（当時は、だいたい、こんな感じでした）

私が東大助教授に執拗に質問したのを見ていたはず。二次会で、
助教授が緊張気味で遠慮がちなのに、ずけずけと東大の人は
馬鹿だと思っていました、と言ったの聞いていたかもしれない。

およそパーティの雰囲気にそぐわない私に、優しい人がいた。
その女性は控え目で陰があり、ふんわりとした美人だった。
私の極端な家庭論にも理解があり、適切なヒントくれた。

アボリジニの集団養育。相当に
頭が良いことは歴然としていた。

でも旅行好きの国際人で敵わないと思った。
クリスマスに、ものすごく手のこんだカードが届いた。

ところが、送り主は、事務所の住所だった。
許せなかった‥‥
そして、そういう私は「神様」に許されなかった‥‥。

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