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小さな政府は、主権在民を殺す巨大秘密政府の樹立(chakaのチャンネル)
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投稿者 片瀬テルミドール夏希 日時 2005 年 11 月 29 日 16:18:35: x0P0raHFBfKZU
 

http://ch.kitaguni.tv/u/11162/%b1%d1%b8%ec/%b8%ec%b3%d8/%a4%bd%a4%ce%c2%be%bd%f4%a1%b9/0000295136.html

 小泉首相と自民党は、今ことあるごとに小さな政府と言い出した。また、自民党の新憲法改正案は、主権在民を明記する文言を抹殺し、国が国民を義務ずけ、コントロールできることを示唆する内容となっている。彼らは言う。主権在民を無視するものではないと。口ではそういうが、実際には、主権在民は、前文から全く抹殺されている。人は、憲法を読む時、もし、新しく出された憲法があるとすれば、前の憲法は、ほとんど見ないだろう。ましてや、前の憲法と新しい憲法を見て、内容が、矛盾している時、すなわち、一方には、国民の権利が中心に置かれ、新しい憲法にはそのことが抹殺され、国に対する国民の義務が強調されていたら、国民の権利が否定されて、国民の義務が強くなったと思うだろう。だから、憲法は、如何なる理由があっても、すべての国民に主権が存することを認め、明記しなければならない。いかに、憲法の改正が必要でも、憲法の前文に明記された、国民主権の存在が改正を可能にすることを心に銘じ、このことは必ず、憲法に残さなくてはならない。このようにしておくと、国や政府が、どんな無理難題を押し付けてこようと国民は、誰でもこれをはねのけることが出来る。憲法にそのことが記されているからそれが可能となる。わずか、半ページにも満たない国民主権の文言を抹殺する案を出した小泉首相と自民党は、最早、国民の敵となったと決し、国籍の剥奪、国外追放を躊躇してはならない。なぜならば、自民党の党員全員がこれを党の案として議決したからである。このような政党が今や、日本の議会を占拠している。日本には今一種のクーデタが進行しているのを、隠してはならない。今や、日本は国民主権を否定、無視、踏みにじる無法者に占拠されている。これを、安閑としてみている日本国民は、どうかしている。自民党は、最早、憲法の保証する政治団体の枠外となり、憲法が容認しない不法な政党となり、日本の破壊分子になった。従って、これに属する者は、すべて、この処置を取り、国籍剥奪、国外追放しなければならない。これは、憲法の命ずるところである。憲法の国民主権を無視し、抹殺するものが日本国民であることを自ら主張するのは言語道断である。今の日本が、緊急事態に置かれていることを認識すべきである。自民党そのものを日本から排除すべきである。これが出来るのは、憲法の国民主権を保証する条項による。これが抹殺されたらそれすら出来ない。国民は自分の権利である国民主権というものが、自分の命や生活を支え、それが、自分自身の幸福や幸せの土台になっていることをあまり意識しない。しかし、国民は、常に、国家や国家権力が、国民の主権を薄め、弱め、己が、どっかりとその上に乗っかろうとしていることを忘れてはいけない。日本憲法は、日本の政府や国家にとっては、確かに、押付けである。従って、これを維持しようとする私のようなものは、他国の回し者のよういい、売国奴のように言うようになるだろう。しかし、憲法の前文には、外国のためになることなど一言も無い。国民の主権を保証する憲法が、どうして、外国のためになるか、私には理解できない。今の小泉政府、自民党は、小さな政府を目指し、民間で出来るものは民間にといい、しかし、憲法は、自由による恵沢(恵み)を国全体が享受出来るようにといっている。果たして、この二つは、両立するだろうか。


 では聞こう、日本では、民間の企業が、働く者の自由な権利を認め、働けなくなった労働者をいたわり助けた、神様のようなことをした時代が、戦後を除いてあっただろうか。特に、小泉と竹中にこのことをお聞きしたい。銀行は、倒産しかかっている企業に神様のように資金を出したことがあっただろうか。出さないから、それを助ける為に、中小企業向けの金融機関が戦後設けられたのではなかったのか。何故に、そのような機関ができたのか、その根拠は。官庁や政府の御情け? それは、論外。すべて、憲法の前文に明記された国民主権の規定によるのであります。この規定があるから、中小企業者が、これを要求したとき政府も官庁も嫌々ながらでも、聞かざるを得なかったのであります。自由による恵沢を日本全土で享受するという憲法の要請はそれほど力あるものでありました。このような仕事は、すべて政府がするのが当然とおもっているから、国民には、憲法というものが殆ど理解されないのです。今の小泉政権は、これを民間に引き渡すという。正にこれは、国民主権の無視と違反であります。住宅公団の目的は、国民全員に住宅を与えようという計画の基で設けられました。官庁や政治家の御情けで、とんでもない、これも、憲法の前文の保証する国民主権によるものであります。すなわち、日本国民は、御互いに、住宅が持てるよう保証し、助け合うという憲法の要求が政府、官庁にさせてきたのであります。

