★阿修羅♪ > 戦争76 > 179.html
 ★阿修羅♪
イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/12,13
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/179.html
投稿者 white 日時 2005 年 11 月 15 日 18:51:58: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/12,13

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106640548?page=1#106640548

――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□
イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2005/11/15 (火)

         ※ 今日紹介する主な内容 ※

2005年11月13日付 
 ◇ラマディ: 米兵が銃乱射し教員など市民13人を殺戮
 ◇グリーン・ゾーン近くでレジスタンスが海兵隊と交戦
 ◇ 同上 : 戦闘でアメリカ人契約者4人が死亡
 ◇アマラ: イギリス兵がスンニ住民を急襲、若者を拘束

2005年11月12日付 
 ◇カイム: 新たな遺体発見で米軍による民間犠牲者97人に
 ◇カラビラ: 朝の戦闘で米兵15人死亡
 ◇カラビラ: 米兵が負傷したレジスタンス戦士を殺害
 ◇バクーバなど主要都市で米軍が大規模な掃討作戦

--------------------------------------------------------------------
□イラク・レジスタンス・レポート 11月13日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 13 November 2005
--------------------------------------------------------------------
http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1105/iraqiresistancereport_131105.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province

◇ラマディ: 米兵が銃乱射し市民13人を殺戮
US troops go on shooting spree in ar-Ramadi, gun down 13 Iraqi civilians

 イスラム・メモ 13日午前10時10分

 13日朝、ラマディの中心部を米軍が車でパトロールしているとき、特定
の理由もないのに米兵がイラク人市民に発砲した。このアメリカ兵の乱射に
よってイラク人13人が殺戮された。

 ラマディにいるイスラム・メモ通信員は、死亡者のなかにはアンバル大学
の教授、ラマディ中学校の教師、ラマディ総合病院のスタッフなどが含まれ
ていたというオサマ・アル・アニ医師(ラマディ総合病院)の証言をレポー
トした。アメリカ兵が訳もなく発砲したとき、彼らは皆、勤務先に向かって
いるところだった。


◆バグダッド Baghdad

◇グリーン・ゾーン近くでレジスタンスが海兵隊と交戦
Resistance fighters battle US Marines, Iraqi puppet troops near “Green Zone”

 イスラム・メモ 13日午後7時35分

 この記事が書かれているとき、バグダッドの共和国宮殿いわゆる「グリー
ン・ゾーン」周辺から4キロのあたりにおいて、断続的な武力衝突がイラク
・レジスタンスと米海兵隊およびイラク軍とのあいだで展開されていた。そ
こはアメリカ人が占領統治の司令部を置いているところである。

 バグダッドに滞在するイスラム・メモの通信員は、「グリーン・ゾーン」
から4キロと離れてないところで、レジスタンス戦士20人以上が米海兵隊
およびイラク軍「特殊部隊」と交戦中とレポートした。米軍ハンビー2台が
発砲しているのが目撃され、米軍ヘリが頭上を旋回するなか、米軍は拡声器
から夜間外出禁止命令を発した。

 夜間外出禁止令が出されたあとは、イスラム・メモ通信員は戦闘を詳しく
取材しつづけることができなくなった。


◇グリーン・ゾーン: 戦闘でアメリカ人契約者4人が死亡
Four American contractors serving the US occupation reported killed

 イスラム・メモ 13日午後6時50分

 傀儡イラク軍のある将校がバグダッドのイスラム・メモ通信員に、イラク
・レジスタンス勢力がバグダッドの共和国宮殿あたり、いわゆるグリーン・
ゾーンに攻撃をしかけたと語った。

 イスラム・メモは、13日午後の攻撃でアメリカの「民間人」4人が死亡
したという情報提供者の証言を報じた。あるイラク軍将校はイスラム・メモ
に、グリーン・ゾーンで占領当局のために仕事をしていたイラク人11人も
その攻撃で死亡し、そのうちの何人かはイラク軍兵士だった告げた。この情
報提供者はアメリカ人の民間人というのは米軍のために雇われて仕事をして
いた契約者だ(訳註:傭兵の場合もこれと同じ表現が使われることが多い)
と話した。

 米軍側はレジスタンスがグリーン・ゾーンを攻撃したことを明らかにし、
物的な損害があったことを認めた。また米軍発表は、「アジアの国籍」を持
つ1人を含めて4人が負傷したと述べた。


◆マイサン州 Maysan Province

◇アマラ: イギリス兵がスンニ住民を急襲、若者を拘束
British, Iraqi puppet troops raid Sunni homes arrest dozens of youths

 イラク南部の都市アマラで、イギリス軍が急襲作戦を展開し、捜索と拘束
をおこなった。イラク軍兵士も参加したイギリス兵による掃討作戦のターゲ
ットは、市内に住むスンニ派住民の家屋だった。

