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□汚染深刻化で香港の魅力減退＝米商工会議所が企業幹部調査 [ＡＦＰ＝時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/business/story/20060827afpAFP008373/
汚染深刻化で香港の魅力減退＝米商工会議所が企業幹部調査 (ＡＦＰ＝時事)
【香港２７日】大気汚染の深刻化で海外投資家にとって香港の魅力が大きく後退する見込みだ。企業幹部のほとんどが、大気汚染を嫌気して香港から脱出しようとしている人を知っていると回答したことが、米国商工業会議所が行った調査で明らかになった。≪写真はスモッグに煙る香港のビクトリア湾を航行するフェリー≫
米商工会議所は香港に進出する多国籍企業の幹部を対象に調査を実施。これら企業は香港で合計２５万人を雇用するが、１４０の企業トップのうち約８０％が香港の魅力は後退していると感じていると回答した。また、約９４％が環境問題のうち大気の質が最も懸念事項であると回答。５９％が、大気汚染を理由に自社が移転することになるかもしれないと答えた。
調査によると、４分の１の企業が香港にビジネス専門家を招く上で困難に直面したという。半分超の企業が、汚染を理由に香港行きを断わられたケースを知っていると指摘。また９５％が大気の質が自身、そして子供らに長期的に悪影響をもたらす可能性があると心配していると回答した。
香港では大気汚染が政治問題化。２００５年には視界が１キロ未満になった日は５０日超あった。
[2006年8月27日21時36分]
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