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耐震強度、「どの調査信じれば?」 / 結果の食い違い多発(asahi.com)【自治体基準で判定すると日本列島瓦礫の山】
http://www.asyura2.com/0510/senkyo17/msg/960.html
投稿者 gataro 日時 2005 年 12 月 21 日 11:06:25: KbIx4LOvH6Ccw
 

2005年12月19日12時14分
http://www.asahi.com/national/update/1219/TKY200512190157.html

 自治体や民間検査機関が姉歯秀次元建築士(48)が構造計算書を偽造した建物の耐震強度を調べ直したところ、結果が大きく食い違うケースが生じている。調査手法が一律でないためだ。関係者の間では調査の信頼性をめぐり戸惑いの声も上がっている。

 奈良県大和郡山市のビジネスホテル「サンホテル大和郡山」。奈良県は16日、耐震強度を調べ直したところ、基準の47%しかなかったことを明らかにした。震度5強の地震で倒壊の恐れがあるという。

 このホテルについては、建築確認をした民間検査機関・日本ERI(東京都港区)が強度を再調査した際は基準の94%という結果が出た。建築主の総研ビー・エイチ企画(東京都千代田区)が設計者に依頼した再計算結果は63%だった。

 3通りの計算結果が出た理由について奈良県建築課の担当者は「日本ERIや建築主とは、建物にかかる地震の力の解析方法に違いがあった」と説明する。

 地震の時は建物にねじれるような力が働く。県の再計算では、この力を立体的に解析する手法を採ったが、日本ERIは縦、横方向だけで解析していたという。

 下の階ほど大きくなる地震時の荷重の計算で、各階ごとの配分方法でも県と違いがあった。県は「日本ERIのやり方も違法ではないが、やや一般的ではない手法だったようだ」とする。

 北九州市のホテル「アルクイン黒崎」でも食い違いがあった。建築確認をした日本ERIは11月30日、「構造計算書の偽造があった」と市に報告する一方、「建物自体の強度は基準を満たしている」と発表した。

 しかしホテルの運営会社が構造計算の再計算をしたところ、耐震強度は87%だったという。市の実地調査の結果、耐震補強工事で対応できる見通し。営業再開を目指すホテル関係者は「振り回された」と話している。

 日本ERIは奈良のホテルについて「県側の計算手法とは違うようだが、当社の計算が甘いとか正しくないということはない」と話している。

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