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★阿修羅♪
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スポーツでも、政治でも、芸能界でも、何かというと対決ですもんね。「一対一の対決」というのは、「一対一対一」と考えたほういいでしょ。一つ多いんだが‥‥残りの一者は、マスコミだったり黒幕だったり、賭け騒ぎで儲ける胴元がいるわけね。そうすると「戦争」という対決の時にも胴元がいるはずだ。まあ死の商人みたいにいう。しかし日頃から「一対一の対決」に馴染んでいる人間は「一対一対一」とは考えるワケがないわな？ 何でも勝った負けたでしか見ないだろうから。勝負師だとかね、いいますね。そういう人は勝負を理解してないよね。本当の勝負は「一対一対一」だろうに。勝った負けたの勝負なんて、本当の勝負じゃないよね。だって「一対一」にもう一人いるわけでしょ？ もう一人を放っておいて、ヒーローが勝ち続けたとかね‥‥皆さん単純でしょうから？ そもそもヒーローがプロなら稼ぐのが目的でしょ。なんつっても賞金王が強さの証ね。しかし勝負が執り行われてヒーローよりも稼ぐ奴がいたら、そいつが勝者なわけよね。対決なんて興業のはずだよ、判ってますか、判ってる？ どうかな、判ってない気がするよ。例えばですね、親の仇とか、本当の果し合いの勝負というのは、もう当人は死んでもいい気構えじゃないのかね。その一方で死なれると傍迷惑というか、秩序が乱れて国迷惑なわけね。封建制度下の果し合いが秩序紊乱となる近代国家だったら、国は流儀に則って国家自体の司法機関で裁いて、処刑とか生殺与奪も秩序化するでしょ。それしないと、もう内乱みたいな様相の復讐とかなってくるでしょ。復讐だと深刻すぎて、ルールも弾けて主役どもは各地を飛び回ったり？ 恐らくですね、興行はフェンスを張ったスタジアムでやるもんだわ。八百といわずコントロールの利いた興業ってものにならない場合は、国が法で抑えて潰してしまうとかね？ じゃあ興業って何かというと、因果応報とか生死じゃなくて、それが勝ち負けですねえ。勝ち負けってのは「一対一」？ だもんで何でも「一対一の対決」の話になっちゃう、ってことかいなあ。と、こ、ろ、が‥‥だ、無論どっちが勝っても儲かるのは胴元だろうし、たぶん損するのは見てる人ってことですわな。その戦いの正体が「一対一対一」だとすると、「負け×勝ち」じゃなくて「負け×勝ち×大勝ち」みたいな。まあ別に３つ巴と考えてもいいが、つまり「興業主」に指示されて対決する「代理人たち」と、その騒ぎでまんまと財布を引っ張られる「我々」と？ 「興業主」と「代理人たち」も対決でしょ。安く使いたいほうと、あまり犠牲を払わずに報奨をイタダキたいほうと。だだ、こういう対決も、国とかもっと大掛かりだと、話は違ってくるはずだ。さあ、さてさて国家が対立を仕組んでマスコミに煽らせる場合、勝負に張らせて儲けるとか、狙いはそこではないはずだよ。なにせ話題づくりってのはね、つまり全面的なコミュニケーションの促進でしょ、全人的な。国家が何か伝えたくても、国民が孤立していると伝わらない、コミュニケーション網が整備されていないと上意下達もつっかえる、ってことね。これは国民の誰が誰に口コミするか、その経路ってことでコミュニケーションのインフラの話だね。時々水を通してやらないと‥‥とかね。一方コミュニケーションの通信内容は、何かってことで。それが対決の話で、勝つ側か負ける側か、どちらかしかないということらしいよ‥‥なんて。「リーグ対抗代表試合」とか話題だよね、民活じゃなくて開戦機運とかでも？ 話題ね、話題・話題。話題ってね、それが報道内容そのもののはずだしね、開戦前に開戦機運がないと、開戦できないだろ？ しかも「共通の話題が有る」ということは、団結して盛りあがるはずだから。敵と味方が騒いで儲かる第３の人たちは、そういう仕組みも使っているかもしれないだろ。そういう話ですよ、未だ判らないのかよ。口コミ、って掘り出し物みつけたって話じゃないだろうよ。コミュニケーションとるってのは、相手を監視するってこったろ？ ジロジロ見て、あーしろこーしろと口挟む機会だろが。そういう「一対一」のコミュニケーションってのが、総じて「一対一対一」の最後の「一」の利益になるくらい、そろそろ判ってもいい頃だろ。ま‥‥そういうわけでですね、たぶんやつらは、話題で支配してんだよ。そうなると話題の詳しい内容なんて、どうだっていいってことじゃないですか？ 詳細なんていい加減の上塗りかもしれないし。要は話題の流通だろうよ、流通‥‥。流通力がモノをいうんじゃないか、判ってるのか！ 国民に常に話題を与えておく？ 時々大きな話題を与えておく？ ‥‥別に、勝った気で一生「負け」ててもいいけどな、君らは。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。