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まな板の上に乗る「日本のナショナリズム」! 日本人はこの「光」に耐えられるか?
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/572.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 8 月 24 日 05:20:18: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: シーグレイブ夫妻著「黄金の戦士」、山下の黄金をアメリカが秘密裏に回収した 投稿者 愛久 日時 2006 年 8 月 24 日 01:40:33)

まな板の上に乗る「日本のナショナリズム」! 日本人はこの「光」に耐えられるか?


このシーグレイブ夫妻による著作は、愛久さんがご紹介の通り、私がその全文を日本語訳したレッ・ボルテール(現在はボルテール・ネット:スペイン語版)2005年1月27日付掲載の『黄金の百合作戦(原題Operación Lis de Oro):Denis Boneau著』のネタ本となったものです。

(参照)
http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/768.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 2 月 05 日 10:26:21
黄金の百合作戦(レッ・ボルテール:山下の黄金の「伝説」)


私が翻訳しましたときにはフランス語とスペイン語のものしかなかったのですが、現在は英語版でも登場しています。興味のある方はぜひご覧ください。
http://www.voltairenet.org/article30068.html
The Treasure of Japanese Criminals
Golden Lily Operation


●さて、愛久さんもおっしゃっている通り、私の翻訳にgooseさんが次のようなレスをつけてくださいました。全文を引用します。


******************************************************************************

http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/817.html
投稿者 goose 日時 2005 年 2 月 09 日 10:37:43
Re: 黄金の百合作戦-->典拠は間違えなく"GOLD WARRIORS"でしょう


貴重な翻訳、興味深く拝読いたしました。

典拠は間違えなく"GOLD WARRIORS"でしょう。

Sterling & Peggy Seagrave夫妻著、フランス語版の翻訳書名はまさにOperation Lys d'Or。
韓国語版も出版されています。

フランス語版では、表紙写真もその1月27日記事にある二人が並んだ有名な写真です。

>もう一人の皇族の朝香宮孚彦【原文ではTakahitoとなっているが「たかひこ」の誤り:訳者】親王
とありますが、79ページに"Prince Asaka Takahito"と、全く同じ誤りで書かれています。

日本の軍部がため込んだ資金を、アメリカ軍がフィリピンで発見したが、秘密資金とするために、発見を公表せず、占領下日本の親米政権化等に活用した。という本です。

アメリカが日本の親米化(政治的植民地化)を進めるため相当な金額を与党に与え続けていたのは既知の事実でしょう。そして、60年たってイラクのモデルとなる属国への組み替えが完成しています。その資金のもとが、そもそも日本が戦時中強奪したものだった、というのが事実であれば衝撃的な話です。

本書、日本ではJapan Times(=英文)2004年7月11日記事で取り上げられています。
http://202.221.217.59/print/features/life2004/fl20040711x1.htm
「40年代、50年代の日本人は、今のイラク人が知っているのと同じように、アメリカがすえた政治家達など傀儡に過ぎないことを知っていた。デモクラシーが機能しているとはいえない。アメリカ式デモクラシーが機能していだけだ。」と著者は語っています。
(今のワンフレーズ首相も、アラウィと同じかそれ以下の傀儡レベルだと思いますけれど。)

中国、台湾、シンガポール、フィリピン、フランス、ドイツ等で新聞書評が掲載されています。
関連諸国で自国語の書評を読んでいない国民は当の日本人だけ?

Japan Times記事の時点では、日本の出版社はまだ見つかっていない、とあります。
ダワーやビックスの大作に続いて、暗部をしっかり描いた本書の出版が期待されます。
これまで、この二人の著作、何冊も日本語に翻訳されているのですから。

英語版は日本のamazonで、フランス語版はフランスのamazonで購入できます。
日本版を待つよりも韓国語版を購入しOCRで読みとり機械翻訳するのがてっとりばやそうです。

著者自身による詳細情報は下記を。
http://www.bowstring.net

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●このgooseさんのご投稿に、私も以下のようにレスをつけました。


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http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/823.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 2 月 09 日 19:46:58
情報ご提供感謝!日本人は『鏡』を見ることを恐れる?


"GOLD WARRIORS"に関する情報をご提供いただきまして、ありがとうございます。私が翻訳文の前に
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【関連本の紹介】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0767904974/249-4187780-1256311
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1859845428/249-4187780-1256311
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

を書きましたのは、本文中に’Sterling y Peggy Seagrave’という人名があるのをみつけ、Google検索で調べてみて、Amazon.co.jpの洋書の紹介に行き着き、ひょっとしたらこれが典拠かな、と思ったためです。

ご紹介いただいた「著者自身による詳細情報」を読んで納得しました。

しかしこれがここまで、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、カタルーニャ語と、多くの言語に訳されているのに日本語訳だけがまだ出ていないことを初めて知りまして、複雑な気持ちでおります。本当ならば日本語で最初に訳されるべきだ、と思いますが・・・。スペイン語版か英語版をこちらの書店で捜してみましょう。

