首相　民主に大連立打診　衆院選圧勝後　前原代表は拒否 ―「西日本新聞」天木ファン

首相　民主に大連立打診　衆院選圧勝後　前原代表は拒否 ―「西日本新聞」
http://www.asyura2.com/0510/senkyo17/msg/544.html
投稿者天木ファン日時 2005 年 12 月 08 日 10:21:47: 2nLReFHhGZ7P6

首相　民主に大連立打診　衆院選圧勝後　前原代表は拒否

　小泉純一郎首相が今年九月下旬ごろ、自身に極めて近い人物を通じて自民、民主両党の「大連立」の可能性を民主党の前原誠司代表にひそかに打診していたことが七日、明らかになった。前原氏が即座に断ったため首相の大連立構想は「幻」に終わったが、衆院選で圧勝し、与党が衆院で三分の二を超える勢力を獲得したにもかかわらず、民主党に連立を持ち掛けた首相の「真意」をめぐって、与野党に大きな波紋を広げるのは必至だ。

　関係筋によると、この人物が首相の意向を踏まえて前原氏と会談。構造改革推進へ強力な体制づくりや将来の憲法改正も視野に、首相が民主党との連立を望んでいることを説明したという。

　これに対して、前原氏は政権交代可能な二大政党制の確立が必要との立場から、自民党との連立に応じる考えがないことを伝えた。

　首相は衆院選直前の八月下旬のテレビ番組収録で、選挙後の政界再編に関して「あると思う」と断言。その上で「民主党の中にも郵政民営賛成者がいる。国民が（選挙で）民営化賛成といって自民党に多数を与えてくれれば、民主党は変わってくる」と民主分裂の可能性に言及していた。

　首相としては、外交、安保政策で現実路線を掲げる前原氏の代表就任を受け、連立を持ち掛けることで分裂を誘いたい思惑もあったとみられる。

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news015.html

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