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Mグループさんにお願いがあります。WTC「崩壊」についてお調べいただきたいこと。
http://www.asyura2.com/0601/bd43/msg/262.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 3 月 21 日 05:23:15: SO0fHq1bYvRzo
 

Mグループさんにお願いがあります。WTC「崩壊」についてお調べいただきたいこと。


Mグループさんはたしか地球物理学系の研究をされているのではないか、たしかご自身のいつぞやの投稿に書かれてあったように覚えています。(私の記憶間違いならご勘弁を。)ということは、身近に物理学に強い人々、特に構造力学などを得意としておられる人たちが大勢いらっしゃると思います。

そこで、もし上に書いたことに間違いがなければ、ですが、ぜひとも調べていただきたいことがあるのですが。


●それを具体的に申します前に、前提となる手順について確認させていただきます。ある物理的に発生した物事を説明するのに、様々な試算を元にして様々な仮説を立てますね。そして科学ではその仮説は全く自由ですね。

これに関しては以下の拙稿でも、極めて簡単にですが、申しました。
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http://asyura2.com/0510/bd42/msg/974.html
真相追究の「方法論」にこだわる理由
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仮説の中に、はじめから「これだけは加えてはならない」という制限をつけるのは、科学的でしょうか、非科学的でしょうか? もう私などが何も言わなくてもご承知のことと思います。

次に、それぞれの仮説は事実として起こったこと、事実として存在しているものとつき合わせて、その信憑性を検討されなければなりません。間違っていますか? もし間違っているならご指摘ください。

そして一つの仮説が事実として起こったことや事実として存在しているものと矛盾しそれらを合理的に説明できないものであれば、即刻修正を受け、あるいは修正では効かない場合には破棄されなければなりません。間違っていますか? もし間違っているならご指摘ください。

そうして事実による検証を受けて、少なくとも現時点で事実として認められた現象やものと突合せ、それらと矛盾せず全てを合理的に説明できると多方面から認められた仮説のみが「理論」と言えるでしょう。間違っていますか? もし間違っているならご指摘ください。

いわゆる「パンケーキ崩壊理論」は理論ではありえません。事実として起こったことや事実として存在するものとの十分な比較・検討を受けていないからです。


●さて、Mグループさんご自身の投稿からですが、

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http://asyura2.com/0601/bd43/msg/246.html
Re: 阿修羅投稿に現れる知的に堕落・退廃し切った奴の実例・・・鏡を見ておられるのでは
【前略】

 パンケーキ理論+(パンケーキ理論では100秒かかるはずだという理論)については検討する価値も見出せずにいます。最上階から崩壊が始まったのであれば一理ありますが。もしも一階から崩壊が始まった(一階に航空機が突入した、又は一階に爆発物が仕掛けられて1階の壁が初めに破壊された)のであれば全崩壊に何秒かかることになるでしょうか。爆発物による崩壊だったとするとどの階に仕掛けられたとされていますか。建築用鋼材は何度くらいで強度が半分以下になるかご存知ですか。「今捨てたタバコの温度は800度。」
 
鉄骨構造 Wikipedia
「構造材が不燃物なので火事に強いと誤解されるが、鉄骨は摂氏550度程度で急激に強度が失われるので、消火に手間取ると一気に建物が倒壊する危険性を持っている。」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%AA%A8%E6%A7%8B%E9%80%A0

【後略】

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ご投稿の中にある
『もしも一階から崩壊が始まった(一階に航空機が突入した、又は一階に爆発物が仕掛けられて1階の壁が初めに破壊された)のであれば全崩壊に何秒かかることになるでしょうか。』
という箇所については、私はどのようにお答えしたら良いのか、ハタと首をかしげています。

私が前日投稿しましたことは、いわゆる「パンケーキ崩壊」、重力のみによって起こる崩壊が次々と連続して起こった、と言われるようなことが、決して事実とは附合しないことを強調したものです。どう長く見ても15秒以内で、WTCタワーが重力の力だけで上から下まで崩壊することはありえない、ということです。

もし「ありうる」とおっしゃるのなら、「こうであれば10秒から15秒で崩壊する」という筋道をご説明ください。「おかしい」とおっしゃるのなら、少なくとも一つの対案を示していただくのが、科学的なのではないでしょうか。ぜひとも「検討する価値のある試算」をお示しください。もし他人の行った試算の「検討する価値」についておっしゃるのなら、反論を示した上でその「検討する価値」を破棄されるのが科学的な姿勢ではないのか、と私などは思っておりますが。

Mグループさんがどうしていきなり『もし1階から崩壊が始まったのであれば・・・・』というような突拍子も無い仮定をされるのか、どのような脈絡からそういった仮定が飛び出してきたのか、その意味が、頭の悪い私などでは全く理解不可能です。


●本題に戻ります。鋼鉄の強度と温度の関係に関しては、たしか米国での「公式見解」でもMグループさんがお書きになったこととおよそ同様のことが言われています。もちろんMITのトーマス・イーガー大先生の保証書付きです。

しかし建材用の鋼鉄が550℃か600℃か、あるいは800℃かで、大きく強度を失うことくらいは、イーガー大先生にご教授いただかなくても見当はつきます。それが何度でMグループさんのおっしゃる「半分以下(50%以下)」になるのかは、正確な数値は知りません。その「半分」とはどのように測られる「半分」なのかもよくわかりません。硬度なのでしょうか。圧縮に抗する力なのでしょうか。横への折り曲げに抗する力なのでしょうか。

それはともかく、事実として起こったことは、ビルの全面的な、しかもほぼシンメトリックな破壊でしたね。これに間違いはありませんか? 間違いならご指摘ください。倒壊したWTCのどれを見ても、大きな塊状になって落ちていった部分は、少なくとも私の知っている限りでは、ありません。(もしあるのならその写真やビデオをご指示願います。)

ということは、ビルのおおよそ全体の鉄骨が、550℃とかそれ以上になっていたのでしょうか??