 市内在住のイスラム・メモの通信員は、イギリス軍とイラク軍の兵士が現
地時間13日午後2時に民家26軒を急襲し、なんらの訴えもされていない
スンニ派の若者41人以上を拘束していった。

 拘束された男たちの妻や親類たちは、アマラ市中心部にあるジュムアー地
区では、イギリス兵とイラク兵が宝石、金銭その他の貴重品を作戦の過程で
盗んでいったとイスラム・メモに証言した。

 この作戦は48時間内に同市で遂行されたものとしては2度目のものだっ
た。傀儡のアマラ市長代理による発表においてさえ、前夜におこなわれた同
様のケースでは、23人のスンニ派教徒が拘束されたが、彼らを告発する罪
状は何もなく、市長代理はこの急襲作戦を「理解しがたい」と指摘した。

 
◆アンバル州 Al-Anbar Province
 ◇ラマディ: 米兵が銃乱射し市民13人を殺戮
 ◇ファルージャ: 東の旧道で米軍パトロールを爆弾攻撃
 ◇アブグレイブ: 道路脇の爆弾が米軍パトロールを襲う

◆バグダッド Baghdad
 ◇グリーン・ゾーン近くでレジスタンスが海兵隊と交戦
 ◇グリーン・ゾーン: 戦闘でアメリカ人契約者4人が死亡
 ◇グリーン・ゾーン入り口で車爆弾、米兵死亡
 ◇東部のハイウェイで爆弾、米兵1人死亡、2人負傷
 ◇米・イラク合同軍基地に旧距離ミサイルで攻撃
 ◇ジュンフリヤ橋近くで爆弾破裂、傀儡警察に死傷者

◆バビル州 Babil Province
 ◇ラティフィヤ: ハイウェイの路肩爆弾が米軍戦車を破壊

◆ディヤラ州 Diyala Province
 ◇バクーバ: 120ミリ迫撃砲で米軍司令部を攻撃

◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
 ◇タリミヤ: レジスタンスが迫撃砲で警察署攻撃

◆ニネベ州 Ninwa Province
 ◇モスル: 米軍の燃料輸送車列を爆弾攻撃、米兵死亡
 ◇モスル北西: イラク軍パトロールを自動車爆弾で攻撃

◆タミン州 At-Ta’mim Province
 ◇ハウィジャ: 米・イラク軍パトロールを道路脇爆弾が襲う

◆マイサン州 Maysan Province.
 ◇アマラ: イギリス兵がスンニ住民を急襲、若者を拘束


--------------------------------------------------------------------
□イラク・レジスタンス・レポート 11月12日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 12 November 2005
--------------------------------------------------------------------
http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1105/iraqiresistancereport_121105.htm

◆バース党がイザト・イブラヒム・アッ・ドゥーリの死を発表

 イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の次の記事をどうぞ。

※ バース党はサダム副官の生存を宣言 11月13日
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005Saddam_lieutenant_is_alivehtml.html

※アラビア語を読める方は次の記事をどうぞ
アルバスラ・ネット (バスラ特報)
 −−ドゥーリ死亡の声明は偽造されている−−
http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/1105/dorri_131105.htm


◆アンバル州 Al-Anbar Province

◇カイム: 新たな遺体発見で米軍による民間犠牲者97人に
Recovery of more bodies brings
civilian death toll from US offensive on al-Qa’im to 97 killed

 11月10日から展開された米軍のカイム攻撃期間中、民家で殺されてい
た一般市民41人の遺体をイラク人救急チームが掘り出した。この新たな遺
体発見で、米軍攻勢で殺害された一般市民の数は97人に達した。

 救急サービスの責任者オマル・アル・オバイディ医師は、イスラム・メモ
に、今回発見された41人のうち18人が子どもで12人が女性、他の11
人が男性(うち7人は高齢者)だったと話した。オバイディ医師はそれらの
遺体がまだ新しく、5日前というより今朝死んだかのようだ説明した。

 良心的な人々が志願して、通信員が記事を書いているときも、カイム市郊
外に特別に設けられた墓地で殉教者の埋葬作業をしていた。


◇カラビラ: 朝の戦闘で米兵15人死亡
Fifteen American troops reported killed in Saturday morning battle

 イスラム・メモ 12日午後5時25分

 カイム市東方のカラビラ村にいるイラク・レジスタンス戦士が12日朝、
米軍と戦闘をおこなった。

 カイム市のイスラム・メモ通信員は、傀儡(かいらい)イラク軍のカミル
・アル・ムサウィ中佐の証言として、12日正午、レジスタンス戦士とアメ
リカ占領軍との間で4時間続いた戦闘において、米軍車両4台がカラビラ村
で破壊されたことを報じた。

 ムサウィ中佐は、レジスタンス戦士の集団は、一部は他のアラブ諸国から
の志願者と思うが、カイム市内の戦闘が終結したと10日に発表されたあと
も、その後の48時間、アメリカ軍への攻撃をおこなってきたと語った。

