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“虚構にすぎない理論を信奉している現代物理学”
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投稿者 危機状況 日時 2005 年 8 月 16 日 08:44:51: EejynwrxlmrnQ

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飽和した学の陰謀 【杉岡氏のHPより要所転載配列】 アインシュタイン1


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アインシュタインのトリック

 
 
 1905年の論文「動いている物体の電気力学」で、アインシュタインは「光速度不変の原理」と「特殊相対性原理」が矛盾なく両立し得る証明を与えています。

これは、数学的な証明になっていません。

証明すべき結論をそっくり用いて証明している、という形となっているのです。

つまり、

「光速度不変の原理と特殊相対性原理が、無矛盾であることを証明しよう。

まずこの二つの原理は無矛盾であると仮定する(@とする)。

さて、二つの原理は無矛盾である。なぜなら、@で仮定しているからである。

よって、証明された。」

という、とんでもない構造となっているのです。


また、ローレンツ変換という概念自体、矛盾から導かれている以上、無意味な虚構の産物と断定できます。

 「動いている物体の電気力学」の論理展開は、あまりにも奇妙です。まず論文冒頭で、「特殊相対性原理」と「光速度不変の原理」を早々に導入しています。

「一見、矛盾しているように見える・・」などとぼかした言い方をしていますが、一見どころか、この二つの原理は、明らかに矛盾しています。

 しかし、アインシュタインもやはり「一見・・」が気になるのでしょう、なんと、長い論文のT部「運動学の部」の後半になってようやくローレンツ変換を導き出してから、次のように述べて、二つの原理が矛盾してないことを示す証明にとりかかります。

・・・・さて、静止系から眺めたとき、どんな光でも、既に仮定したように、それが速さcで伝播するならば、運動系(k系) からそれを眺めたときも、同じように速さcで伝播するということを証明しなければならない。なぜならば、光速度不変の 原理を相対性原理と矛盾なく両立できるということを、未だ証明していないからである。・・・・

 「矛盾しているように見えるが、しかし断固として矛盾していない!」と主張するならば、本来は、論文の冒頭でそれが矛盾していないことをまず真っ先に示さなければなりません。にもかかわらず、アインシュタインは、論文中でそのあやしげな二つの原理を、その無矛盾性の証明をしていない状態で時間と空間の定義に堂々と使いつづけるのです。

この奇妙さ、おかしさはいったい何なのでしょう?

そして、論文T部の後半になって、さもいま思いついたように上のように述べて、ようやく証明にとりかかる。

どうして、後半で証明することになったのでしょうか?(いやそのようにせざるを得なかったのか?)

その理由は、とにもかくにもローレンツ変換の公式に辿りつかなければその証明ができないことが、アインシュタイン自身よくわかっていたからです。そして、その証明が、二つの原理が矛盾してないと勝手に仮定して導き出したローレンツ変換を用いて無矛盾性を示すというデタラメの証明となっていることは誠に残念なことです。

また、その誤りを、当時の論文の審査員が見抜けなかったことも、いまさらこんなことを言っても遅いとはいえ、物理学の歴史にとっては痛恨の出来事となりました。

 アインシュタインの論文は、現代の教科書にあるようなすっきりとした書き方がなされておらず、かなり複雑な形で書かれており、そのため問題点の焦点がぼやけ、上記の無矛盾性の証明も、よほど注意していないと、問題なく証明がなされているような気にさせられます。

 しかし、アインシュタインの証明の実態は、上のようなものであり、それは「とても証明とは呼べない」ものであったのです。誤魔化し、隠蔽は政治の世界に限ったことではないようです。

 相対性理論はアインシュタインがいなくても誕生していたかのような言い方がなされることがありますが、そんなことは絶対にありません。人類全体がアインシュタインに騙されてしまった。論文が提出された時点で、断固不採用にすべきレベルのものだったのです。

アインシュタインは、一言では言えないほど多くのミスを犯していますが、ここで指摘した無矛盾性の証明周辺においてもいかに愚かな過ちを犯しているかが、わかっていただけると思います。

 21世紀初頭現在、いまだにこんな虚構にすぎない理論を信奉している現代物理学とは、一体どんな学問なのか。

 
 
 
 

相対論とはまったく関係のないところから原子爆弾が生まれた

 
 
 原子爆弾や原子力発電のエネルギーは、有名な式E=mc^2の「質量とエネルギーの等価性」が原因であると、従来より言われてきました。それはまるで相対論という理論があったから原子爆弾ができたかのようにも表現され、相対論の正しさの決定的証拠のように喧伝されて、現代にいたっているのは承知のとおりです。

 ところが、事実は違っているのです。
 核分裂の恐るべき放出エネルギーは、最初にマイトナーとフリッシによって理論的に計算されましたが、それには相対論などまったく用いずになされました(電気ポテンシャル・エネルギーによる計算でした)。後になって、彼らは、相対論のE=mc^2を用いても同じような値がでると気づいたということなのです。電気ポテンシャル・エネルギーでの計算は現代でも十分通用します。

「原子爆弾」(山田克哉著、ブルーバックス)
p.202〜203

 1938年(昭和13年)12月ストックホルム郊外の静かな田舎町でマイトナーとフリッシが説明したように、ウラン 原子核が外部からの中性子を吸収する原子核はその中性子の持っていたエネルギーをもらい受けるので原子核 のエネルギーは上がり、原子核は振動を開始する。

