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前原なり福島なり志位某なり、野党の連中が体を張って、この悪法を「政治争点化」したか?[古川利明の同時代ウォッチング]
http://www.asyura2.com/0510/senkyo16/msg/572.html
投稿者 i^i 日時 2005 年 11 月 03 日 00:31:41: uYCM.EuCxbqec
 

(回答先: 障害者を虐げる自・公政権「障害者自立阻害法案」ジャーナリスト山田直樹氏の論文より [古川利明の同時代ウォッチング] 投稿者 i^i 日時 2005 年 11 月 03 日 00:18:13)

古川利明の同時代ウォッチング
2005年 10月 29日
http://toshiaki.exblog.jp/d2005-10-29

民主主義とは「不条理なもの」に向かって体を張って抵抗する行為の中に存在する

 前回の本サイトで、「障害者自立阻害法案」のことについて書きましたが、この「稀代の悪法」が、昨日(10月28日)、衆院の厚労委で与党・腐れ自公の圧倒的多数で可決されました。これで31日の衆院本会議で採決にかけられるので、おそらく成立ということになるのでしょうが、今回はそれに関して、いろいろと思うところを述べます。

 「どこのマスコミもこの問題を報じない」(ただし、滝川クリステル&ニュースJAPAN取材班を除く)ということは、既に指摘しましたが、委員会採決のあった昨晩も、これを報じたのは、例によって、フジテレビ系列のニュースJAPANだけで、あとはすべて黙殺です。
 
つまり、こういう悪法が成立しようとしている事実すら、世の中の大多数は知らないでいるのです。 
 ついでに言いますと、今朝(10月29日)の全国紙の朝刊各紙を見ても、これを報じたのは東京新聞だけ(もっとも、正確にはこれは全国紙ではなく、ブロック紙ですが)で、それもわずかに見出しの段が立たないベタ記事です。
 よっぽど関心がない人でないと見落としてしまいますし、仮に記事を読んだところで、この法案の問題点をきちんと言及したわけではないので、こういう「トンデモ法案」が衆院の委員会を通過したという「事実」しか、読者はわかりません。

 私も知り合いに、この「障害者自立阻害法案」のことを話してみたのですが、「何、それ?」という反応で、全然、「その法案の存在」すら、知らないのです(笑)。
 これがまだ、この今特別国怪に性懲りもなく再提出された、腐れ法務省マターの「凶暴罪」(=共謀罪)の方だと、だいぶ広く知られるようになってきていますので、「あー、あれはやっぱり、ひどいよ」というレスが友人たちからも返ってきますが、こっちの法案は、全然、反応すらないのです。
 まあ、こうしたマスメディアの中にいる連中が「思考停止」(=劣化、腐敗)しているというのは、「何をいまさら」という指摘ですので、それは今回は省略します。

 前回の本サイトで、こうした福祉や障害者の問題には全くの門外漢である私が、敢えて、なりふり構わずの抵抗に打って出たのは、先週のニュースJAPANのOAを見て、「いくらなんでも、それはないだろう」という、腹の底から沸き上がってくる憤りでした。「障害の重い人間ほど負担が重くなる仕組み」を作り上げようとしていることもさることながら、こんなひどい法案を他のマスメディアがどこも取り上げて批判しない。そこにも、いわば火に油を注ぐ形で、さらなる憤りを感じたのです。
 この腐れ法案自体は、この9月21日に開会した今度の特別国怪で上程され、今度は参院の方から審議入りして、10月の中旬に既に可決されて衆院に送られてきていたので、その時点でもかなり「手遅れ」の状況ではあったのですが、しかし、こんな「不条理」を見逃しておくわけにはいかない。
 もちろん、自分のやれることなどたかが知れていますが、そのやれる範囲内の中で全身全霊を尽くす。そういうふうに思ったというより、体が勝手に動いていたという方が正確です。