 したがって、これをさせられてきた官庁には、国民主権の抹殺は悲願となっていました。しかし、小泉首相は、こうした官がするべき仕事を、廃止し、国民をハイエナのような民間に放り出そうという。これは、首相の憲法無視と違反の許されない暴挙であり、非国民的行為であります。特に、この国民主権というのは、かってのような、民間企業がしまくってきた、非人間的行為から国民を守るためのものでもあります。

 いつの時代に、民間の企業が、神様のように困った人に食べ物をあたえたり、家を与えた時代があったと首相はいうのだろう。いつの時代に、政府や国は神様のように慈悲深かったというのだろう。あなたの、父や祖父が、他の人に対してそんな慈悲深い神様のようだったとでも言うのだろうか。かくのごとく今の小泉首相は、嘘つきの天才である。

 戦後になってはじめて、日本では、中小企業は、国の金融機関の融資を受け、サラリーマンは、住宅公社の御蔭で、安い住宅に住むことが出来、病人は、高額医療でも治療が受けることが出来ようになりました。た。学校も、中学校まで義務教育となり、さらに、高等学校、大学も負担が少なく済むようになりました。これは、厚生省や文部省がお慈悲深くていらっしゃった為でしょうか。否です。それは、すべて、憲法の国民主権の御蔭です。憲法が、そのように、政治家を義務付け、企業の協力を義務付けていたからであります。もし、憲法による国民主権の保証がなかったら、決して、いまのような、恵まれた生活はなかったのです。もし、憲法に 自由による恵沢という文言がなければ、実現しなかったのです。

 人は、神様でも、仏さまでもありませんから、愛情深いわけでも、慈悲深いわけでもありません。事実、お金に目がくらんで、人を騙したり、裏切ったりしてきました。それが、今のような、時代をつくることができたのは、戦争に負けて、全員が丸裸になり、互いに、支え、励まし合わなければ生きられない状態になったためです。そこで、それまで国民に対して威張り散らしていたものや食い物にしていたものも互いに権利を認め合って、保証し合うことに同意せざるを得なくなったのです。明日を生きるために仕方なく認めたのが、主権在民だったわけです。だから、人は、御互いに奉仕をするために、主権在民をみとめたわけではないのです。また、連合軍が、それまで、気侭に振る舞っていたものを認めなかったからとも言えます。そのような人にとって、厭わしいのが、主権在民の文字とそれを記した憲法でした。いつの日かこれを外したい、自民党は、これを、苦節五十年といっているのです。

 戦前、戦中にかけて、弱肉強食の社会をつくり、政治家と企業家、地主が結託して、働く労働者、農民から搾り取れるだけ絞り、戦争にまで狩り立てよその国まで分捕ろうとしました。このような人の皮を着けたけだものが、横行していました。金持ちは、妾や、愛人をつくり金を使いまくり人を足蹴にして来ました。これが、戦後になって、急に神様になることはありえません。このような有様に直ぐ変身する民間は、官すなわち、国民が暴走や独占に走るのを監視しなければなりません。しなければ、以前同様の弱肉強食に走り、労働者を殴るけるは日常茶飯事。不良食品、医薬品は巷に溢れ、やくざが徘徊し、銀行は、中小企業が倒産しそうになると、引き剥がしを平気でし、不景気になるとリストラするようになります。また、失業者も増え、生活が出来なくなります。それには、現在失業保険という救済があります。これも、減らそうとするでしょう。このようなことを防ぎ、さらに、人々の生活を向上させようとするのは、政治家のように言いふらしているが、実は、政治家や企業化を縛る憲法と国民主権であります。

 従って、国民主権を忠実に実行するには、嘘吐きで、人を騙す民間人ではない公務員が入用となります。それは、公務員は、国民に代わって、このようなひどい民間人を監視したり、病人を見たり、困った人の世話をしたりするために憲法の要請に従って雇われるのです。、直接国民が人を雇って仕事をさせるのが目的です。このように、元来、民間には任せられなったから、雇うようになった公務員を削減するのは本末転倒というものでしょう。確かに、一部の民間企業の職場環境も変わり、改良、改善されたことは事実です。それは、雇い主が、前非を悔いていい人になったのでは決してありません。それは、憲法の国民主権のもとで、縛られておとなしく見せ、猫をかぶっていただけです。それを、まるで民間企業は、天国になったようなことを首相はいう。とんでもない嘘つきです。むしろ、世の中が複雑になり、システム、情報量も多くなり巨大化し、それに伴い組織犯罪や、キャッシュカードをめぐる犯罪もどっと増え、色々な面で公の仕事が増えています。また、公の仕事に人を雇うことによって、生活に行き詰まっている人を助けることが出来ます。税金で人を雇うことは、御情けで政治家がすることではありません。税金ですることは、すべて国民主権の実行であります。恵みが行き渡る為に国民同士が人を雇うという面も十分あり得ます。したがって、国民主権を実行に移す政府は、大きな政府になります。それは、国民同士が保証し合ったり、協働しあう面が大きくなるからです。勿論、健康安全面も政府の事業として大いに強化されます。

