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(回答先: Re: 「爆窃団」 投稿者 イヌリン 日時 2005 年 10 月 02 日 21:41:43)
鹿児島の中国人集団密航「空自30人、捜索参加」
鹿児島県甑島・下甑村で起きた中国人集団密航事件で、航空自衛隊下甑分屯基地(同村)の隊員が訓練名目で密航者の捜索に参加していたことが6日わかった。自衛隊法では、出動は外部からの武力攻撃、治安維持、災害などに限られ、首相の命令か知事らの要請が必要で、自衛隊法上問題があるとの指摘も出ている。
空自側などによると、基地指令が業務に支障のない隊員約30人を日午前中の捜索に参加させた。県側から出動要請はなく、橋野伸一郎・川内署長によると、3日夕、村役場で4日の捜索について役場、消防団との打ち合わせで空自側が協力を申し出たので、「できるところがあればお願いしますよ」と話したという。
一方、防衛庁訓練では「公共性や緊急性からみても適法なもの。しかし、防衛庁などに報告し、警視庁への官庁間協力として行うべきで、訓練の名目で加わったのは適切さに欠けた」と話している。
【横田耕一・九州大教授(憲法学)の話】
「訓練といいながら、任務に就いている。自衛隊法で厳格に規定した出動には当てはまらない。法の拡大解釈は許されない。今回の行動は違法といわざるを得ない」
【軍事アナリスト・小川和久さんの話】
「自衛隊の出動と活動の混同があるのでは。出動には法の手続きが必要だが、部隊の警備上必要な情報を収集する捜索活動は一定の範囲で許されるのではないか」