 しかしイスラム・メモ通信員の観察したところでは、アメリカ軍がカイム
の中心部を占拠したあとも、カラビラ村の北部全域をレジスタンスが掌握し
ていた。カラビラ村に住む目撃者はイスラム・メモに、その戦闘で少なくと
も15人の米兵が死亡し、他に負傷者もいたと語った。米軍の救急ヘリが戦
闘後に到着し、米軍の犠牲者を収容した。

 一方、イスラム・メモとの独占インタビューに応じたレジスタンスの指揮
者は、12日朝に始まり昼まで続いた戦闘で、レジスタンス側は2人の戦士
を失ったと話した。同指揮官はまた、他に5人の戦士が負傷したが、「その
全員が体調良好で神に感謝している」と述べた。


◇カラビラ: 米兵が負傷したレジスタンス戦士を殺害
US soldiers kill wounded Resistance fighter in house in al-Karabilah

 カラビラにおける別の事件として、カイム地域の戦闘終結後に、米軍は民
家への急襲作戦をおこなった。アメリカ兵はある建物のなかで負傷したレジ
スタンス戦士を発見し、そのまま銃撃して即死させた。

 レジスタンス戦士の体からは、ほとんどが頭部とその近くだが、30発以
上の弾丸が見つかった−−目撃者の証言をイスラム・メモ通信員が伝えた。
発見者によると、その負傷したレジスタンス戦士はたった1丁のピストルし
か身につけていなかった。

 12日午後7時35分の速報において、カイム発のイスラム・メモは、そ
の時点で、アメリカ軍がカラビラ村に激しい軍事作戦を展開中だと報じた。


◆ディヤラ州 Diyala Province

◇バクーバなど主要都市で米軍が大規模な掃討作戦
US launches major sweep through Ba‘qubah and other major cities

 12日午後5時15分の速報において、バクーバ発のイスラム・メモは次
のように伝えた−−米軍および傀儡イラク軍は、イラク・レジスタンスを壊
滅させることを狙って、ディヤラ州において大規模な軍事作戦を開始したと
発表した。

 バクーバにいるイスラム・メモの通信員は、作戦がバクーバ、ハリス、ブ
フリズ、バニ・カンアン、アブ・サイダ、ヤルムーク、タハリルの諸都市で
始まったとレポートした。バクーバ市の中心部に滞在する通信員は、何百人
もの米兵が戦車、装甲車、攻撃ヘリ、米軍機の支援を受けて、さらに数千人
のイラク軍兵士を同伴して、この掃討作戦に参加していると書いた。

 占領軍側にとって、作戦の第一段階はそれら諸都市の出入り口を封鎖する
ことで、現地の病院を急襲・占拠する計画を立てている。アメリカ軍は、負
傷したレジスタンス戦士を受け入れたり治療行為をおこなえば、いかなる医
師あるいは救急スタッフであれ拘束すると脅迫した。

 このあと午後5時45分のイスラム・メモにおいて、バクーバにいる通信
員は、米軍がバクーバ全域ではげイイ掃討作戦を遂行中だとレポートしてき
た。おびただしい数の住民が、縛られて目隠しされたり、米軍のトラックの
乗せられているのが目撃された。

 米軍に拘束された者のほとんどは2003年春のイラク侵攻以前にイラク
軍将校だった者だと通信員が伝えた。

 クドス・プレスは、11日から12日にかけての夜間、ハーン・バニ・サ
ドとミクダディヤの町を急襲し、その地域の住民約200人を拘束したと報
じた。

 ディヤラ州の副知事アウフ・ラフミは、政府軍は宗教上の識別にもとづい
てのみ住民を検挙していると発表した。クドス・プレスは、今回の掃討作戦
が12月に予定された米国の支援する「選挙」に先立って、一帯からスンニ
派教徒を取り除く試みであるというラフミの言葉を引用した。ラフミは米占
領軍に協力するスンニ派組織・イスラム党の党員であり、掃討作戦はスンニ
派アラブ人だけをターゲットにしていると語った。拘束された者のなかには
バクーバ地方評議会の議員もいると彼は言ったが、その全員がスンニ派教徒
である。またラフミは、拘束されたうちの1人はハーン・バニ・サドのイス
ラム党幹部だと説明した。

 12日午後9時55分のイスラム・メモ速報は、バクーバ地方評議会の関
係者が米軍は既に412人の現地住民を検挙したが拘束作戦はまだ実行中だ
と語ったことを伝えた。

 イスラム・メモの通信員は、拘束された者の全員がスンニ派教徒であり、
そのなかには動けない者と15歳未満の若者も数人含まれているとレポート
した。

□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
 オリジナル:
   http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
   英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
 日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
   http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
   メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□

読者登録/解除は右から http://www.mag2.com/m/0000169265.html


 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 戦争76掲示板



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。