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[AML 7446] 拉致被害者の家族愛と西岡力氏
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投稿者 Kotetu 日時 2006 年 6 月 04 日 22:38:33: yWKbgBUfNLcrc
 

[AML 7446] 拉致被害者の家族愛と西岡力氏
half-moon half-moon at muj.biglobe.ne.jp
2006年 6月 3日 (土) 11:48:06 JST

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  半月城です。
  よく知られていることですが、韓国人の親類への情は日本人に比べてかなり濃厚
です。たとえば、韓国では伯父のことを「クナボジ」(大きいお父さん)、叔父のこ
とを「チャグナボジ」(小さいお父さん)と呼び、父親に準じる存在に位置づけてい
ます。
  また、日本ではハトコはほとんど他人ですが、韓国では日本のイトコくらいの感
覚でしょうか。つまり韓国の6親等は日本の4親等くらいの感覚に相当するといって
もいいかも知れません。

  そのような感覚の差が日韓の拉致被害者家族間にあるような気がします。先月、
横田めぐみさんの義母にあたるとされる崔ハルモニ(おばあさん)が来日しました
が、ハルモニと、めぐみさんの母である横田早紀江さんとでは肉親に対する考え方が
少し違うようです。こんな記事がありました。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 今回の(崔さん一行の)訪日で、韓日政府レベルだけでなく、ら致被害者家族の間
にも明白な隔たりがあることが分かった。金さんの家族は、訪日期間中に「英男に会
えるのなら、北朝鮮へ行くこともできる」との立場を示した。そうすると、めぐみさ
んの家族は「北朝鮮が『会いに来るように』というからと言ってすぐに応じたりした
ら、北朝鮮のペースに巻きこまれる。慎重に対処すべき」と注文した。
早紀江さんは「02年末に孫娘のヘギョンに会いたいなら北朝鮮を訪問するよう
に、と言われたが、行かなかった」という説明までした(注1)。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  4,5年前、横田さん夫妻は機会があったにもかかわらず、孫娘のヘギョンさん
に会いに行かなかった時のことが生々しく思い起こされました。
  横田さんは北朝鮮の政治的意図に乗せられてしまうのを嫌ってか、孫娘との面会
を拒絶したようですが、もし、私が横田さんの立場におかれたら、たとえ政治的に利
用されようとも一度は肉親に会うことを最優先にして孫娘に会いに行くのに、と思っ
たものでした。といっても、私は被害者である横田さんを批判するつもりは毛頭あり
ませんので、誤解のないようつけ加えます。 
  皆さんならどう判断されるでしょうか? また、横田さんと私の違いは、日本人
と韓国人との違いからくるものでしょうか? それとも、単に肉親に対する思い入れ
の深さの違いでしょうか?

  それにしても今回の日韓拉致被害者の出会いは「事実は小説よりも奇なり」とい
う俗言がぴったりの出来事でした。それぞれ拉致された夫婦の親同士、韓国語でいう
サドンキリが日韓の国境を越えて、子ども不在のまま劇的に出会うとは三文小説も顔
負けです。
  そうした成果の一方で、ハルモニは今回の訪日で相当お疲れになったようです。
過熱したマスコミの取材に追い回されながらの強行スケジュールに体調をくずされた
ようです。先の中央日報はこう伝えました。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
横田めぐみさんの両親など北朝鮮による日本人ら致被害者の家族に会うため日本
入りした韓国人ら致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さんの家族が先月31日、新
潟空港から帰国した。4日間の日程は、金さんの母親・崔桂月(チェ・ゲウォル、7
8)さんと姉・金英子(キム・ヨンジャ、48)さんにとって、強行軍の連続だっ
た。

北朝鮮にら致された息子・英男さんと結婚したものとされる横田めぐみさんの母
親・早紀江さん(70)に初めて会った後、国会に出席して証言し、ら致問題に積極
的に取り組んでいる安倍晉三官房長官と一緒に食事もした。めぐみさんがら致された
新潟県へ向かう「地方日程」まで消化しなければならなかった。常に数十人の報道陣
が遂行し、テレビ番組に出演させようとする各テレビ局の競争も激しかった。
そのため元々体調が悪かった崔さんは、めぐみさんがら致された現場を訪ねる3日
目の日には「目まいがする」とし、日程を取り消した(注1)。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  ハルモニが日程を取り消したのは、現場視察だけではなかったようです。『週刊
新潮』はこんな記事を載せていました。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  横田めぐみさんの夫とされる金英男さんの母・崔さん一行が来日した5月27日、
都内ではこれに合わせて「日韓連帯東京集会」が開かれ、翌28日には「国民大集会」
が開かれた。
  本来なら、崔さん一行も出席すると見られていたのだが、蓋を開けてみれば、崔
さんらは横田さん夫妻には会ったものの、この二つの大きなイベントを欠席してし
まったのだ。
 「崔さんらの欠席は、一緒に来日した韓国の『拉北者家族会』代表・崔成龍氏と
『韓国人拉致被害者・脱北者人権連帯』事務局長の都希命氏が強く反対したためでし
た。もちろん、崔氏も都氏も出ていません(「救う会」の関係者)。
 ・・・
  それにしても、拉致被害者の救出運動を止めかねないほどの怒りとは何なのか、
当の崔成龍さんに聞いてみた。
 「我々が欠席した理由は、救う会副会長の西岡力氏のやり方に堪忍袋の緒が切れて
しまったからなんです」
  そう語る崔氏は、西岡氏とは付き合いを始めて5年ほどになるという。
 「彼は今までも色々なことで我々を軽んじて見下してきました。例えば、今回、横
田めぐみさんの夫が金英男氏ではないかという情報がもたらされた時、我々は韓国政
府を動かしてDNA鑑定をやろうとしたのです。
  ところが、西岡氏が電話をかけてきて、"あなたたちの力では無理だから私にま
かせなさい"と横槍を入れてきた。また、西岡氏は、横田滋さんが5月に訪韓したと
きも詳しい日程を教えようとせず、今回の訪日だって我々には招待状すら寄越さな
かったのです」
 ・・・
  一方、今回の"火種"とされた西岡氏はというと、「私のことで怒っているという
なら、一歩引いた形で見守るしかありません」と困惑気味(注2)。
       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 『週刊新潮』は興味本位で記事を書くので、うえの記事を話半分に読むとしても、
ともかく「救う会全国協議会」の西岡力・副会長のやり方は相当な反発を受けたよう
です。

