁盛しているこの街で、学会が勢力を伸ばしている現実は疑うべくもない。二極分解が進み、中産層が没落すればするほど創価学会は信者獲得の機会を多く得る。「負け組」最下層を吸収する。残酷な事実だが、創価学会は自己を拡大するためには新自由主義革命に拍車をかけることが最適の選択である。逆説的で欺瞞的な政治の真実がある。公明党はそれでよかろう。それから創価学会の幹部もそれでよいだろう。が、創価学会の中でその問題に異を唱える者は本当にいないのだろうか。創価学会は日本の全人口の一割を占めると言われる。であるならば、原理的には、新自由主義革命の推進は学会の会員世帯の生活を直撃して、暮らしの安定と家族の将来の幸福を奪い取っているはずである。

創価学会の結社の原点の思想は、誰がどのように合理化しても新自由主義とは相容れない。その思想は個人主義でもなく、国家主義でもなく、社会主義の思想である。互助主義と協同主義の思想であり、原理主義的な資本主義を容認すべくもない。新自由主義革命の推進は、一方で既成組織化した創価学会に組織拡大の機会を与えて肥え太らすが、その一方で組織内部の信者の生活を没落させ、教義の原点と現行の政治との乖離と矛盾を著しく現出させる。理論と実践の緊張関係が露わになる。その中で、本来の結党の原点に帰れと言い出す者も必ず出てくるだろう。宗教団体である以上、そこに参集している人間は宗教者であり、広宣流布で王仏瞑合の理想を地上に実現しようとする現世改造主義者である。現在の公明党の政治路線に異議を唱え、路線転換を要求する「学会内改革者」が出現しても決しておかしくない。そしてそれは普通に考えれば、ポスト池田と情勢交錯して内部浮上するはずである。

昭和天皇が死んだ15年前、日本の次のXデーはこのカリスマだろうと思ったが、現在77歳。カリスマ没後の創価学会はどうなるのか、まさに日本の政治の重大事であると言える。カリスマ的指導者を失えば、通常は宗教は組織として衰退の道を辿る。現在の創価学会はポスト池田を準備して着々と布石を打っているように見えるが、果たして後継者は何の波乱もなく決まるのか。誰が公明党の政治方針を最終的に決定できる権限を持つのか。路線論争のようなものは起きないのだろうか。そうした問題への関心が一般に少ないせいか、分析された情報が乏しく、可能性や方向性がよく見えない。体制内既成宗教の形で何事もなくこのまま静かに推移するようにも見えるし、宗教的エネルギーを失って衰退へ向かうようにも見える。少なくともカリスマが死ねば、カリスマの発言について意味解釈を一義的に与える誰かの登場が不可欠になる。公明党の代表や幹事長を選ぶ権力を持った誰かの存在が必要になる。

私は創価学会が福祉と平和の原点に戻る可能性に期待していて、原点に帰れと説いて指導者になる新しい仏教カリスマの出現に期待している。新自由主義と対決する方向に路線を軌道修正して欲しい。創価学会について不思議なのは、あれだけ周到なブランディング戦略を展開しながら、ネットの中に一切姿を見せないことだ。広宣流布はネットを完全にオミットしている。信徒がネットを使うことを事実上「禁止」していて、その統制が見事なまでに徹底している。ネットを通じて創価学会を知ることができない。家から一歩出て地域を歩けば、あれだけ濃厚に見える学会の影が、ネットに入った途端にフッと消える。一人もいない。完璧なまでに姿を消している。日本の全人口の一割を占めるのなら、ネットの中でも一割の影が動いていてもいいのだが、それを抑制して沈黙を守っている。ネット右翼から不可触賎民扱い同然の侮辱と罵倒の集中攻撃を浴びせられても、誰からも反論の声は上がらない。そのことが学会の凄みをあらわしていてる。恐らく学会には学会のネット戦略があるのであり、本部は何かを考えているのに違いないのだ。

カリスマが交代するとき、学会のネット戦略はどう変わるのだろう。

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