 もっと言うと、ああいうふうに、テレビが1社でも報道しているので、それに追随する形で、テレビでも新聞でも、それを後追いして、せめて問題提起の記事ぐらいは書くだろうと思っていました(たまたま、先週の10月21日発売の週刊金曜日が書いていましたが、もっとも「こんなひどい法案は是が非でもストップさせなけばならない、という迫力は文章から全く伝わってきませんでした。アレでは世論も権力も動かない)が、それもなかった。その時点で、私の憤りというより、「怒り」は頂点に達し、久しぶりにキレてしまいました(笑)。

 フジテレビのニュースJAPANのウェブサイトを見ると、「時代のカルテ」という特集で、今度の法案の問題点を指摘してます。
 例えば、10月12日に開かれた参院厚労委では、参考人で出席した5人のうち、4人までもが「見直し」、もしくは「慎重審議」を求めているのですが、それもせせら笑うかのごとく、自公という「多数決の横暴」で、この法案は土石流のように通過、成立して、衆院に送られてしまったわけです。

 で、敢えてここで言わせていただきますが、自公がひどいというのは、わかりきっているのです。これも「何を今更」の指摘ですので。
 ただ、一つだけ言わせてもらうと、私は「公明党・創価学会=池田大作」の問題では、この国の第一人者であるという自覚とプライドがあります。そういう立場から見て、ああいった政治勢力が、その「現世利権」の立場から、イラクに自衛隊を送り、MDミサイル構想を推進するのも、それはそれでよくわかるのです。
 また、口先では「弱者の保護」とはいいつつ、「地方の切り捨て」につながるであろう、今度の郵政法案に賛成したのもわかるのです(なぜなら、民営化に反対する特定郵便局の大樹会は、そもそも旧経世会の大票田だったので)。

 ところが、今回の「障害者自立阻害法案」というのは、本当の意味での自立した生活を送ろうとする人に対して、致命的な打撃を与えようとするものであり、おそらく、創価学会員の中でも、そういう障害を持って苦しんでいる人もいると思うのです(なぜなら、学会員は低所得者層が多く、もともと、貧・病・苦から入信している人も多いので)。私は東京新聞の記者時代に、ホーキング青山君という、車椅子の障害者で学会員のお笑い芸人のライブを取材し、記事にしたことがありましたが、例えば、こういう彼のように本当の意味で自立を目指している障害者の人たちに、大きな打撃を与える法案ではないですか。 そういう、いわば“身内”を守ってこそ、「公明党」という、公党の存在意義はあると思うのに、日頃の選挙活動で自分たちを必死になって支えてくれる身内さえ、守ろうとしない。いったいこれは、どういうことなのか。

 「平和の党」が既に看板倒れしていたのは、「自自公路線」が顕在化してきた「99年体制」以降、それははっきりとわかり切っていましたが、今度の一連の対応を見る中で、アソコは「福祉の党」ですらなくなっている。それが今回、よくわかったというのが、私にとっては、非常に新鮮な驚きでした。改めて、アソコは「池田大作を守るための集団」でしかないことを、強く再認識しました。
 もし、公明党がその「与党内野党」というブレーキ役として、その存在意義をアピールするとするなら、小泉がなりふり構わず進めようとしている、「新自由主義的規制緩和路線」から切り捨てられていく「弱者」を守ることしかないでしょう。

 公明党は「平和」はともかく、もともと大きな政府を志向する「福祉」というのには力を入れてきた政治勢力だと私も思っていたので、こういう法案を、確かにマスメディアの反応が鈍かったとはいえ、厚労省の言いなりになって、スーッと通してしまったことが、私にとってはものすごいショックでした。
 逆にいえば、ここの頽廃も救いがたいレベルにまで達しているんだなあ、ということを痛感しました。マトモな学会員も内部にはいると思います。どうして、みんな、沈黙しているのでしょう。

