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トホホ映画『男たちの大和/YAMATO』に感動ですと!?(反米嫌日戦線)
http://www.asyura2.com/0510/senkyo17/msg/948.html
投稿者 片瀬テルミドール夏希 日時 2005 年 12 月 21 日 07:19:45: x0P0raHFBfKZU
 

http://anarchist.seesaa.net/article/10882147.html

『男たちの大和/YAMATO』なして、こんな駄作に感動するの?

こんなんで感動して、そのまま徴兵されて、気がつけば死んでいたって事にならねばいいけどさ。苦笑

以下、ネット上の感想から…。


遠いところに存在する平和というよりも、もっと身近で人間くさい「1人の人間を愛すること」、「愛する人を守ること」の大切さが伝わってきた


遠くの平和より、近くの戦争ってか? 「愛する人を守ること」とは「自衛隊に入隊」することってことなの?

9条改悪のキャッチコピーかい?

「愛する人を守りたい」だから、自衛隊は軍隊に。「愛する人を守りたいから9条改正」

『男たちの大和/YAMATO』見て勘違いするアフォいると予想してたけどさ…だからさ、俺は思ったのよ。もっと、海軍伝統の陰湿な鉄拳制裁を、上官からのリンチを徹底的に描いてくれって。

戦争中、海軍の兵隊たちの間で、ひそかにつぎのような歌が歌われていたのよ。


鬼の「山城」、地獄の「比叡」

いっそ「金剛」で首吊ろか

ビンタ、バッタの雨が降る

天皇陛下に見せたいな

私刑と死刑、一字のちがい

うっかりすると間違えられて

あなたまかせのあの世いき

こんなこととは夢にも知らず

志願するような馬鹿もある


山城、比叡、金剛とは、日本海軍の戦艦名だ。事実、海に飛び込んで自殺する者もあったそうな。それぐらい、昔の日本軍のリンチは凄まじいものがあった。

海軍の伝統に「軍人精神注入棒」というものがある。映画でも軽く描かれていたが…。


夜、釣床(ハンモック)をおろし巡検がすむと、きまって「甲板整列」というリンチが毎晩のように始まるのである。それは「軍人精神注入棒」と称する1メートルほどの太い樫の棍棒を手にした下士官や古い兵長が、一人づつ部下の兵隊をたたきのめすのである。明治天皇による「陸海軍人に下し給える勅諭」の一節「上官の命を承ること実は直ちに朕が命を承る義なりと心得よ」をよりどころに、上官の命令は絶対的であった。「尻を出して、足を開け、手を上にあげろ!」と命ぜられると、兵隊はこの屈辱的な姿勢を拒むことができない。

戦艦「大和」の同型艦「武蔵」でそれはおこった。

「甲板整列」でひとりの少年兵が殴り殺されるという事件が起きた。役割の兵長が、酔って手元がくるって、尻にあてるつもりの棍棒が、まともに少年兵の背中をうちすえた。そのショックで心臓麻痺をおこしたのか、少年兵は担架で医務室に運ばれたときはすでに息をひきとってしまっていた。

事件はこれだけではおさまらなかった。事件の起きた戦艦武蔵は、当時、姉妹艦大和にかわって連合艦隊の旗艦になっていた。事実をありのまま司令部に報告するわけにはゆかないというのが副長を中心とするおもだった士官たちの意見であった。犯人の兵長は懲罰とか禁錮でなくて訓戒処分でおさめることにして、殺された少年兵は戦病死の扱いで水葬にふされることになったという。

連合艦隊司令長官 海軍大将山本五十六が戦死したのは、それからまもなくのことであった。山本長官の遺骨を内地に送還するため、戦艦武蔵は在泊艦隊とともに内地に向けて出航した。

まったく同じ軍人の死であっても、それはなんという違いなのか。あまりにも対照的な死だ。方やミッドウェー海戦大敗北の責任をとらず、その死は栄光につつまれたまま、遺骨は丁重に内地へ送られる。国葬にされ、軍神として崇められる。軍人としては最高の名誉だ。

一方、殺された少年兵はどうだ。犬死にである。なにもかもうやむやにされ、挙句の果てに石ころのように海に捨てられてしまったのだ。

渡辺清著『海の城』より


渡辺清は1925年、静岡県の農家の次男に生まれた。15歳になって、志願資格となったとき、彼は受付の第一日目に願書を提出した。

「俺みたいな百姓の息子だって兵隊になりゃ偉くなれるんだ」

「国を守り天皇陛下に尽くせるのは兵隊だけなんだ。その兵隊で死ねば俺みたいなやつでも天皇陛下がお詣りしてくれる靖国神社の神様になれるんだ」という気持ちから、自発的に兵士に志願する。

海軍に志願した渡辺は、戦艦『武蔵』の水兵として乗船。武蔵の最後の航海、レイテ沖海戦にて露天甲板の機銃員として地獄の体験をした。わずかに砂嚢で囲まれているだけの裸同然のなか、襲い掛かる無数の米帝機に対し撃って撃ちまくった。