 このようにみると、民営化というのは、憲法の保証する国民主権の抹殺を条件に、官の業務を民間任せにすることであり、その結果は、明らかです。私が、自民党を不法政党にせよというのは、自民党の目指す、政府および政府機関は、最早、国民のものではなく、政府や政治が、自民党および世襲議員、官僚と世襲官僚、企業家と世襲企業家の三者合体の独占物となり、これに、軍隊を加えると、完全に国民の支配体制が出来上がるからです。これを完成に導くのが今回の公務員の削減です。これを首相は、予算の削減のようなさもいいことのようにいっておりますが、これによってはじめて自民党の官の独占が可能になります。憲法上では、公務員の仕事は、国民に奉仕することを建前としております。これは、国民主権もとでは当然のことです。これを充実させるには、国民の声を聞いたりというように直接国民と接触する面が多くなり、それだけ人も入用になります。

 ところが、このようなことは、電話、インターネットなど情報機器が発達した御蔭で、電話1本、インターネット通信を使えば用が足りるようになり、さらには、進んだ情報機器を組みこんだ医療機器を使えば、自宅の医療も可能になりました。 機械が人の代用を努めるようになり、その分、削減出来るというのは確かに人員削減の理由になるといっていいでしょう。しかし、機械が人の代用が出来るとすれば、その分を他の機械ではカバーの出来ない分野、例えば、警察、看護婦その他に回せばいいのにそれはしません。ここが肝心なところです。それは、国民の世話をしたり、奉仕をしたりをすることを公務にしたくないという気持ちが強くなっているからです。公務員というものを国民が雇うのではなく、国が雇い国民を管理する者とするという身分の確立をねらっているのです。これは、国民主権の剥奪を前提にした不法行為です。一般国民を公務員として雇い入れる機会を少なくし、政治家、官僚、企業家の子息で独占し、特権階級にするという意識が働いているといっていいでしょう。このようして、公務員の数を減らし、そこから一般国民をしめだすことで、官公庁を中心とする政、官、財の三者合同の秘密結社に似た、政、官、財のトップと世襲制度を中核とする巨大勢力が結成されるというわけです。これが、主権在民を抹殺する本当の意図だとしたら、国民は、どうするだろうか。

 そのようなもとでは、機械化が進めば進むほど、銀行は大衆から吸い上げた資金を企業に投入、企業は、機械化に投資する反面、リストラを盛んに行い収益を増加し、政府は、増税して、歳入を増やし、勤労者に入った金銭を巻き上げるというシステムがやがて完成します。小さな政府ということは、国民のためにする仕事を減らすことで、国民の管理業務をそれだけ強化し、国民から隔離された、秘密組織を作りやすくします。組織内部の機械化をすすめ、情報網をシステム化しコンピュータ化し、国家、国民、企業、他国に関する重要情報を集中管理し、国民を末端まで支配、管理できるようになります。これが、小さい政府の正体です。一方、少数精鋭の公務員は、エリート意識が高揚し、その仕事を民間に任せることで、仕事上の責任を免れ、苦情も聞かないで済み、非難、批判に妨げられることなく、その地位を完遂できるということになります。

 国にとって小さな政府程危険なものはありません。政府や官庁が、高度にシステム化され、国民を完全に支配できる体制を支配政党が持つことになるからです。政府は、国民の誰もが自由に接触し、利用できるものではなくではなりません。そのためには、公務員を国民が雇って公務として、民間にも出来る仕事を行うことが必要です。それは、その仕事自体を国民が監視、要求できるからです。公務の仕事を民間にさせることは、民間の独占化、寡占化を加速します。しかし、これを国が行う時、小さな仕事を民間の小さな会社にさせることが出来ます。官の仕事を民間にさせる目的は、特定企業に仕事を独占させ、その収益をこの三者合同組織がますます独占することをねらいとしています。これは、国民主権の強奪以外の何物でもないでしょう。このようなことを企む小泉首相と自民党は、いまや、国民主権を排除し、強奪し、国の占拠を企む悪党集団となりました。憲法のいう排除すべきです時が来ています。癌は早めに切除しなければ、身体中に転移し、まさかと思っているうちに命が奪われます。

 
投稿者:chaka at 07:56

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