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湖南省で住民同士の衝突が暴動に、武警発砲で死者100名?(日々是チナヲチ。)
http://www.asyura2.com/0601/asia5/msg/435.html
投稿者 どん兵衛 日時 2006 年 8 月 08 日 17:08:51: 7oUaiPRSj3bnA
 

湖南省で住民同士の衝突が暴動に、武警発砲で死者100名?

http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/10aa5cf59ebd49b968de9d9816768769

暴動/争議etc / 2006-08-07 23:35:11

 未だに情報が錯綜していて実態が把握できないのですが、湖南省の北部で7月下旬、住民同士の対立から衝突が発生、それが暴動に発展したため警官や武装警察(武警=準軍事組織)が出動して鎮圧した模様です。その過程で武警が発砲、住民に約100名の死者が出た、との情報もあります。

 今朝の香港紙では『蘋果日報』と『星島日報』に記事が出ています。『蘋果日報』の方が詳しいです。その報道を基に『読売新聞』が記事にしています。

 ●『星島日報』(2006/08/07)
 http://www.singtao.com/yesterday/chi/0807eo01.html

 ●中国湖南省で移住者と地元住民が衝突、死者100人?(読売新聞 2006/08/07/19:48)
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060807i211.htm

 『星島日報』は「騒乱は一昨日(5日)時点でまだ完全に終息していない」としています。タレ込みサイト「博訊網」にも事件についていくつかの内容の異なる粗筋が寄せられています。色々なバージョンがあるのは当局が報道・電話などの連絡手段を断ち切ることで情報封鎖を敷いているからでしょう。とりあえず『蘋果日報』の報道に拠って以下に経緯を紹介します。

 舞台は湖南省北部の岳陽市・湘陰県。ここの楊林寨郷にはダム建設のため同省中部の新化県から移転してきた住民が暮らしているのですが、元からの住民とこの楊林寨郷の移転組は以前から反りが合わなかったようです。で、とうとう些細な口喧嘩から衝突に発展したのが事件の端緒。

 ――――

 ●7月23日
 湘陰県の県城(県政府所在地)に元から暮らしていた住民のうち、チンピラグループが楊林寨郷の住民(移転組)と口喧嘩になり、移転組が20数名の仲間を駆り集めて衝突に発展、チンピラ側に重傷者を出す騒ぎに。

 ●7月24日
 県城のチンピラグループが人数を集めて報復活動。県城にあった楊林寨郷の住民が経営する店鋪7軒が破壊される。

 ●7月25日
 報復の報復。大型車3台に分乗し、頭に揃いの赤鉢巻を締めた楊林寨郷の若者300名余りが県城に殴り込んで大暴れ。手製の銃器を空に向け発砲、また得物を手に破壊活動を行い、公安部門(警察署)が包囲される一幕も。この騒動で3名が死亡、うち2名は8歳と12歳の児童だった模様。「楊林寨」勢は午後に撤収する際、人質として4名を連行。午後5時に岳陽から5台に分乗した機動隊が到着。夜にはさらに30両の警察車両を県城に増派したとの情報も。

 ●7月26日
 人民解放軍が車両12台に分乗し楊林寨郷の周辺地区に展開。

 ●8月2日
 警官隊と楊林寨郷の住民が衝突、警官隊が発砲したことで衝突はより激化。警官多数が楊林寨郷の住民に殴打されるなどして負傷したため、地元当局が武警を投入、実弾射撃により100名余りが死亡したとの情報も。

 ――――

 移転組300名が揃いの赤い鉢巻を締め、得物や手製銃器を携えて県城に殴り込んだというのは「激闘武装農民」を思わせます。『蘋果日報』によると、この移転組が以前暮らしていた新化県というのは「武術の郷」として知られ、また昔は匪賊の多くがこの新化県出身だったため「湘西土匪」「土匪之郷」という異名があったそうです。山賊村、みたいなものでしょうか。

 一方、「博訊網」に寄せられた情報では7月25日の話に後段があるようです。

 ――――

 報復を呼号しつつ楊林寨郷の若い衆300名が県城に殴り込んだのは同じで、連中は頭と二の腕に赤い鉢巻を締め、手製銃器や刃物、鐵パイプ、棍棒などを手に暴れ回り、商店を破壊するなど狼藉三昧。野次馬の中で不満の意を示した者は殴られ、また頭髪を染めている者や入れ墨をしている者はチンピラとみられて袋叩きにされたそうです。

