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ピアノマン - 偽ゲイポルノ男優説が浮上←ピアノマン騒動に浮かれすぎのマスメディア。何を隠したいのぉー
http://www.asyura2.com/05ban/bangaiti3/msg/820.html
投稿者 -サラ 日時 2005 年 5 月 20 日 17:12:27: QSTW2Nu29A0Ik

ピアノマン - 偽ゲイポルノ男優説が浮上
http://newsvote.bbc.co.uk/mpapps/pagetools/print/news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4550069.stm

【BBC/etc】先月はじめ、英国の海岸で正体不明の天才ピアニスト(写真)が保護されたとして話題になっているとのこと。事の発端は先月7日、びしょ濡れのスーツにネクタイという姿で英国の海岸を彷徨い歩いていた20〜30代の男が保護されたことにはじまる。保護した社会福祉士のマイケル・キャンプ氏は男性から名前や身元などを聞き出そうとしたが、男は一言も喋ろうとしなかった。そこでキャンプ氏はとりあえず男を病院に連れ、筆談しようと紙とペンを渡したところ、男は何も言わず、ただ黙ってピアノの絵をそこに描いたという(写真下)。

【最終更新 05/19 21:00】

そして病院のスタッフらが男を病院のチャペルへ連れて行くと、それまで挙動不審だった男はそこであたかも"息を吹き返すようにして"、ものすごい勢いでピアノを弾き出したのである。

天才

「チャペルにあるピアノのところへ連れて行ったんですが、まさに驚異でした。本当に素晴らしい演奏で、それから数時間に渡ってただただピアノ引き続けたんです。彼はこれまでの一ヶ月、何ひとつ喋っていませんが、今では、こちらの問いかけに小さく頷いてくれるので何とかコミュニケーションをとることが出来ています。」

その後、この男の話は地元メディアなどで"ピアノ・マン"として報じられて話題を呼んだ。またキャンプ氏はヨーロッパ中のオーケストラ楽団に連絡し、英国行方不明者ヘルプラインなどに男の情報を掲示したところ、膨大な反響を呼び、これまでにいくつかの有力な手がかりを得たという。

「私はフォローしている時間がないので分かりませんが、一件、非常に有力な情報がありました。(連絡主の)名前から察するにサセックス地方の人なのではないかと思います。それから、これまでにも地元エリアからも比較的有力な情報があったんですが、いずれにせよ会ってみるまでは分かりません。」

キャンプ氏はそれらの連絡に対応を続けながら、今後は男が東欧出身者である可能性も考慮し、通訳者を呼んでさらなる調査を行う予定であるとしている。

また現在、男はケント北部の精神病棟に収容され、今後身元が明らかになるまではそこで治療を受ける予定である。キャンプ氏によれば、男性は何かひどいトラウマを負っているか、いずれにせよ何かにひどく傷ついている可能性が高い、と話している。

怯え

「彼は一言も喋ろうとしません。何かにとても怯えているようです。」ピアノマンを診察した医師、カレン・ドリーレスはそう語っている。

カレン医師によれば、男は保護された当時、びしょびしょに塗れた黒いスーツにネクタイをしていたものの、衣服からは全てのブランドラベルが取り除かれていたという。また男が演奏している音楽がクラシックの中の一体いかなる種類のものなのか、彼女は判断しかねた、と話している。

「彼の音楽を理解出来るほどの人は我々の中にいませんでした。ただクラシックの一種だということ、そして彼が非常に技巧的に優れていることだけは分かりました。」

またこの事件は、1996年、アカデミー賞を受賞した映画「シャイン」を彷彿とさせるものである。映画では、実在する神経衰弱を患う天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの人生が描かれている。


自閉症

【05/18 12:00】(Sun)その後、依然として男性の身元は明らかになっていない模様。これまでのところ、海で自殺を計ったか、あるいは船から落ち、漂着したのではないかという推測もなされている。また衣服からラベルを取るという行為はある専門家によれば、自閉症者によく見られる傾向であるという。