 もっといえば、池田大作自身が「在日二世」として、幼いころからいじめられたり、差別された環境で育ってきました(彼が出生した本籍地・東京府荏原郡入新井町不入斗一七七番地=現住所でいうと、大田区大森北二丁目一三番地で、今はアサヒビールの工場になっている=は、当時、朝鮮部落だった)。
 そういう言いようのない「痛み」を胸に抱えているのであれば、こんな法案を体を張って撤回するよう、指示を出すのが、本来の「宗教者」ですが、それもない。まあ、参院と違って、衆院は自民党が圧倒的多数を占めているので、そういう政治力も低下している部分はわかるにせよ、ひどい話です。

 で、今回の法案の対応をめぐって見えてきたのは、与党(=自公)のひどさもさることながら、こんなトンデモない法案に対して、本気になって、体を張って抵抗しない野党です。
 この法案も郵政法案と同様、既に先の通常国怪に提出されていたわけですから、法案の概要は知っているわけです。
 んで、そんな法案が、この「郵政フィーバー」にこっそりともぐり込ませる形で、姑息な手口て成立させようとしていることに、どうしてもっと体を張って抵抗しないのか。

 例えば、前原誠司なり、福島瑞穂なり、志位某なりが会見で取り上げて、ガンガンまくしたてて、小泉が郵政法案を「政治争点化」したように、野党の連中が体を張って、この悪法を「政治争点化」したか? 本気度(=オーラ)が全然、見えてこない(感じられない)のです。野党の党首が会見なり、街頭演説でもっとガンガンがなり立てれば、新聞や週刊誌だってもう少し、目の色を変えて取り上げるんじゃないですか。
 別に小泉を褒めるつもりは毛頭ないけれども、「殺されてもいい」という迫力を全く感じないのです。そういう、人間の琴線に深く触れる言葉が、まったく出てこない。要するに思考停止している、ということだと思います。

 まあ、こうした「一般論(=総論)」で批判しても、何も言っていないに等しいので、「具体論(=各論)」で斬リこみたいと思います。
 例えば、菅直人。
 彼もウェブ(ブログ)を開設していて、日記をほぼ毎日のように更新しています。
 しかし、今特別国怪が開会した9月21日以降で見ても、「障害者自立支援法案」(=同阻害法案)の文字は、一つたりとも出てきません。
 ちなみに、彼は自社さ時代に厚生大臣をやっています。もともとの政治家の出発点は市川房枝の市民運動の応援から、「弱い立場にいる人間が食い物にされない、公正で公平な社会づくり」があったはずです。

 であるなら、こんなひどい法案が国怪に提出され、審議されているわけですから、何か一言、触れてもいいものでしょう。もし、志を貫いているのであれば、こんな法案が出てきことに対して、何かしらの「異議申し立て」があってしかるべきです。
 ところが、日記に書かれているのは、どうでもいい日常雑事ばかり。んで、挙げ句の果てには「団塊党はどうだろうか?」。よくまあ、学生運動というか、全共闘運動を総括しきれていない連中が、恥ずかしげもなくこんな文言を書けたと思います。
 当時、佐藤栄作のクビすら取れなかった全共闘運動の敗北の本質にあるものは、体を張って、命を賭けていなかったからでしょう(それは例の『社長会記録』に出てきますが、既に、当時、池田大作が「全共闘の連中の8、9割は退転するな。今に見てろ」と漏らしている)。要は、坊ちゃん、お嬢ちゃんの、ただのママゴト、お遊びでしかなったわけです。
 あまりはっきりとした言葉ではいいたくないですが、菅直人も終わってます。

 んで、ある意味、もっとひどいのが、辻元清美です。
 私も彼女のことはよく知っているので、これまであんまり批判するのは控えていました。ただ、やはり、この状況になると、言わずにはおられないので、今回は敢えて言わせてもらいます(#ワシは、あのキツネ目のオヤジが言うような低レベルの中傷とはちゃうで)。
 この間、ずうーっと彼女のウェブ(ブログ)も見てきたのですが、彼女もこの「障害
者自立阻害法案」に対して、ほとんどまったくといっていいほど言及がなかったのです。

