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アイルランド ナイフ・フォークも使えないファスト・フード世代が増加 その意味は?(農業情報研究所)
http://www.asyura2.com/0601/bd43/msg/681.html
投稿者 シジミ 日時 2006 年 4 月 26 日 22:42:46: eWn45SEFYZ1R.
 

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/food/06042601.htm

06.4.26

 アイルランドでナイフもフォークも使えないのファスト・フード世代が増えているそうである。歩きながらチップスやバーガーなどを食べているから、専ら指しか使わない。両親は仕事が忙しくで、座って食事をする暇がなく、手っ取り早いマクドナルドで済ます。テスコは、変化する若者のディナーの要求に応じるために、英国でのイタリアン・フードのメニューをすべて変えた。スパゲッティーやマカロニのような食品を食べるには技術が要るからだという。

 Fast-food generation fail on knife and fork skills,Irish independent,4.26
 http://www.unison.ie/irish_independent/stories.php3?ca=9&si=1604330&issue_id=13963

 これが人間にとってどんな意味を持つのかは知らない。しかし、英国の神経生物学者のスーザン・グリーンフィールドは最近、デジタル技術の普及で人間の脳に変化が起きているのではないかと問題を提起した。テレビやパソコン、携帯で画像的世界に入り浸りの子供や若者が増え、伝統的な読書の習慣が消えた。基本的には文字に基づく文化が、基本的にはイメージや画像に基づく文化にシフトしている。

 我々は段階を追って著者のあとを追うことで、新たな情報を既知の情報に結びつけて”知識”を形成する術を獲得することができたが、今の子供や若者は様々な情報を関連づけて、断片的な情報の意味を捉えることができなくなっているのではないかという。

 New technology may be changing the human brain,Guardian,4.24
 http://www.guardian.co.uk/comment/story/0,,1759704,00.html 

 理解不能な事件を引き起こす子供や若者が増えているのもそのせいかもしれない。こうなると、ナイフやフォークの問題ではない。それは直そうと思えば直せるが、このような脳の変化は直せない。人々の生活を便利すると言われる科学・技術の発達が、本当に進歩かどうか、深刻に疑う必要がある。グリーンフィールドは、新しい技術がもたらすこのようなリスクこそ最優先して研究せねばならないと言う。

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