★阿修羅♪ 現在地 HOME > 番外地5 > 382.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
軍事か経済か、日本の支配層を二分する選択---政官財の全てを巻き込む対立の構図
http://www.asyura2.com/05ban/ban5/msg/382.html
投稿者 下山事件 日時 2006 年 7 月 02 日 14:43:01: XlGOPZqQMF/ZQ

軍産複合体の忠実な執事となるか、国際金融資本の代理人となるか。日本の支配層を悩ませる選択が突きつけられている。例によって模様眺めを決め込む多数の前で、両派の格闘が続いている。どちらが勝利するにしても、世界的な抗争の結果次第ではあろうが。

軍産複合体の勝利が日本にもたらすものは明らかだ。アメリカによる日本軍事支配体制の完成と巨額の財政負担、公への奉仕と重税、強権的秩序維持だ。

ならば、国際金融資本の勝利を期待すべきだろうか。確かに、勝ち組み諸君にとってはそうだろう。経済中心の体制こそ戦後日本の基本路線だったのだから、グローバル化への適応によって生き残りを図る方が現実的だ。

問題は、負け組み連中をどう納得させるかだ。小泉に一票を投じた不満分子たちをどう誤魔化すか。一つの方法として、一旦彼等を奈落の底へ突き落とし、改めて救世主顔をして救い出してやるというのがある。一度地獄を見せてやれば、わずかな取り分でも納得しようというものだ。

いつもながら国際金融資本の遣り口は手が込んでいる。それに較べれば、軍産複合体は単細胞だ。但し、彼等は兵器と石油を握っており、おまけに頭が狂っている。泣く児と地頭には勝てぬという昔のことわざを思い出す。

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 番外地5掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。