 その結果、真中あたりにスタイルの良い女性のウエストのような「くびれ」が生じ、その原子核はくびれを境に二 つの部分に分かれ、原子核は核のあるままのピーナッツのような形になり、二つの「ふくらみ」が生ずる。原子核 全体はプラスに帯電しているから、この二つのふくらみの間には電気反発力による斥力が生じ、お互いに離れようとする。

 しかし核力に起因する表面張力が原子核の表面に働いており、それが核の表面積を最小にしようと働くため核 力(表面張力)はピーナッツ型になった原子核を表面積最小の球形に引き戻そうとする。しかし核力は至近作用し かしないので、核力に起因する表面張力は、二つのふくらみがくびれを通してくっついたままである程度以上に離 れてしまうと、急激に弱まってしまう(至近作用のみならず遠距離作用をもする電気反発力はさほど弱まらない)。

 この時もしピーナッツ型を球形に引き戻そうとする表面張力が二つのふくらみを引き離そうとする電気反発力に 打ち勝つことができなかったら、核はくびれを境にしてひき裂かれ、核は分裂し二つの分裂片となるが、この分裂 片間に存在する電気反発力(斥力)は消えることはないので二つの分裂片は勢いよくお互いに反対方向に運動 エネルギーを持ってすっ飛んでいく。明らかに電気反発力が核分裂の原因である。この電気反発力は原子核内 に貯えられた電気ポテンシャル・エネルギーとして表すことができるので、核分裂から放出されるエネルギーの源 はすでに核内に貯えられている電気ポテンシャル・エネルギーである。

 したがって核分裂機構は何もアインシュタインの有名なE=mc^2(質量欠損)など使わずに説明できる。これが マイトナーとフリッシが与えた史上最初の核分裂の物理的解釈であった。さらにマイトナーはE=mc^2を使っても 核分裂を説明した。この説明は第2次世界大戦勃発直前になされたものであり、・・・・・

 このように核分裂にともなうエネルギーは、電気ポテンシャルエネルギー(電気力と言ってもいいですが)が原因であり、上記の最後の文のようにE=mc^2での解釈というのは、後になってなされたものであることがわかるでしょう。

p.393〜394

 原子爆弾が炸裂した直後、いわゆる「火の玉」が形成される。原子爆弾の総エネルギーの約35パーセントは熱 エネルギーとして放出される。炸裂直後の火の玉の直径は100メートルぐらいになる。爆発直前直後の原子爆弾の 温度は、太陽の内部温度(数百万度から1000万度)にまで上がり、原子爆弾そのもの全部がいっきょにガスになっ てしまう。いったいなぜこんなとてつもない温度にまで上がるのか?

 原子核1個の大きさはおよそ10兆分の1センチメートルである。そのような極微な原子核たった1個が二つに分裂 しただけで2億電子ボルトのエネルギーが放出されるのである。2億電子ボルトのうち、その80パーセントである1 億6000万電子ボルトは二つの分裂片が運ぶ運動エネルギーとして現れる。原子核が分裂を起こすと真っ二つに分 裂片(原子核)が生成される。分裂片1個の運ぶ運動エネルギーは、その質量に速度のニ乗を掛けて二で割ったも のとして表される(mv^2/2:mは質量の値を表しvは速度を表す)。

 したがって分裂片の速度が二倍になるとその運動エネルギーは四倍となり、速度が三倍になると運動エネルギー は九倍、速度が四倍になるとエネルギーは16倍となる、という具合に速度が少し増えただけでも運動エネルギーは 激増する!分裂直後の分裂片のスピードは平均秒速1000万メートル(時速3600万キロメートル!)で光速度の 約30分の1である。分裂直後の分裂片1個の運動エネルギーはこの速度(秒速1000万メートル)をニ乗した値に比 例する(1000万をニ乗するといくつになるか?)。原子核1個が分裂した際、その二つの分裂片の運ぶ運動エネル ギーが1億6000万電子ボルトと出るのは右の計算に基づいている。この計算にはすでに速度を使って計算してあ るので、アインシュタインの式E=mc^2はいっさい使われていない。・・・・

 このように、ものすごい運動エネルギーを得た分裂片は、その後多くの分裂片とぶつかり速度を変化させつつ強烈な電磁波(X線、ガンマー線、熱線)を放出することになります。(電荷が加速度運動すれば電磁波を放出し、その際運動エネルギーは電磁波のエネルギーに転換されていくことに注意)

 このように考えれば、電気反発力から運動エネルギーへそして電磁波放出へというこの道筋による解釈がもっとも自然だということができます。E=mc^2での解釈は、「そのような解釈も可能である」と後で誰かが気付いたという意味しかもっていません。相対論とはまったく関係のないところから原子爆弾が生まれたことがわかるでしょう。

 
 
 
 

疑ってかかる

 
 
 京都賞を受賞したグロモフという高名な数学者が、深谷賢次氏(数学者、京都大学教授)からのインタビューの最後で次のように答えています(「数学セミナー」2003年4月号)。

私の友人に5年間本を読んで勉強したが大成しなかった人がいます。

私はいつも疑ってかかるのですが。

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