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掲示板「2ちゃんねる」は追い詰められているのか ―管理人に１１０万円賠償命令、中傷書き込み放置
２ちゃんねるといえば色々と事件が起きているが、また以下のようなことが起きた。
２ちゃんねる管理人に賠償命令 掲示板での中傷放置( asahi.com )
http://www.asyura2.com/0510/news2/msg/373.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 20 日 22:34:54: KbIx4LOvH6Ccw
どんな書き込みかは詳細は分からないが、程度の低いものだったことは想像できる。
一部、別の記事で紹介されている。
米国出身・有道出人さん「掲示板で中傷された」 ２ちゃんねるに削除義務 地裁支部賠償命令（北海道新聞）
http://www.asyura2.com/0510/news2/msg/377.html
投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 21 日 02:22:23: Lif1sDmyA6Ww.
2ちゃんねるの管理人である西村博之氏がこの削除要求を知っていたのかは分からないが、少なくとも本人からの連絡が来ていたのを放置したのは問題であると考える。
責任において、元は書き込んだ人が問題だが、要するに大勢の人の目に触れるということを考えると管理人がその削除を怠ったのは、結果として有道出人氏の名誉を傷つけることを助長させたといえる。まして「2ちゃんねる」という新聞・テレビでも取りあげられるほど有名になったいわば「メディア」でありその影響力は計り知れないものがある。
「電車男」や「のまネコ騒動」などで去年は一層有名になった2ちゃんねる。だが、その発展とは逆にこういうネット掲示板においての道徳や規範において裁判所が常識ある判断を下したと思う。
言論の自由はもちろん保障されなければならない。それは憲法にも明記され、重いものである。しかしあまりにも根拠のない、それも中傷に満ちた書き込みは果たして「言論」としての価値があるのだろうか。
この裁判所の判決によってすぐに2ちゃんねるがどうかなるとは思わない。しかし、2ちゃんねるで多く見られるおよそ人の感覚を失った書き込みに対して私は裁判所がそれを断罪したのではないかと見ている。
2ちゃんねるという世界においては通じる常識でも、それが一歩現実の社会にでればまったく通用しないということを感じさせられた判決だったように思う。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。