渡辺ら少年兵にシゴキを繰り返していた、銃長の倉岡兵曹は恐怖のあまり砂嚢の影にへばりついたママであった。


それにしても、おれたちはこれまで彼にどれほどしごかれてきたか。甲板整列で棍棒をふるうたびに彼は言ったものだ。「貴様ら、でれでれしやがって、そんなことで帝国海軍の水兵がつとまるか」そしておれたちは、そういう彼の陰険なおどしとののしりに耐えて今日まで一途にやってきたのだ。それが、真の勇気を要求される今になって、当の本人がこのざまだ。

渡辺清著『戦艦武蔵の最後』より


渡辺が戦艦武蔵で体験した実際の戦争は凄まじいもので、『男たちの大和/YAMATO』での描写なんぞ、「小学生の学芸会」のレベルでしかない軽いモノだ。


おれのすぐ眼のまえに、下士官が一人うつぶせに倒れていた。破片で後頭部をさかれ、そこからさっきまでものを考えていたうす赤いどろりとした脳液が、襟首をつたって甲板にくず粥のように流れていた。見ると耳たぶの下にも、砕けた瓦のような小さな破片が突きささっている。抜きとってやろうと思って、さわってみると、それは飛びあがるほど熱かった。
 おれは甲板の血のりに足を滑らせながら、できるだけ頭をさげて自分の配置のほうへ這うようにして進んでいった。ときおり足の裏にぐにゃりとくるのは、散らばっている肉のかけらだ。それは甲板だけではなかった。まわりの障壁や通風筒の鉄板にも、ちぎって投げすてた粘土のようにはりついていた。
 めくれあがった甲板のきわに、焼けただれた顔の片がわを、まるで甲板に頬ずりでもするようにうつむけて、若い兵隊が二人、全裸で倒れていた。一人はズボンの片方だけを足に残していたが、いずれもどっからか爆風で吹き飛ばされてきたものらしい。皮膚は、まともにうけた爆風で、ちょうど一皮むいた蛙の肌のようにくるりとむけて、うっすらと血を滲ませている。とっつきの高角砲座の下にも何人か転がっていたが、一人はひっくり返った銃身の下敷きになって、うわむきにねじった首を銃身でジリジリ焼いていた。
 そこから少し先へいくと、応急員のマークをつけた、まだいかにも子供っぽい面長の少年兵が、何かぶよぶよしたものを引きずりながら、横向きになってもがいていた。歯をくいしばって振っている顔は、すでに死相をうかせて土色だった。見ると、腹わたをひきずっているのだった。腹わたは血につかって彼の足元にもつれた縄のようにひろがっていた。うす桃色の、妙に水っぽいてらてらした色だった。少年兵は途方にくれながら、わなわなふるえる両手でそれをかきよせ、もう一度それをさけた下腹の中へ一生懸命押しこめようとしていたのだ。そうすれば、またもと通りになると思ってでもいるように・・・・・・。

砕かれた頭蓋骨、どろどろの脳液、吹っとんだ首、縄のようにもつれた腹わた、ちぎれた手足、そして床一面の血だ。血は折り重なった死骸の下をあらいながら、入り口のへしゃげた防水扉の隙間から通路がわへぴたぴたと流れ出た。天井やまわりの壁もはねた血でずっくり濡れ、ところどころ肉片が平たくはりついていて、そこからも血の滴りが雨だれのように垂れていた。

その死は一様に醜く無残だった。『勇ましい』ものでもなかった。『立派なもの』でもなかった。『美しい』ものでもなかった。みんな踏みつぶされたボロ布か虫けらのように死んでいった。

渡辺清著『戦艦武蔵の最後』より

レイテ沖海戦1944年10月24日の日没を過ぎ、「浮沈戦艦」武蔵は数発の雷撃機による魚雷を受け、沈もうとしていた。


突如「総員退去」の命令が下った。しかし、艦には救命艇は一切なかった。板切れ一枚もない。乗員を動かしているのは、もはや艦長ではなく、血も凍るような死の恐怖だった。

するとその時だ、ざわめいている後ろのほうから、

「御真影(天皇皇后の写真)だ、どけ、どけっ」

と、人をどかすのを当然と心得たような、居丈高な叫び声が、耳を刺すように聞こえた。

みんな先を競って飛び込んだが、なかには飛び込む決心がつかなくて、血相かえてそこらを狂ったように飛び廻っているものもいた。泳げない兵隊たちだった。

大抵まだ入団して日の浅い15,6歳の少年兵だった。戦局が逼迫していたので、彼らは海兵団でも泳法はほとんど教えてもらえなかった。ただ短期の速成教育をうけただけで、そのまま艦に送り込まれてきたのだ。そのうちの3,4人が、肩をくっつけ合って斜めに傾いた旗竿にしがみついて叫んでいる。

「お母あさーん、お母あさーん…」

おれは彼らのそばを駆け抜けたが、どうしてやることもできなかった。ひと声、声をかけてやることすらも…。俺は自分のことしか考えていなかった。自分のことだけで精一杯だった。

渡辺清著『戦艦武蔵の最後』より


大和が沈没したときも御真影が優先されたのだろうか。死を前にした彼らの恐怖の叫び声は、『男たちの大和/YAMATO』には描かれていなかった。少年たちの恐怖の叫び声は映画からは聞こえなかったのである。

posted by 死ぬのはやつらだ at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本軍の真実

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