 その後この「楊林寨」勢は公安局を取り囲み、空に向けて銃を轟発させるなど気勢を上げていたものの、近隣各地のチンピラグループが「楊林寨」勢を殲滅せんと接近しつつあるという噂に人質4名を連行して撤収。

 すると意外な展開ながら、今度は地元県城の群衆が公安局を包囲。警察はなぜ「楊林寨」勢の狼藉を手をつかねて放置していたのか、という訳です。店を破壊された者は善後策を講じろと叫び、チンピラに間違えられて負傷した者は犯人を逮捕せよと怒りの声を上げます。とにかく幹部が出てきて事態を収拾せよ、と。

 ところが公安局に居合わせた湘陰県の幹部は一向に動く様子がありません。一時、警官隊が防弾チョッキに鉄兜の完全装備で登場し一同の喝采を浴びたのですが、なぜかほどなく装備を解いて散ってしまいました。

 それを見て群衆がヒートアップ。「楊林寨」勢の狼藉にすぐ対処することなく市民の財産や安全の保護を疎かにした政府を罵る声が飛び交っていたかと思うと、「政府は無能だ」などと怒号しつつ一気に公安局になだれ込みました。第二次暴動の幕開けです(笑)。

 すると群衆は庁舎の一角で様子をうかがっていた頼社光・県党委員会書記(県トップ)と副県長を発見。たちまち取り囲んでペットボトルを投げつけたり、頭からミネラルウォーターを浴びせたり、人込みの中から拳だけを伸ばして殴打する者もあり、頼社光は恐怖のあまり口から白い泡を噴いて昏倒。幸い警官らに助け出されて病院に運ばれたものの、収まらない群衆は楊林寨住民の経営する店鋪などを破壊し、中に人がいれば袋叩きにしたようです。

 午後5時になって岳陽市から派遣された機動隊が「楊林寨」勢に連行された人質の救出に向かい、さらに夜に入って湖南省からの機動隊も楊林寨郷へと出動。あちこちに屯集していた県城の住民たちはこれを拍手で見送ったそうです。ただ警官隊の一部は楊林寨郷に入らず待機していたとのことで、楊林寨住民に対する発砲云々などの話は出てきません。

 http://www.peacehall.com/news/gb/china/2006/08/200608070347.shtml

 ――――

 ……という訳で、暴動の被害者が今度は暴れる側に回って政府庁舎に乱入してひと騒ぎした模様です(笑)。

 騒動の全容は未だ闇の中なのですが、「官」も何もあったものではないという印象です。少なくとも県レベルの暴動は、警官や機動隊といった県当局の治安力では鎮圧できず、市や省といった上級部門の助けを借りなければならないことがわかった、というところでしょうか。

 ともあれ住民たちは、自分たちが本気で怒れば「官」などひとたまりもない、ということを学習したかと思います。というか、そうであれかし(笑)。

 「100名死亡」説はインパクトがあるのですが未確認情報。私としては武闘に長じた「山賊の村」の残党どもと警官隊のバトルに興味津々なのですが、これについても確報がありません。残念ながら続報待ちです。

(小生のコメント)

陳胡痒さんのBlog
http://plaza.rakuten.co.jp/chinkokaiworld/
でみつけました。

俺はお前を信じない! : タイムトラベラー ジョン・タイターの予言(コピペ集)
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/370.html
投稿者 あっくん 日時 2006 年 8 月 06 日 11:26:42: hhGgKkD30Q.3.

に、

2007年 中華人民共和国 内陸部で暴動勃発。軍が治安出動。(この治安出動をきっかけに中国軍の暴走が始まる。)

と有ったが・・・・!!!

中共政権崩壊の「津波」を予測=台湾政治学者(大紀元)
http://www.asyura2.com/0601/asia5/msg/414.html
投稿者 どん兵衛 日時 2006 年 8 月 02 日 15:56:11: 7oUaiPRSj3bnA

中共政権崩壊の「津波」を予測=台湾政治学者

これも?

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