  やさしそうな横田滋さんが、肉親優先より政治的判断を先行させた背景には「救
う会」の理念や活動方針が影響したのでしょうか。もしそうだとしたら「救う会」は
肉親の情を裂く、救いがたい団体のように思えます。

(注1)韓国「中央日報」2006.6.1
<ワールドエッセー>金英男−横田さんの家族、「訪朝」で微妙な隔たり
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=76342&servcode=500§cod
e=500
(注2)<「横田さん夫妻」も嘆く日韓支援団体の「内輪もめ」>『週刊新潮』
2006.6.8

(半月城通信)http://www.han.org/a/half-moon/

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[AML 7453] Re: 拉致被害者の家族愛と西岡力氏
electric heel electric_heel at yahoo.co.jp
2006年 6月 4日 (日) 00:13:56 JST

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こんにちは、半月城さん
いつも半月城通信を参考にさせてもらっています。半月城通信
で多くのことを知ることができました。感謝しています。

私はYahoo掲示板で「ふざけるな!拉致議連、救う会、家族会
」というトピックを立てています。これらの団体が拉致被害者
の被害者感情に付け込んで極右の政治的主張に利用しているこ
とを批判しています。

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> 当の崔成龍さんに聞いてみた。
>  「我々が欠席した理由は、救う会副会長の西岡力氏のやり
方に堪忍袋の緒が切れて
> しまったからなんです」
>   そう語る崔氏は、西岡氏とは付き合いを始めて5年ほど
になるという。
>  「彼は今までも色々なことで我々を軽んじて見下してきま
した。
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5年も付き合ってきた西岡という人物について今ごろになって
理解をしたというのは呆れますね。西岡がこれまでどんな発言
をして、どんな行動をとってきたかを知ればとても協力すべき
人物ではないことがわかるはずです。知っていて利用しようと
したのならあまりにも愚かです。100年前の日韓併合時の親
日派一進会を思わせます。日本を利用しようとして、逆に日本
に利用された歴史を繰り返しているように思えます。

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>   やさしそうな横田滋さんが、肉親優先より政治的判断を
先行させた背景には「救
> う会」の理念や活動方針が影響したのでしょうか。もしそう
だとしたら「救う会」は
> 肉親の情を裂く、救いがたい団体のように思えます。
>
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「救う会」は政治的主張の為に拉致被害者家族をフルに利用し
てきたわけです。「救う会」は拉致被害者の為にあるのではな
く、拉致被害者が「救う会」の為にあるのですから。(笑)


「ふざけるな!拉致議連、救う会、家族会」http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835563&tid=a4ua46a41a4ka4ja1aaygcw5doa2a1a25dfa4a62qa1a22hb22q&sid=1835563&mid=1&type=date&first=1">http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835563&tid=a4ua46a41a4ka4ja1aaygcw5doa2a1a25dfa4a62qa1a22hb22q&sid=1835563&mid=1&type=date&first=1
electric heel


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[AML 7459] Re: 拉致被害者の家族愛と西岡力氏
motoei motoei at jcom.home.ne.jp
2006年 6月 4日 (日) 12:04:26 JST

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 横田夫妻はお孫さんのヘギョンさんに会いに行くべきです。
これを阻止することは日朝両政府ともできないはずです。
孫に会いたくない,などという親は世界中どこ探してもいないはずです。
救う会が早紀江さんをオルグしていることは明らかです。この意味で救う会は犯罪で
す。
救う会は拉致被害者を利用して反北朝鮮の政治活動をしているだけです。
 私たちは労働運動でも市民運動でもヒューマニズムの精神を失ったら、その瞬間
政治屋に転落します。
拉致問題の解決はヒューマニズムの原点で闘って行くしかありません。
 金正日も昭和天皇と同じで、拉致の問題は部下の過ちとして処理します。
めぐみさんがもし生存しているとすれば、金正日は部下の調査ミスとして処理するで
しょう。
早紀江さんに「あなたの目的は金正日体制を打倒するのではなくお孫さんと会い、
めぐみさんと会うのが目的ではありませんか」ときちんと再確認すべきです。
めぐみさんの遺骨が再鑑定されていない現状ではめぐみさんの生死はまだわかりませ
ん。
お孫さんと会えば新たな事実がわかるはずです。
 日本でいくら北朝鮮が悪い、経済制裁せよ、敵の敵は友である、と言ってブッシュ
を味方にしても
現状は動きません。
統一した総連・民団に対しての働きかけも必要でしょう。
私たちあくまでも金正日打倒では無く、拉致問題の解決を目指している、と伝えれ
ば、北朝鮮政府
も動き、解決の道が開けます。
                                      
  安沢 昌

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