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米国での反「公式見解」説にもいろんな種類がありまして・・・・
http://www.asyura2.com/0601/bd43/msg/571.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 4 月 17 日 06:09:19: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: なんとなくわかる程度ですが・・・ 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 4 月 16 日 22:57:35)

米国での反「公式見解」説にもいろんな種類がありまして・・・・


レス、ありがとうございます。そうですね。あのジェット戦闘機を壁にぶち当てる映像は「壁の強さ」を強調する宣伝でしたね。これを「飛行機が粉々になった」ことの証明として使ってるのだから、本当に筋もヘッタクレも無い(笑)。あの「破片」にしてもおっしゃるとおりです。

ところで、米国での反「公式見解」説といっても、大きく分けて「やらせ説」と「内部犯行説」があるのですが(その他に超現実的な「説」がいくつかありますがこれは無視します)、この「内部犯行説」にも様々な傾向があるようです。

一口に「9・11真相究明運動」といっても、けっこう面倒なんですね。何せ、それぞれの「説」を唱えるサイトが膨大な数あり、一つ一つがまた膨大な空間を占めていますので、私もまだほんの一部に触れたに過ぎないのですが、一応私のわかった範囲だけでも簡単なご説明だけしておきます。

「内部犯行説」の内訳について、それぞれ非常に大雑把な言い方ですが、

●まず9-11 Researchを代表とする、WTC爆破解体のみが純粋な内部犯行で、ペンタゴンとWTCへの激突は「ボーイング乗っ取りのイスラム過激派による犯行」(もちろんWTC解体犯の計画通りに動いた)である、というものがあります。

また「ボーイング、リモコン操縦説」で、各飛行機が地上からの電波の誘導によって自動的にWTCとペンタゴンに突っ込まされた、というものもあります。

そして「ボーングじゃなかった説」(no plane-theory)はそれぞれの飛行機が軍用のものであってボーイング767、757ではなかった、特にペンタゴンへの攻撃は小型軍用機あるいはミサイルによるものだった、つまり、「ハイジャックしたイスラム過激派」などそもそも存在せず、すべてが米国政府と軍の指導部を乗っ取った者たちによるしわざだった、と主張します。

ただこの中でも「真犯人は誰だ」という点で、ブッシュ・チェイニー主犯説、石油資本主犯説、シオニスト・イスラエル主犯説、諜報機関主犯説、さらに奥にある「闇の機関」主犯説、ここにはフリーメーソン、イルミナティなどの「常連さん」から宇宙人や爬虫類人まで、実ににぎやかです。こんな点が「陰謀論」だと言われてしまうのでしょうが。

ちょっと変り種では、WTCに突っ込んだ飛行機すら存在せず、あれはホログラムで飛行機に見せかけただけのものだった、という「ホログラム説」もあります。


●それぞれが激しく自己主張しているのですが、「ボーイングだった説」を唱えるグループの、ちょっとでも「ボーイング」を疑う傾向に触れた瞬間に見せる、「陰謀論!」「ネオナチ!」を振りかざす、あのヒステリックな反応ぶりが、彼らの正体を暴露しているように思えます。このことは9-11 Researchの論者たちによる「学者の会」への批判論文を読めばすぐに解ります。(ただし申し訳ないが、英語に堪能でないと難しい。)

さらにこれがシルバーシュタインやモサドに話が及ぼうものなら、その瞬間に「アンチ・セミティスト!」「ホロコースト・ディナイアル!」とくるわけです。こういった罵声とレッテル貼りが、欧米ではどれほど人々を縮み上がらせることか、日本では想像もつかないでしょうけど。

『ある一線』からは一歩も先にはテコでも踏み込ませない、そのためには事実の検証も科学的な判断もヘッタクレもすべてかなぐり捨てて、激しく攻撃にかかるわけです。

このヒステリーぶりはまさに宗教的狂信の領域でしょう。私なんぞ逆に、こんな狂信ぶりが、他の民族と平和共存している一般のユダヤ人たちが被害を被るだけの、本物のアンチ・セミティズムを増長させるだけではないのか、と思っています。(ひょっとするとそれがこのような連中を裏で操るヤツラの思惑なのかな、とも思います。シオニストこそが最もアンチ・セミティズムを必要としているのですから。)

奇妙なのは、科学的な筋の通った思考と、筋もヘッタクレも無い狂信とが、仲良く並存していることでしょうね。ある一線までは科学的に、その一線から先は宗教的に、ということです。本当に薄気味悪いんですよね。

例の「知的創造論」にしても、科学者や技術者の中にもけっこう信奉者がいるようで、物理学や数学などを取り扱っているときには科学的に、生物進化になったとたんに狂信者になってしまう。いっそ原子も素粒子も化学反応も方程式も全て「知的創造」だというのならまだ筋が通るのですが。まさに分裂症状でしょう。

これは個人的な感覚に過ぎないことなのですが、この種の人が普通に話をしていても(あるいはその文章を読むと)、何だか得体の知れない気持ちの悪さを感じてしまうのです。たとえば先日、阿修羅にちょこっと顔を出した「芦田」とかいうHNの人物の文章にしても、私は見た瞬間、本当に「爬虫類の皮膚」を触っているような感覚を覚えました。(「爬虫類人」などは信用しませんが、「爬虫類的な感触」を感じさせる人間はいます。ただし、私は本物の生物の爬虫類を触ることは平気です。人間の方が嫌ですね。)


●ただ私としては「ホログラム説」には賛同できません。柔らかい飛行機が固いWTCの中に吸い込まれるように入っていったことに疑問を感じる人もいるようですが、たとえば水で厚さ5ミリの鉄板を切ることが出来ることをご存知でしょうか。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/mamii/electric3.html#clive
水ジェット切断

問題は運動エネルギーであってそのものの固さではありません。私は飛行機の機体がWTCの外壁を突き破ることは十分に可能だと感じます。(厳密な数字データを元にした推論ではありませんが。)

南タワー(第2ビル)に、壁面の中心ではなくやや左側に飛行機が激突してしまったことが何よりの証拠だと思います。あれで飛行機燃料のかなりの部分がビルの火災ではなく空気中で「無駄に」燃えてしまい、北タワーよりも火の勢いが続かなくなったために、北タワーの半分くらいの時間で爆破解体を始めざるを得なかったのです。

火が消えかかってしまったのなら「火災による崩壊」の言い訳がたちませんからね。しかし南タワーを1時間にも満たない時間で爆破せざるを得なかったことは、真犯人たちにとっては大きな手違いだったでしょう。さらに飛行機がぶつかった場所が端の方だったため、解体の瞬間で上層30階以上の部分が斜めに回転しながら落ち始め、これが後で大きな疑惑のタネの一つになっています。もしホログラムでやるのなら、壁面の中心に正確に当てたでしょう。

また、ホログラムでの「衝突場所」に大量の爆薬と燃料を運び込むのは、それこそ中で何も知らずに働いている人に完全に気付かれることで、これは可能性が無いと思います。


●以上のように、「真相究明」のふりをして、肝心のところで真相を隠そうとする力も相当に強く存在しています。まさに心理・情報戦争です。しかしこの戦争の中で、それぞれの人が「宗教的に信じ込みたい人」なのか、「自ら判断したい人」なのか、の区別がはっきりとしてくるでしょう。

だからこそ、心理・情報戦争なんですね。

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