 「なかった」というと、正確ではないかもしれませんので、「アリバイ作り」というレベルではちゃんとあります。
 彼女のウェブの「政策」のところから入っていって、さらに「社会保障・福祉」のところをクリックすると、「当事者団体が反対している『障害者自立支援法』の再提出・法案通過を許さず、障害者の福祉水準を下げない仕組みづくりをとりくみます」という、いかにも旧サヨク運動のアジビラにありがちな、あの時代遅れのギザギザ文字で書かれているような、ささくれた一文は入っています。
 でも、わずかにこれだけです。 これなんで、人の心が動くか。

 特別国怪が招集されて、彼女がアップ・トウ・デイトで書くコラムにも、全くこの「障害者自立阻害法案」を撃墜するだけの、迫力のある文章はまったくありません。 
 だったら、だったで、私は最後までそうやってこの問題をシカトしておいて欲しかっ
たのですが、その衆院の厚労委で法案が可決された10月28日なって、「驚いたように」、「障害者自立支援法案が強行採決されました」という事実関係が簡単に書き込んでありました。

 私に言わせれば「お前、アホか」の世界です。

 本気で法案を潰すんであれば、特別国怪が始まるはるか前の時点で、厚労省をマークして、「今度の特別国怪で、郵政フィーバーに合わせて、また性懲りもなく法案を出してきそうだ」と警戒し、その段階から、厚労省の担当課長を呼びつけて、法案を出させたり、文句をつけたりして、厚労省を脅し挙げていなければなりません。 
 「タタカイ」というのは、もう、そこから始まっているのです(いい比較対象例が、「池田大作擁護法案=人権抑圧法案」を、「平沼赳夫―城内実」のラインにより、いわば「自民党内政局」で、法案上程前に“廃案”に持っていったように。彼らには「絶対にこの法案を潰す」という本気度と迫力があった)

 んで、自民党の衆院の国対委員長は中川秀直ですから、まあ、せめて、コイツがなぜ、サメ内閣時代に官房長官を逃げるように辞めたのか、それくらいはジョーシキとして知っているでしょうから、そこからもっと先に進んで、中川の例の元愛人に社民党のキミツ費でもたんまり渡して、日本青年社とか、シャブとかのいろんなネタを喋らせ、それをテープがビデオに取っておく。

 で、中川が仕切る形で、「さあ、今度の特別国怪での法案審議のスケジュールを組みましょう」という段階になったら、チラチラとそういうネタを出していけば、中川も超ビビリまくりますので(笑)、そこで譲歩を引き出し、「こんなトンデモナイ負担増は飲めませんね」と切り込めば、中川も顔を青くして、「しょうがない、今回は社民党の顔を立ててやるか」というふうな流れになってくるものです。それが「国対」です。

 ところが、これは社民だけでなく、共産、民主にも共通してますが、ナントカの一つ覚えのようにノー天気に「法案ハンターイ」か、「こんなスバラシイ対案を用意しました〜〜」と言ったところで、誰が聞くか。バカ丸出しとはこのことです。 もう、大学のゼミの授業じゃないんですから、場所は「食うか食われるかの国怪バトル」なんですから、小泉、武部、中川といったラインにいる人間は徹底的に調べ挙げて(特にカネとオンナ)、それをチラチラ出していくという、「政局遂行能力」が必要不可欠ですが、それがゼロというより、マイナス状態ですから、自公から見たら、こんなチョロイ野党は頭を使う必要すらないんですよ。ハタチ前の生娘じゃあるまいし、「キレイゴト」だけで世の中動くわけないでしょう。

 辻元が水面下においても、そういう身を削るような「政局的な努力」をしたうえで、さらに水面上でもガンガンとウェブ上で吠えまくって、対談連載を持っていた週刊金曜日に、どうせ、厚労省なんて都合の悪いデータを隠してるに決まってるんで、例えば、ムネムネ(=鈴木宗男)が週刊ポストや週刊新潮(あと、今週号の週刊金曜日)などに、そういう独自ネタを持ち込むなりして、ガンガンと厚労省&自公を揺さぶっておいて、実際の法案審議に臨んでいるのならまだしも、何もしていないんでしょう(少なくとも、何か動いていたら、もっと違う文言が彼女のウェブには出ているはず)。
 要するに、この人も菅直人と同様、終わってるんですよ。
 敢えて言うなら、ここにも「思考停止」している人間が一人、いるだけの話です。口先だけ。「反戦平和」を言うことが三度のメシより大好きな、どこぞやの政党と、本質は全く同じです。

