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非キリスト教化
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投稿者 隣人 日時 2006 年 9 月 15 日 00:40:38: vTRc6NquZFvI6

(回答先: 恐怖と流血 投稿者 隣人 日時 2006 年 9 月 15 日 00:39:37)

1793年の秋から、革命政府は大々的な非キリスト教化政策の実施に着手しました。この目的は、悪徳を脱した
“新しい人”を築き上げることでした。カトリックの宗教は人々のだまされやすい性質を利用しようとして
いると告発されました。ある教会は破壊され、別の教会は兵舎に変えられました。僧族は辞職と結婚を強
制され、拒んだ者は逮捕されて処刑されました。国外へ逃亡した僧族もいました。

理性の宗教がカトリックの宗教に取って代わりました。ある人々は理性を、「祖国の母」なる女神とみな
しました。次いで理性の崇拝は、ロベスピエールの押し付けた理神論的な宗教に取って代わられました。
ロベスピエールは自分の敵を排除し、残酷な独裁を確立しました。こうした気違いじみた流血行為により、
後にロベスピエール自身の命が奪われることになりました。彼は1794年7月28日に、泣き叫びながらギロチン台
へと引かれてゆきました。

生き残った政治家たちは一人の人間による独裁を避けたいと思っていたので、5人の成員から成る総裁政府
に権力を委ねました。しかし戦争が再開され不景気になると、人々はナポレオン・ボナパルト一人の手に
権力を委ねることを好みます。新たな独裁への道が開かれたのです。

フランス革命によって幾つかの理念がまかれ、それは後に民主主義と独裁主義の両方に発展しました。
この革命には、政治権力が組織宗教に突然敵対する時に生じ得る事柄も示されています。こうした点にお
いてこの革命は、来たるべき事柄を予示していると言えるかもしれません。―啓示 17:16; 18:1‐24。

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