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寺田学議員(まともな民主党議員)が中国出張から帰国しました
http://www.asyura2.com/0510/senkyo17/msg/853.html
投稿者 世話をかける少女 日時 2005 年 12 月 17 日 19:50:33: IxT49uoyvizzs
 

「中国との付き合い方」

http://www.manabu.jp/diary/index.php?20051217

先日中国より帰ってきた。

今回の出張目的の一つは、
南京大虐殺記念館を自分の目で見てくること。

私は常々、
中国の歴史認識(抗日記念館等)を自分の目で確かめる必要があると思っていた。
昨今の中国の反日運動を契機に、
日本のテレビからは、
抗日記念館における感情的な表現を中心に、
中国に対して嫌悪感を抱くような報道が多々繰り返されていた。
だからこそ、報道によらず、自分の目で見てみたいと思っていた。
その点において、南京大虐殺記念館はシンボリックなもと思えた。

日中戦争のさなか、
日本兵が南京市において市民の虐殺を行った。
その数、30万人と記念館では訴えている。

この南京大虐殺については諸説存在するようだ。
30万とする説、
10万とする説、
数万人とする説
数千人とする説、
虐殺はなかったとする説。

諸説あるようだが、
現地の記念館をみるに、
その虐殺行為の無残さに虐殺人数の諸説など吹き飛んでしまう。

もちろん、
非常に感情的な展示の仕方が所々あり、
複雑な気持ちにもさせられたが、
あの記念館をみて「虐殺は無かった」と言う結論には到底至らない。

「人数を誇張している!」と憤る日本の著名人もいるようだが、
正直な話、「それがどうした」と思ってしまう。

ここに視点が二つあると思う。
「虐殺の事実に視点を置き、中国へのその点における謝意を持つこと」と、
片や、
「虐殺人数の誇張や、展示の感情的な部分に視点を持ち、
中国への嫌悪感を抱くこと」。
同じ事象への二通りのアプローチであるが、全く違った結果を生むのであろう。
戦争を知らない世代が多数になった現在である、
ゆえに、
感情的な展示へ不満感を強く抱くのも否めない。

だが、
それがメインになっては解決する問題も解決しなくなる。
やはり、多少の違和感は持ったとしても、
事実というものを主軸に私達は考えるべきであろう。
それがなくては健全な関係は築くことは出来ない。
今の日本は後者の嫌悪感が先行している。
非常に無念であり解決しなくてはならない。

さて北京において政府要人との会談がセットされていた。
毎度のことながら、会談相手がどなたになるかは直前まで明らかにならない。
そのような状況の中、
北京からは前原代表団と合流し、要人会談に臨んだわけだが、
望んでいた国家主席との会談は実現しなかった。

マスコミ等で原因とされている、
前原代表の「中国脅威論」が影響したかどうかは断定的には言えないが、
中国との付き合い方を考えさせられる北京滞在となった。

「言いたいことが言える」日中関係になることは必須である。
ただ、その関係になるまでの付き合い方が非常に難しい。
会えなければ言いたいことも言えないし、そのような関係になるキッカケも掴めない。

特にメンツを大事にし、過酷な権力闘争が繰り広げられる中国において、
中国との関係を築き上げるには細心の配慮が必要に思う。

ここにも、
「言いたい事を言って、その範囲内での関係を築く」のか、
「良好な関係を築くことを前提として、その範囲内で言いたい事を主張する」という、
二つのアプローチがあるだろう。
微妙な違いであるが、
対談する側にとってみればその違いは如実に伝わるのだろう。

二回目の中国であったが、
「中国との付き合い方」を強く考えさせられる訪中であった。
安全保障について、環境について、エネルギーについて、
様々中国に主張しなければならない課題は山積している。

だがその前に、
それらの主張を伝える事ができる環境を作る努力をしなければならない。
それは、
礼節であったり、信頼関係であったり等、
普段の対人関係と同様の行いである。

アメリカと中国では文化が違う。
はっきり主張することを美徳とするアメリカの作法を、
中国で同様に行っては、何も進まないのではないだろうか。
信頼関係が出来て初めて、はっきり主張でき、
相手の置かれている立場を配慮して議論を行う。
そんな当たり前の努力が求められている。

親中国、嫌中国、いずれにせよ、良好な関係を築かなくてはならないのだから。


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