 野党の中でも、社民(それと共産も)は、うるさいくらいに「憲法改悪阻止」というふうに吠えていますが、もう、それしか言うこと(言えること)がないんですよね。
 私に言わせれば、憲法問題が重要でないと言うつもりはありません。
 しかし、目の前に障害者がいて、とりわけ、在宅でひとりで暮らしているような障害者は、この法律の導入によって、驚くべきほど負担が増え、生活の基盤が根こそぎ引き抜かれるわけです。
 そうやって、苦しみ、悩む人たちに体ごとぶつかっていって、「救う」というのが政治じゃないですか。目の前に、いままさに危機に瀕する人たちを政治の力で救済できなくて、何が憲法改悪反対だと言いたい。
 百歩譲って、「障害者のような弱者は収益を生み出さない不要な存在なので、こういう新自由主義の時代にはどんどん切り捨てます」と、小泉自民党が言うのはわかる。だって、連中はもともとそういう発想のアタマしかないから。

 しかし、こういう時代状況であるからこそ、体を張って、それこそイノチガケで、こうした悪法をせき止めるというのが、本来のソシアリストじゃないですか。 ところが、菅直人も辻元清美も、こういうひどい状況下で、何ら体を張って抵抗していない。

 百歩譲って、他のどうでもいいクズの野党議員連中が何も行動しないのなら、まだわかる。なぜなら、そういう連中はもともと、その程度のレベルでしかないので。
 しかし、私は菅直人、辻元清美に関しては、もう少しマトモだという思い込みがあったので、余計、今度の対応には怒りもそうですが、はらわたが煮えくり返っています。特に、“アリバイ作り”に走った辻元などは。

 図らずも、今特別国怪では、あの「野田聖子」が、まったく中身のない、後援会&自民党岐阜県連の「操り人形」であることがわかりましたが、この2人もそういう「人形(ロボット)状態」なのか、思考停止状態なのかはまだ、よくわかりませんが、とにかくひどいということだけは間違いありません。
 要するに存在感がないのです(これが今の鈴木宗男だと、たった一人で40〜50議席分の存在感というか、迫力がある。「なりふり構わず、突っ込んでる」というのが、ひしひしと伝わってくる)。それが大きな違いです。 
 まあ、これを論じると本題から離れるので、一言だけ触れるだけにとどめますが、例の「国策捜査」に対し、否認して徹底的に争った結果、1年以上も拘置所にブチ込まれ、その後たった一人の決起で当選して永田町に戻ってきた人間と、中途半端に逮捕容疑を認め、わずか20日間の拘留で保釈され、組織の力も借りた復活当選で戻ってきた人間の差なのかもしれません。

 私が今回、「障害者自立阻害法案」という、まったく門外漢かつテリトリー外の問題に対して、敢えて、「レジスタンス」に踏み切ったのは、前回の本サイトでも少し触れましたが、この7月に、ニュースJAPANで滝川クリステルが、この「障害者自立阻害法案」を取り上げたのを見ていて、そのあまりの酷さに驚くとともに、他のメディアもほとんど全く取り上げていないことに驚いて、番組宛に彼女に感想を綴った手紙を出したのです。

 私も仕事柄、夜のニュースや新聞各紙はちゃんと目を通しているが、この問題をきちんと取り上げて検証しているのは、あなただけだ。まだ、若く、取材経験も浅いあなたが、その年齢で、こんなにしっかりとした問題意識を持って取り組んでいるのは自信を持っていい。

 まだ、30前であれば、いくらでも失敗もやり直しも効く。ミスしたところで、それは「若気の至り」ということで、笑って回りも許してくれる。 
 だから、今のうちにいろんな経験を積んで、たくさん失敗もし、傷ついたりもして、
人間的にももっと成長していってほしい。そして、そこで学んだものからポテンシャルを広げ、そして深めていき、それを仕事の中にキックバックしていってほしい、と。