第2次大戦後の日本を正確にわかるためには、今まで単なる伝説やデマと考えられていたことでも、もう一度疑いなおして検討してみる必要があると思います。

まあそれにしても、これを韓国や中国の人たちが読めばまたしてもいきり立つでしょうが、そのいきり立ちを日本人が見て「え?何のこと?」とポカンとしているならば、もう漫画でしかない。好きであろうが嫌いであろうが、他の鏡に映った自分の姿を、たとえその鏡が少々ゆがんでいても色がついていても、恐れずにしっかり見て、知っておく必要があるのではないか、と思っていますが、出版社が様々な方面からの反発や圧力を恐れて「自主規制」しているのでしょう。ばかげた話です。

相手がこのような目で見ている、と正確に知ることは、いわゆる「自虐史観」などとは全く別の次元でしょう。そのようなことを知る機会すらなく、相手のいきり立ちに対して正確な情報を知らずに感情的な反発だけを繰り返しているようでは、結局は米欧ユダヤの腹黒い連中に言いように利用されるだけでしょうね。

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●この本に書かれてある事柄の事実関係については様々に意見が分かれるところだと思います。しかし、はっきりと認識しておかねばならないことは、

『英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、カタルーニャ語と、多くの言語に訳されているのに日本語訳だけがまだ出ていない』

『中国、台湾、シンガポール、フィリピン、フランス、ドイツ等で新聞書評が掲載されています。関連諸国で自国語の書評を読んでいない国民は当の日本人だけ?』

という点です。


●この本「GOLD WARRIORS」に書かれていることが、たとえ半分でも事実だとすれば、「戦後」のアジア・太平洋史ばかりではなく、世界史全体をもひっくり返しかねないことのように思います。第2次大戦後の米国主導の金本位制が何を基盤に作られたのか、その金の出所を入手方法がどうだったのか、が白日にさらされるからです。さらには、「太平洋戦争」はもとより、日本の「戦後」とは一体何だったのか、根本的に考え直さなければなりません。

私の『黄金の百合作戦』の翻訳は本来次の投稿とペアになるべきものです。

http://www.asyura2.com/0502/war67/msg/837.html
世界勝共連合:犯罪の国際主義(レッ・ボルテール:全訳)
* 以下の投稿の中に、リンクの修正が説明されています
・・・・http://asyura2.com/0601/war81/msg/408.html
・・・・勝共連合、CIA、そしてビン・ラディン

この『世界勝共連合』で直接に書かれているわけではありませんが、この中に登場する笹川良一やフェルディナンド・マルコスはもとより、パク・チョンヒ、児玉誉士夫、岸信介、蒋介石、文鮮明など、勝共連合に絡む人脈が、間違いなくこの「黄金」にも絡むだろうからです。無論アイゼンハワーからニクソン、キッシンジャーにつながる米国側人脈も。

これは、欧州でのナチスの黄金と麻薬、そして「バチカン・ラットライン」と並んで、第2次世界大戦の持つ巨大な秘密の一部を為すものでしょう。そしてナチスの流れが「冷戦体制」の中で中南米社会の破壊と米国への従属化を導いたのと同様に、この日本「黄金の戦士」の流れが「冷戦構造」の中で米国のアジア支配の構造を保証した、と言えるのかもしれません。(中南米から北米、そしてアジアをつなぐファクターとしての文鮮明の存在も、この流れの中で重大な意味を持ってくるのでしょう。)

一つ一つの事実関係を取り上げてそれに反発するのは簡単なことです。しかし第2次大戦以後の歴史との整合性を考える場合、一概に荒唐無稽とは言えない面を数多く持っているように思います。


●この本を日本のいわゆる「ナショナリスト」が読んだら、さぞいきり立つことでしょうね。ここには「日本ナショナリズム」そのものが、たとえ一方からであるとはいえまことに強烈な「光」を当てられているのですから。言ってみれば「まな板の上に乗せられている」わけです。日本人はこの「光」に耐えられるのか。それともマスコミや出版界の姿勢にならって眼をつぶってやり過ごすのか、あるいは金切り声を上げながら背を向けるのか。

様々な見地から、「いきり立ち」を含めて、大いに議論が沸騰するべきでしょう。しかし、タブーを守るために扇情的な言辞を用いて相手を黙らせようとする一部の愚かで傲慢なユダヤ人やクリスチャンの真似はすべきではない。

この「GOLD WARRIORS」に書かれている皇室の犯罪に関しては、私は十分にありうることだと感じます。
(参照)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/925.html
応答感謝。「爆弾三勇士」および、「天皇はん」と「天皇陛下」についての私見。

皇室に対する態度も含めて、大いに議論が行われるべきだと思います。

いずれにせよ「タブー」が解体されるべき時期ですので。

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