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ブッシュ「戦争動機は間違いだったが、正当性は変わらない」(コリエレ紙)〜仏独にも言及
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/885.html
投稿者 kamenoko 日時 2005 年 12 月 15 日 05:26:14: pabqsWuV.mDlg
 

ブッシュ「戦争動機は間違いだったが、正当性は変わらない」(コリエレ紙)

05年12月14日

 「仏独が介入しなかったのは、独裁者から支払われたリベートのため」
 米大統領「我々の情報局の情報は間違っていたが、サダム廃位の決断は
      正しかった」

NY発 -情報局の誤りで基本の前提条件は間違いだったものの、対イラク戦争は
正しかった。 おそらくここ2週間の世論調査の結果に励まされたであろう
ジョージ W.ブッシュ米国大統領は不人気で批判の多いイラク戦争を、バグダッドの
まぼろし兵器についてのアメリカスパイ作戦を単独エラーと強調しつつ、戦争に
駆り立てた決断は正しかったと擁護した。

 間違った情報
「イラクについての情報局の情報のlarge partは間違っていた」と認めたブッシュ氏
だが、これは戦争が正しくなかったという意味ではない。 「この野蛮な独裁者の
話を念頭に置き、また911の苦い教訓から、サダム・フセイン排除の私の決断は
正しかった。 サダムは脅威だった。 彼が権力を失ったことで、米国民と世界は
より安全になった」 ワシントン ウッドロー・ウィルソン センターで外交政策
専門家たちを前に述べた。  8月から絶えず40%以下だった大統領の人気度は、
ゆっくり上昇中とみられ、批判を浴びるイラクミッション進捗に対するホワイト
ハウスの楽観的なメッセージが機能したとみられる。

 サダムの脅威は甚大
内政干渉論者の大統領ウッドロー・ウィルソン氏に捧げられたセンターでの、
イラク戦争勝利戦略講演の4回目 最終日においてブッシュは、ホワイトハウスが
情報局の証拠のこじつけ解釈と歪曲で議会と米世論に戦争の切迫性を説いたと
抗議する民主党に回答。 民主党の反対を ’集団楽観論(or楽観主義の政党)
と非難し、テロとの戦いにおける内政干渉の必要性を擁護した。 サダム・
フセインは米国の安全に対する甚大な脅威を作っていた。大量破壊兵器の時代に
おいて、そして911の悲劇の後で、その脅威は反発なくして看過できないもの
だった。 「大統領として私は戦争遂行決定に責任がある。そして間違いの修復
にも責任がある。 よって私は情報局再編成に着手した」。 とはいえ、あの
情報局の情報は、世界のシークレットサービスで共有されたものだった。

 仏・独のリベート
欧州同盟国のドイツとフランスがアメリカ路線に従わなかったのは、石油と人道
支援物資交換プログラムにおいて、サダム・フセインからそれらの国々の代表者に
支払われたリベートによるかもしれない。 「戦争後にCharles Duelferが主導
した捜査において、サダムが湾岸戦争後の経済制裁をかいくぐる意図で
国連Oil for Foodを国や企業に影響を与えるために利用していたことが暴露
されたのを思い出すべきだ。 そして経済制裁が解かれ、国際社会の監視が
逸れた時点で、軍拡への道を再び歩む意図をもって」。

 イラク選挙
ブッシュは明日のイラク選挙を「アラブ世界における唯一の合憲民主国家」の
「自由の歴史の分水嶺」と位置づけた。 また民主主義への移行は「忍耐と
決意」が求められると認めつつも、「中東に希望の導き手となり」それは
「米国民のinterest」と付け加えた。 この動機から、バグダッドの親米政府に
異議を唱えるテロリストやサダムの支持者に’完全な勝利’を収めるまでは
米国は撤退しない。

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2005/12_Dicembre/14/bush.shtml

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