 で、その後、私もこの「障害者自立阻害法案」のことはすっかり忘れていて、「まあ、これだけ反対の出たトンデモ法案だから、さすがに、今度の特別国怪では上程を見送るだろう」とタカをくくっていたら、あにはからんや、この「小泉郵政法案フィーバー」に便乗して、その勢いで一挙に成立させようとしていたのが、この前のOAでわかり、それでキレてしまったわけです。

 ニュースJAPANのウェブを見たら、先週の「時代のカルテ」ですか、そのクリステルが取材した内容のアップされていて、その締めくくりにあった次の言葉に、「ハッ」と心を改めて動かされました。

 「命がけで反対する彼らの訴える声は、未来の私たちの叫びであるのかもしれない」

 本人が実際に取材に行って、OAではナレーションもクリステル本人がやっていたので、たぶん、原稿も本人が書いていたのだと思います。ヒマな人はいま一度、辻元清美のウェブにある文章と比較してみて下さい。

 話は少し逸れてしまいますが、前回から、本サイトで野田聖子、辻元清美、滝川クリステルと、たまたま三人の女性が登場しました。
 もちろん、この三人の顔つきや体型、ファッションセンスなど、そういうオヤジ週刊誌的な視点というか、いわゆるオトコの目から見た好みとかは、いろいろあるでしょう。

 しかし、そこから少し離れ、今回の一連の特別国怪における騒動を通じて、「いったい彼女たちは、人間としてどうなのか」と、ちゃんと見抜く目が大事だということを痛感してます(特に、野田聖子には完全にダマされてしまいましたので)。
 でも、それは難しいことではない。
 ちょっとした言葉の端々、そして、言動をも深く観察しながら、「そいつは、アタマがいいか、悪いか」。もちろん、「逆もまた真なり」ですが、「アタマの悪い女」に引っ掛かったら、人生、そこでおしまいです。

 また、長くなってしまいましたが、これから締めくくりに入ります。
 「民主主義」とは何か。
 それは、紙の書かれている憲法の条文を一字一句変えないように、わめき叫ぶことではありません。
 日常の、日々の生活の送るうえで、本当に残念なことですが、さまざまな不条理、ひどいことが起こります。
 しかし、そういうことに対して、沈黙を守るのではなく、決して、口先ではなく、体ごとぶつかって、抵抗していくことだと思います。
 なぜなら、「権利」とは、あたかも真理のように最初から存在するのではなく、それは闘い取る(権力から奪い取る)ものだからです。
 もっといえば、「生きていく権利」とは、闘い取ろうとしなければ手にすることはできないし、また、闘うことを止めれば、そこで自動的に消えてしまうからです。
 なぜなら、世の中は「権利を与えまいとする側」と、それを「奪い取る側」との絶えざる拮抗関係にあるからです。

 そして、それをもっと深く突き詰めていくとするのなら、それは「不条理なこと」に対しては断固として、「ノー」を言うことです。「不条理なものに対する、体を張った抵抗」こそが、民主主義です。
 1940年6月14日、パリ陥落に伴い、ロンドンに亡命したドゴールは、BBC放送を使って、こう呼びかけています。
 「一つの戦闘に敗れたとはいっても、それは戦争に負けたことではない。戦闘を続けるために、全フランス国民がいつでも私と一緒に行動できるよう準備してほしい。この先、どんな事態になろうとも、レジスタンスの炎は消してはならないし、それは決して消え去ることはない」
 「障害者自立阻害法案」はこの31日に衆院本会議で採決されるということですが、しかし、まだ、現時点では、成立したわけではありません。
 まあ、ここは菅直人や辻元清美あたりがどういう行動を取るのか、もう少し注目しましょう。「人間」を見極めるいい機会です。

# by toshiaki399 | 2005-10-29 21:56 | Trackback(2)

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