ということはWTC1、2、7の各ビル全体が激しい火炎に包まれていた、ということになるのでしょうか??

鉄骨が550℃以上になった、ということは、他の可燃性の建材や家具は相当に激しく燃えていたことでしょうね。きっと!

もちろん事実として起こったことはその逆です。タワーは飛行機が突っ込んだ場所とその付近以外では火災を起こしていた形跡はありません。第7ビルの火災は数箇所でほんのチョロチョロと炎が窓から見える程度でした。もし私の言っていることが事実に反する、と証明できる写真やビデオがあれば、ご提示ください。

ビル全体(あるいはその多くの部分)が激しい炎に包まれたビル火災は今まで世界でいくつか起こっていますが、それ以前にもそれ以後でも、火災で「パンケーキ崩壊」をしたビルはただの一つもありません。もちろん、一つも無いからといって確率的にゼロでは無いかもしれませんが、少なくとも言えることは、WTC各ビルはその一部しか火災にあっていなかった、という事実です。

では一体、どの鉄骨の強度が落ちていたから、あのような全面的な、しかもほぼシンメトリックな崩壊を起こしたのでしょうか。一部の鉄骨の強度が落ちたから全面的・シンメトリックな崩壊をする、というメカニズムが存在する可能性を、ぜひとも科学的知識と見識にあふれるMグループさんのお知恵を拝借したいとおもっております。あるいはあなたの周囲の方にお聞きになってくれませんか。

私もあまり偉そうなことをいえる身でもありませんので、どうか英明な方々のご教授を仰ぎたいと思っています。


●「公式見解」では明らかに説明できない、と私が思っている事実は十数か所あるのですが、全部いっぺんに片付けることもできません。以上の「一部の箇所が火災にあって、なおかつ全面的・シンメトリックに崩壊した」という点のほかに、とりあえずもう2つだけ申します。

ぜひともあなたご自身、あるいは周囲におられる力学に精通する専門家のお知恵を拝借したい、と願っております。

よく「垂直崩壊」と言われるのですが、私は「垂直」よりもむしろ「水平」の方が問題だと思っております。ビデオでも写真でも明らかに分かることなのですが、巨大な量の物質が、垂直にではなく、水平方向の速度ベクトルを持って、ビルから離れて飛んで行きました。

水平方向に鉄骨とコンクリートを放り出しながら、崩壊箇所がおおよそ自由落下の速さに準じて下方に移動しています。(以前の私の投稿にそのビデオへのリンクが多くあります。)そして「公式見解」では、そこに働く力は重力のみでした。

あの巨大な水平方向の運動量はどこから生まれたのでしょうか。垂直下方向のみに働く重力を用いて、しかもビルの上の方の階から、どのようなメカニズムでそれが可能でしょうか。エネルギー保存の法則の範囲内、運動量保存の法則の範囲内で、重力のみでどのように、事実として起こったことが可能であるのか、私には理解不能です。

どうかMグループさんご自身、あるいは周囲におられる力学に明るい専門家の方々にご教授いただきたいと、切に願っております。


●もう一つだけにします。事実として起こったことで、ビルのコンクリートはほぼ全て粉々に、砂状あるいは粉末状になって、水平方向の運動量を持って飛び散りました。鉄骨も同様に、接続部分から引きちぎられて大量に水平方向の運動量を持って飛び散りました。

さて、どのようなメカニズムで、重力が、ビルのほとんどのコンクリートを粉々に破壊し鉄骨をバラバラに引き離す内部エネルギーへと転換されたのでしょうか。

しかも、少なくとも写真やビデオ、あるいは証言に触れる限りでは、ビル内に膨大にあったはずの家具や器具・機械類が最低限それと分かる形で残った形跡がなく、これらも同様に、バラバラの粉々に砕かれたようです。

(しかもその粉塵の中に焼け焦げた跡と思える炭化した物体を見た記憶はありません。もしそれを示す写真やビデオなどをご存知でしたらご教示願います。)

重力だけの力で、エネルギー保存の法則と熱力学の法則の範囲内で、どのようにして、このような事実として起こったことが説明できるのか、不勉強にして、私はそのような仕組みを学んだこともなく、全く見当すらつきません。


●聡明なるMグループさんのお知恵では、以上の3点についてどのような見解となるのでしょうか。また、どうかあなたの周囲におられる物理学、特に力学に詳しい方にお聞きになり、ぜひともこの点のご解説をいただきたいと思っています。

このような点を十分に解明していただける方がおられるのなら、私は喜んで頭を下げてそのご講義を傾聴させていただきたいと考えております。

以上の3点以外に、一部の研究者たちによって指摘されている矛盾点(事実との相違点)がまだ数多く残されています。

「公式見解」の「崩壊論」が事実として起こった現象を十分に説明するものならば、私は喜んで、今までの私の発言をすべて取り下げ謝罪し、その後は「公式見解」の線に沿っての発言のみをいたしましょう。

どうかお答えを宜しくお願いいたします。

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