「衣服からラベルを取るのは自閉症者に見られる偏執的な行為です。また何ら自分のことを口にしない一方で、素晴らしい音楽の才能を見せる、これも自閉症であると考えられる要因です。」

また発見当時の格好から男性は着替えることを拒否しており、それも自閉症らしい症状であるという指摘もされているとのこと。

フランスのストリートミュージシャン

【05/18 17:00】(Scotsman)その後、ピアノマンの元には英国を含め、ヨーロッパ各地から問い合わせが殺到。中でも有力な手がかりとして、イタリア在住のポーランド人から、ピアノマンがフランスのニースでストリート・ミュージシャンとして働いていたスティーヴン・ヴィラ・マソン(Steven Villa Masson)なる人物であるという情報が寄せられているとのこと。

確認を行ったローマ市警のマリオ・ロッソ氏によれば、情報を提供してきたダリウス・ディディムスキ氏はポーランドからの不法移民で、新聞でピアノマンの姿を確認し、イタリアはローマ有名なトレビの泉の付近で、警察に目撃情報を打ち明けてきたという。

「ここ(ローマ)でパントマイムをやっているポーランド人の男に話しかけられたんです。彼の話によれば、ピアノマンは間違いなく、一昔前、彼と共にニースで働いていたストリート・ミュージシャン、スティーヴン・ヴィラ・マソンという人物だそうです。彼の話によれば、当時、マソン氏とは英語、そしてフランス語で会話をしていたそうです。また彼の記憶が正しければ、家族もフランスに住んでいるらしいとのことです。我々は彼から詳しい話を聞いたのち、インターポール(国際警察)を通して英国、そしてフランスの警察に連絡を取りました。今のところ、この話が信用できるものかどうかは分かりませんが、調べてみる価値はあると思いますね。」

この情報に対し、ピアノマンの世話をしているマイケル・キャンプ氏は次のように語っている。「可能性は高いと思います。明日、更に調査してみる予定です。いずれにせよ、彼の写真なり、何か具体的な証拠がない限りは、ひとつの可能性に過ぎません。」

またピアノマンが東欧出身者であるという可能性から、これまでポーランド、ラトヴィア、リトアニアなどから通訳者が呼ばれ、彼に話しかけたものの、ピアノマンは依然として何一つ喋っていないという。


フランス人説は否定

【05/19 12:00】(Times Online)今日になり、昨日報じられたイタリア在住のポーランド人からの情報はほぼ否定された形となった模様。

タイムス紙のパリ支局員によれば、実際にマソン氏の妹ジュリエ・ヴィラ・マソンさんと話した結果、彼女は先週、マソン氏と会ったばかりで、まだマソン氏がニースでピアニストとして働いていることなどが確認されたという。また数日前にキャンプ氏が話していたサセックス地方のピアニストという情報も調査の結果、除外されている。

(Guardian Unlimited)一部では既に今回の事件を映画化するべく、ハリウッドからのオファーが来ているという話も流れているものの、英国では昨年、"Ladies in Lavender"(邦題:ラヴェンダーの咲く庭で)という映画が公開されており、浜辺に打ち上げられたミステリアスなヴァイオリニストの人生を描くその物語は、今回の事件に非常によく似ているという指摘もある。

また新たな推測として、ピアノマンが「白鳥の湖」を好んで弾いていることから、これまで推測されていたようなオーケストラの演奏者ではなく、むしろバレエなどの教官だったのではないかという推測も成されている。

今回の事件を巡り、ピアノマンを収容しているケント・メンタル・ホスピタルでは東欧やスカンジナヴィア半島、オーストラリアや米国、さらには日本からも問い合わせの電話が鳴り続けているとのこと。


1999年カナダ、MR.NOBODY事件に関連か

【05/19 21:00】(ThisisLondon)数年前、カナダはトロントに現れた正体不明の男とピアノマンの間に著しい類似点があるという情報が提供された模様。その男は当時、正体不明で記憶喪失の男 - Mr.Nobodyと呼ばれて話題を呼んだが、昨年8月以降、その足跡が途絶えているという。

