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｜｜｜｜｜｜｜ シオンとの架け橋
＿＼＼｜／／＿ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(7日)イスラム聖戦が戦闘で自治警察を撃退
★(8日)リクードの暫定議長もカディマに移籍
★(9日)アイヒマンの側近が９５歳でまだ生存か
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2005年12月7日（水）
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＊国防軍はネタニヤでの自爆テロ犯人の父と兄弟を逮捕。さらにイスラ
ム聖戦のメンバーを徹底的に攻撃する準備を進めている。しかしイス
ラム聖戦は小さな細胞組織が多く、有効な対処は難しい。(P,H)
＊自治警察がナブラスでイスラム聖戦のメンバー３人を逮捕。他の逮捕
作戦は、アルアクサ殉教団も加わった抗戦で失敗した。イスラム聖戦
は自治警察の動きを「とんでもないこと」だと非難した。(P,H,I)
＊国連安保理はネタニヤでの自爆テロについて非難決議に失敗。唯一の
アラブ国であるアルジェリアが決議の文言に反対したため。(H)
＊回復の見込みが無い病人の生命維持装置を切ることを認める安楽死法
が国会を通過。提案以来６年越しで議論が行われていた。(P,7)
＊バラク元首相と離婚したナベ・バラク夫人もカディマに参加を表明。
ナベ夫人は国民的に人気が高く、女性から尊敬されている。(P)
＊シナイ半島に滞在中のイスラエル人に対し、政府が即時退去を勧告。
誘拐工作が進んでいるとの情報が入ったため。(P,H)
＊自治政府のアッバス議長が、ファタハ予備選挙での混乱に激怒。「こ
んな状況では選挙に負ける」と語った。選挙では若手が大勝している
が、最終決定は議長の裁量で旧勢力が維持される見込み。(P)
＊収監中のハマス指導者ユセフが全武装勢力に対して停戦遵守を要請。
しかし、ネタニヤでの自爆テロは正当だとの考えを示した。(H)
＊違法入植拠点の実態を調査し、対応策を提案したのに、この９ヶ月間
に対策が進んでいないと、調査したサッスン氏が苦情。(P)
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2005年12月8日（木）
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＊防護壁の建設は３５％が完了したとモファズ国防相が発表。完成は当
初予定より大幅に遅れ、２００６年末になる見込み。(P,H)
＊ガザのラファで昨日、テロ組織ＰＲＣ指導者のアルカンを国防軍がミ
サイルで殺害。同組織は報復を宣言した。(P,H,I)
＊リクード暫定議長のハネグビ氏がカディマに移籍すると発表。党規に
暫定議長辞任後の定めが無いため、１９日の予備選挙で新体制が決ま
るまでは５人の閣僚が運営を行うことになった。(P,H,7,I)
＊先週バルセロナでパレスチナ人とイスラエル人による「平和チーム」
がスペインのチームと親善試合。しかし、パレスチナのサッカー協会
はこの試合に参加した選手を処罰する構え。(P)
＊ネタニヤフ氏が、リクードの政策を右傾化する方針を表明。シャロン
首相のカディマとの差別化を図り、党内右派の結束を高める。(P)
＊労働党のペレツ党首が、１月１７日に予定されている予備選挙の日程
繰上げを検討中。早く候補者を決め、総選挙に向けた準備に時間をか
けるのが狙い。しかし党内からは不満の声が出ている。(P)
＊有権者が国の最大の問題としたのは、貧困が２９％。教育が２１％、
治安問題が１５％だった。各党は治安だけでなく貧困対策を選挙戦略
の中軸にするよう、軌道修正を迫られている。(P)
＊ロンドンで１５世紀以来の反ユダヤ的風刺漫画の展覧会。コレクショ
ンを公開したコーヘン氏は、風刺と反ユダヤ主義の線引きは難しいと
しながらも、シャロン首相批判の漫画は反ユダヤ的だと語った。(I)
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2005年12月9日（金）
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＊国防軍がガザでアルアクサ殉教団の幹部２人をミサイルで殺害。付近
にいた６人も負傷した。また、ガザ北部ではパレスチナからの砲撃と
国防軍の反撃が続いている。(H,I)
＊カツァブ大統領が国会の解散を宣言。この手続きにより、シャロン首
相は国会の議決を経ずに暫定政権を構成することができる。実際に解
散が実施されるのは２９日となる。(P,H)
＊昨日エルサレムの北にある検問所でパレスチナ人が国防軍兵士をナイ
フで刺殺。アルアクサ殉教団が犯行声明を出した。(P,H)
＊イランのアフマディネジャド大統領がまたもや「ホロコーストは無か
った」と発言。イスラエルの外務省担当者は「イランに幻想を抱く人
々は、この発言を聞いて目を覚ますべきだ」と警告した。(P,H)
＊ネタニヤでの自爆テロで、犯人に発砲しなかった警官の行動を警察が
検証中。調査担当者は、問題は無かったと語っている。(P,I)
＊国際赤十字社が「レッドクリスタル」の標章を正式採用したと発表。
これでイスラエルのＭＤＡにも加盟の道が開ける。(P,H)
＊ナチスのアイヒマンの側近で、現在９５歳になるブルンナーが偽名に
よりブラジルで生存か。しかし本人は別人だと主張している。(H)
＊西岸地区とガザの安全通行の交渉を、政府が無期限に延期。自治政府
がテロ組織と戦うとの約束を守るのを待つため。(H)
＊アフガニスタンで行われた世論調査で、米軍によるタリバン政権打倒
はアフガニスタン人にとって良かったとの意見が８７％に。(P)
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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