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Re: 満州国の治安】「戦友」ではなく「討匪行」でした
http://www.asyura2.com/0601/asia4/msg/482.html
投稿者 Kotetu 日時 2006 年 5 月 12 日 14:02:25: yWKbgBUfNLcrc
 

(回答先: 満州国】満州地域の事件と人口推移 (1918年の項訂正) 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 5 月 11 日 10:41:14)

 拙文「満州国】満州地域の事件と人口推移」(http://www.asyura2.com/0601/asia4/msg/451.html)に不適切な例示がありましたので、訂正いたします。

(訂正後)
>なぜ満蒙開拓団が武装していたのか?とか、軍歌「討匪行」の歌詞を思い出すだけで、珍論だと想像できるのですが、もう少し掘り下げて見ましょう。

(訂正後)
>なぜ満蒙開拓団が武装していたのか?とか、軍歌「戦友」の歌詞を思い出すだけで、珍論だと想像できるのですが、もう少し掘り下げて見ましょう。

 「戦友」は日露戦争出征兵を主人公にしたものですね。”満州国時代”の「討匪行」のほうが適切だと思います。

 歌詞の内容は勇ましいだけで内容はありませんが、あえて現代猿ブッシュ用語=媚び泉用語で言えば、機動テロリストを数日間も徒歩兵が追いかけて殲滅したという無茶苦茶なもんですな。

討匪行

作詞:八木沼 丈夫
作曲:藤原 義江
著作権:消滅(詞)、無信託(曲)

一、
どこまで続く泥濘(ぬかるみ)ぞ
三日二夜を食もなく
雨降りしぶく鉄兜(かぶと)
雨降りしぶく鉄兜(かぶと)
二、
嘶く声も絶えはてて
倒れし馬のたてがみを
形見と今は別れ来ぬ
形見と今は別れ来ぬ
三、
蹄(ひづめ)の跡に乱れ咲く
秋草の花雫(しずく)して
虫が音細き日暮れ空
虫が音細き日暮れ空
四、
既に煙草はなくなりぬ
頼むマッチも濡れはてぬ
飢え迫る夜の寒さかな
飢え迫る夜の寒さかな
五、
さもあらばあれ日の本の
我はつわものかねてより
草生す屍(かばね)悔ゆるなし
草生す屍(かばね)悔ゆるなし
六、
ああ東(ひんがし)の空遠く
雨雲揺りて轟(とどろ)くは
我が友軍の飛行機ぞ
我が友軍の飛行機ぞ
七、
通信筒よ乾パンよ
声も詰まりて仰ぐ眼に
溢るるものは涙のみ
溢るるものは涙のみ
八、
今日山峡(やまかい)の朝ぼらけ
細くかすけく立つ煙
賊馬は草を食(は)むが見ゆ
賊馬は草を食(は)むが見ゆ
九、
露冷えまさる草原に
朝立つ鳥も慌し
賊が油断ぞひしと寄れ
賊が油断ぞひしと寄れ
十、
面(おも)かがやかしつわものが
賊殲滅の一念に
焔と燃えて迫る見よ
焔と燃えて迫る見よ
十一、
山こだまする砲(つつ)の音
忽(たちま)ち響く鬨(とき)の声
野の辺(へ)の草を紅(あけ)に染む
野の辺(へ)の草を紅(あけ)に染む
十二、
賊馬もろとも倒れ伏し
焔は上がる山の家
さし照れる日のうららけさ
さし照れる日のうららけさ
十三、
仰ぐ御稜威(みいつ)の旗の下
幾山越えて今日の日に
会う喜びを語り草
会う喜びを語り草
十四、
敵*にはあれど遺骸(なきがら)に
花を手向(たむ)けて懇(ねんご)ろに
興安嶺よいざさらば
興安嶺よいざさらば
十五、
亜細亜に国す吾日本
王師一度(ひとたび)ゆくところ
満蒙の闇晴れ渡る
満蒙の闇晴れ渡る

昭和十七年十二月
ビクター52538 藤原義江唄
*……「賊」とするものもある。


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