情報を提供したトロント市警の話によれば、Mr.Nobodyは今回のピアノマンと著しい類似点 - ほぼ同じ位の年齢、ブリーチしたブロンドの髪、そして衣服から全てのラベルが取り除かれていたことや記憶喪失である点など- を持つと話している(また、当時のMr.Nobodyと今回のピアノマンは鼻の形が異なっているものの、男はその後、整形手術を受けていたことが確認されている)。またMr.Nobodyは当初、自分のことをPhilip Staufenと呼び、ついでKeith Ryanとその名を変え、最終的にはSykwald Skeidと名乗っていたという。Mr.Nobody事件の経緯とは次のようなものである(写真はSkeid氏が保護された当時のもの)。

1999年、Skeid氏(Mr.Nobody)はカナダはトロントの病院に血塗れの顔で忽然と現れた。鼻を骨折し、明らかに何者かに殴られたような姿で、財布もなく、ヨークシャー訛りの英語を喋ったものの、自分が誰なのか分からない、と語ったという。

医師は記憶喪失と診断し、Skeid氏は数ヶ月の入院生活を送った。その後、Skeid氏は何ら身分証を持っていなかった為、英国、カナダにそれぞれパスポートを申請したものの、共に拒否され、カナダ内を転々とした(この間にポルトガル人の女性と結婚、特別に一時滞在のビザを得ている。強制送還にならなかったのは、Skeid氏の本国が明らかにならなかったことによる。またその間、Skeid氏はカナダ政府に出生証明の発行=永住の許可証を求めたが拒否されている。)。一方、世間ではSkeid氏の身元を巡り様々な憶測が流れたが、とうとうその身元は明らかにならず、Skeid氏は相変わらず記憶喪失を主張し続けた。

(CBC Toronto - British man may hold key to identity of "Mr. Nobody":2002年の記事)

そして2001年のことである。あるロンドンの編集者が、Skeid氏がフランスのゲイ・ポルノモデル、Georges Lechit(写真)と顔が酷似していることを指摘し、Skeid氏がかつてロンドンでGeorges Lechitを名乗って活動していたゲイポルノ男優なのではないかという推測を行った。それは二つの事実に基づいている。まず一つは98年、99年頃にロンドンのゲイ雑誌に"Georges Lechit"なる人物がモデルとして出演していた。そしてその間、98年の8月にはフランスでゲイ男優の"Georges Lechit"氏からパスポートの盗難が申請されている。

時系列では以下のようになる。

- 1998年7月 英国で"Georges Lechit"の名のパスポートを使った人物がいた
- 1998年8月 仏でGeorges Lechit氏がパスポートが盗難されたことが報告される
- 1999年2月 英国で"Georges Lechit"のパスポートを使う男性がポルノビデオに出演している
- 1999年11月 Skeid氏がトロントの病院に現れる
- 2001年7月 英国の編集者がSkeid氏とGeorges Lechitの顔が似ていることを指摘。

つまりMr.Nobodyとして身元が身元が判明しないSkeid氏こそが、かつてロンドンで"Georges Lechit"として活動していたポルノ男優、あるいはLechit氏になりすましていた偽ゲイポルノ男優なのではないかという推測である。またフランスのGeorges Lechit氏は98年頃から消息が掴めておらず、結局フランスとロンドンに足跡を残したGeroges Lechit氏がフランス人であったのか、イギリス人であったのか、あるいは同姓同名(さらには同職)の二人の人物であったのか、明らかにされていない。またSkeid氏はそのいずれの説も否定し、真相は謎のままである。

そしてSkeid氏は昨年、滞在期限を超過して不法移民として逮捕されたが、数日間の拘留を終えて釈放されている。その後はカナダ西部はブリティッシュ・コロンビアのヴィクトリアで再び不法滞在で暮らしていたと伝えられているが、その後の足取りは定かではない(写真は釈放時のSkeid氏)。

トロント市警のステファン・ボーン氏は当時、男は記憶喪失になりすまして嘘をついていた可能性があるとして、次のように語っている。「1999年、あの男は我々を騙そうとしていたと思うんです。そしてそれは今でも続いている可能性があります。」

http://x51.org/x/05/05/1711.php

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