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てすとかきこ
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投稿者 ラクダ 日時 2011 年 11 月 09 日 19:22:11: CVvKc466SKgVQ

てすとかきこ
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:5VavgtzuhzcJ:yanotakumi.seesaa.net/article/234072238.html

東電現会長の勝俣は自分や会社の体面の為には、電気料金が元の会社の金で、子会社(東京通信ネットワーク)のKDDIへの合併の為の累積損失処理に900億円以上もの金をどぶに捨てた。

実は上記をツイートした以外にも、同じような話はいくつもあって、西暦1990年代後半から、「電力の一部自由化」(500KW以上の大口電力利用者に、他の電力会社等=IPP=独立発電・供給者からの電力購入の道を開いた)を経産省に飲まされた代替として、それまで「電気供給事業」専業だった電力会社に新規事業参入の権利を交換条件として獲得しました。

それに合わせて、当時、勝俣現会長が部長、担当取締役、担当常務をしてきた、東電本店の「企画部」が音頭を取って、次々に新規事業に乗り出しました。

しかし、企画部に良い事業案があったわけではなく、企業の財務諸表も読めないような「技術バカ」の、技術系役員らが個人的趣味の様に主導した新規事業の大多数は、数年しかもたずに、破たんしていきました。

 具体的には、1440億円もの負債を抱えてしまった、PHS(簡易型携帯電話)の会社「アステル東京」が最大で、その損失の一部(金額は400億円前後だったはず)を東電が被る形で、累積債務を解消して上記「東京通信ネットワークに救済合併。

 他にも、「スピードネット」(今は普及している、無線インターネットサービスの走り)は、技術的成熟がまだだったので、初期設備費が高くて全然お客が集まらず、後発の無線LANの会社との競争に敗れ、わずか数年で破たん。東電が被った損失は120億円とも聞きます(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88 参照)。

 また、外国製の「マイクロ・ガスタービン発電機」を企業の自家発電装置として、販売・設置を手掛けた「マイ・エナジー」も、この当時では、機会が未成熟で故障が頻発し、外国製と言う事でメンテナンスにも時間がかかったため、やはり約240億円の損失を東電が補てんする形(http://www.tepco.co.jp/cc/press/06032201-j.html 参照)で清算。

 などなど、主にITバブルに後追いで乗ろうとして失敗したり、殿様商売で、今まではつかみ金で何百億と言う金を使ってきた電力会社の技術系幹部の経営感覚の無さのせいで、失敗の連続でした。

 これに、ツイッターで述べた、東京通信ネットワークの破たん処理をKDDIに合併と言う形を装ってやった際の東電の負担金額が、900億円以上。

 他にもあった筈ですが、以上の例だけで、合計、約2000億円近いお金を無駄に捨ててきたのです。しかも、この間ずっと勝俣がトップだった企画部が主導した新規事業参入でです。

 そんな勝俣が、福島原発災害の責任を認めないのに、国に血税である国費で1兆円以上の支援要請とは、余りにも虫が良すぎると思いませんか?
 本来なら、責任をとって辞め、会社は会社更生法でステークホルダー(主に大手金融機関)に負債を負担してもらってから、国費注入でその資金を補償に充てるべきだと、個人的には考えます(ただし、更生法適用にあたり、原発災害補償債権は別途保全する旨の、特別立法をするべきですが。)。

 このような、モラルハザードしているのが東電の勝俣現会長なのです。自分のメンツや功績上げの為には、会社の金を濫費し、他方でコストカットで、原発の安全性を低めると公言し(2001年4月9日付、「アエラ」28ページ)、直接の因果関係は不明ですが、結果福島原発災害を招いたともいえるのです。

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