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多国籍軍のイラクからの全面撤退または本格撤退の後の
イラクからイスラエルに至る地域の緊張関係を想像して見よう。
イラクの混乱がどの程度のものとなろうとも、
イスラム抵抗勢力の抵抗力は増大・拡大し、
パレスチナ抵抗運動との連携が現実化する可能性がある。
従って、イスラエル存在の防衛の為には、
シリアとレバノンに介入してこの地域を「防護壁」に変えてしまう必要性が考えられているであろう。
今後は、この地域にイラクからの抵抗運動の影響力の拡大が予測されるからである。
従って、イスラエル防衛の為の「イラク戦争」は、米国の敗北により、
主な戦闘の舞台をシリアとレバノンに移しても不思議ではない。
敗北・失敗により、新たな防衛を行なわなければならなくなったわけである。
とりあえずは、アッバス指導のパレスチナを応援しつつ、軍事行動の準備をしつつある事も考えておかねばならないだろう。
シリア、レバノンでの対イスラエル抵抗運動の拡大にイラクのシーア派の関与が拡大するとイランにまで紛争が飛び火してゆく。
◎この様な情勢の下で陸自の撤退後も日本の航空自衛隊輸送機だけが居残ることになれば、輸送機はイラク以外の戦闘への支援をもやらされる事にもなるだろう。
しかし、シリアとレバノンへの軍事的・政治的介入は、これ等の国とヨルダンを含めた地域を、「アフガニスタン・パキスタン化」してしまう事になり、収拾できない混乱に追い込んでしまうことになるだろう。
以上の様な事情から見ても解かるように、イラク戦争はそれだけで終わる事は無い。
◎今回のハリーリ氏暗殺事件の国連の調査に警視庁の職員が参加しているのは、どの様な事情によるものであろうか？
事件に日本で盗難に遭ったトラックが使われた事から、過去の韓国での文世光事件を思い出すのである。
この事件では、日本で警官から奪った拳銃が犯行に使われたのである。
武器は、韓国からも北朝鮮からも調達できた筈であったが、その方法は使われず、日本で調達すると言う込み入った手口がわざと使われたものであると考える。
文世光個人の犯行と見せかける為のものであろうと考えている。
http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/news/020914-073043.html
金総書記、朴大統領狙撃で謝罪
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/01/20/20050120000062.html
【レバノン元首相暗殺事件】対シリア国連決議案作成へ 米、制裁視野に強硬姿勢 ［共同通信］
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/745.html
投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 22 日 02:47:35: Mo7ApAlflbQ6s
「レバノン元首相暗殺事件に使われた自動車は、昨年10月に神奈川県で盗難されたもの」 捜査員（読売新聞）
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/726.html
投稿者 田中大也 日時 2005 年 10 月 21 日 13:20:43: wfVksbjV/Swxo
航空自衛隊だけが残って、どうして「人道復興支援」になるのか？ 全く逸脱している。「軍国化日本」を近隣に印象付ける狙いか？
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/725.html
投稿者 新世紀人 日時 2005 年 10 月 21 日 13:09:04: uj2zhYZWUUp16
◎陸上自衛隊のイラク撤退後（５月？）も、航空自衛隊が居残るとなれば、日本の近隣諸国は、「日本は戦争に参加し、本格的な戦争への準備をしつつある」と看做してゆく。
小泉首相の靖国神社参拝もこの文脈で近隣諸国は解釈をする。
彼が「二度と戦争をしない事を誓って参拝する」と言っても、国際社会は「行動から判断」する。「小泉と日本は嘘つきだ」と彼らは思うのだ。
小泉はまことに危険な人物だ。
１７日の参拝により、来年の参拝日のおおよその予測が出来よう。
８月１５日又は、正月三が日、一月中、大祭の時、
辺りであろう。
平和政策を推進する政権を打ち立てなければ日本は滅びてしまうのだ。
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