| Tweet |
＠北朝鮮のミサイル発射について
２００６年７月５日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
一、日本政府は、５日早朝、北朝鮮から数発の弾道ミサイルあるいは何らかの飛翔体が発射されたと発表した。
北朝鮮当局者は、ミサイル発射を「国の自主権に属する問題だ」とのべているが、この弁明は通用するものではない。
公海に達するミサイルやロケットの発射を、事前通告なしに行うことは、航空機や船舶に危険を及ぼすものであり、国際ルールに違反するものである。また、今回の行為は、「日朝平壌宣言」をはじめとするミサイル発射凍結の国際的合意にも違反するものである。これは北東アジアの平和と安定を脅かす行為である。
わが党は、国際ルールと国際的取り決めを無視した、北朝鮮によるミサイル発射にきびしく抗議するものである。
一、わが党は、北朝鮮が、こうした無法な行為をただちに中止し、国際ルールと「日朝平壌宣言」を遵守することを、強くもとめる。
わが党が、かねてから主張してきたように、北朝鮮が国際社会の一員となるためには、国際的無法行為を清算し、国際ルールを守る立場を確立することが、不可欠の条件であることを、きびしく指摘しなければならない。
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2006/20060705_shii_danwa.html
事前通告をすべきだったという指摘はもっともだと思いますが、
この共産党の声明には、北朝鮮を包囲している自国の政府への態度に対する批判の立場が全くない。
ということは、日本政府やご用マスコミと一緒になって、北朝鮮バッシングに唱和しているわけですね。
この問題を利用して、日米が進める戦争準備を批判しないと言うことは、それを容認すると言うことですね。
しかも共産党の言い方は、日本やアメリカは「国際社会の一員」だと、肯定しているようです。
共産党は、世界を戦争に導きかねないこの問題について、自分は北朝鮮の見方ではないと必死にいいわけをしようとしているのではないか。ここで日本政府を批判すれば非国民だと言われかねないので、誰よりも北朝鮮を批判することで自分を守ろうとしている。
しかし、自国の戦争への行為を批判しないで他国だけを批判する態度は、
国際主義への裏切りであると、厳しく指弾しないわけにはいきません。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。