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靖国神社は教義もかたまっていない新興宗教ですから、道教といふのもおかしいのは確かです。
http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/330.html
投稿者 Kotetu 日時 2006 年 8 月 21 日 20:50:03: yWKbgBUfNLcrc
 

・道教(陰陽道)にも招魂祭はあるけれど・・
http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/320.html
へのレスです。

・【楠山春樹「老子入門」より】道教が崇める「老子」の記述と靖国的思想は正反対!【31章】
http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/197.html
へのレスも兼ねさせていただきます。m(__)m

 暑さと、かつての牛丼の偏食のせいで、オツムのメモリが不稼動ないしは欠落状態に陥ってますので・・・

 議論板でも、拙稿に対して「靖国教」は道教ではないとお叱りをいただいております。(^^ゞ

http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/192.html
http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/197.html

 結局、靖国神社は幕末の薩長土肥テロリスト反体制運動のバックになったテンテルダイジン教(皇国史観)の宗教施設としか言いようがないのでしょうね。

注)かつて「amaterasuoomikami」と入力しても漢字転換せず「tennterudaijinn」とすると「天照大神」と転換しましたので、以来「テンテルダイジン教」としています。きっと、中国製のCPUだったのでしょう。(^○^)

 さて、靖国神社ですが、在来神道とは似て非なるものだといふことでしょう。いわゆる新興宗教と言えます。
 新興宗教なるが故に、作法所作も非神道的なものや、他宗教のものが入り込んでいて、それが教義の中に整理されずに混入していると思います。

<招魂>
 小生が土俗道教と言ったのは、この点にあります。神道では「招魂」という概念はないですね。あえて似たような例を言えば「降霊」でしょうかね。これも中国語(漢語)ですから適切ではないですけど。

 本来の神道では、漢語の表記はしても古代和語(主に倭人語)で読み下すのが通例ですが、<招魂>は現代日本語でも読めませんよね。
 あえて読めば「たままねき」なんでしょうか。<みたまおろし>なんて読めやしない。もちろん、<みたまおろし>なんてのも神道とは言い難いでしょうけどね。


>道教(陰陽道)にも招魂祭はあるけれど・・

>日本の道教(陰陽道)や中国の招魂再生儀礼は、個人的・平和的なものなので、
>靖国の招魂とは異なるようです。

 おっしゃるとおり本来の道教(陰陽道)の招魂再生儀礼は、個人的・平和的なものなのだと思います。


<合祀>

 これも、在来神道と靖国神道と全然異なる問題です。とは言っても、既述のとおり靖国神道も体系化されたものではなく、いわば、その場その場で理屈付けを発明しますので、そういう根本的なことを靖国の宮司や信徒(っているのか?(^^ゞ)が論理的に鍛え上げることは放棄されているようです。

 靖国神社のHPでは、戦死者などの霊(オイオイ「魂」じゃないのか?)は、合祀されて元からの神と合一するらしいです。

 ということは、合祀の時点で「戦死者などの霊(魂?)」は靖国神(仮称;神名不詳)に吸収融合されてしまうのであり、「戦死者などの霊(魂?)」はこの世からもあの世からも消えてしまうことになりましょう。

 靖国神社は、そういうことを参拝者に説明してあげなければなりませんね。「貴方の父上は靖国神社には居ませんよ。靖国にいるのは東條らと合体してしまった神です。」ってね。
 おそらく、戦没兵士の遺族は靖国に戦死者が祭られている。親族が祭られていると思って参拝するのでしょうが、上記趣旨から言っても、そのような個々人の個性が消滅しているのが靖国神(仮称)でしょう。

 以上が、靖国HPの「神名簿から一つの御神体に合祀される」云々から行き着く解釈です。

 これだと、「分祀できない」ことになります。なにしろ一つの神に融合合体してしまったのですから。

 靖国神は、竜馬といっても竜馬じゃない、英樹のつもりが英樹じゃない、もちろん個々の戦没兵士も個性がなくなった神と言えましょうか。

 しかし、これだと説明できないことがあります。合祀する前に「個々に神名をつける」のですねぇ。まぁ、「*田太郎之命」なんちゅう手抜きらしいのですけどね。


<在来神道の合祀>
 これは、じつに単純です。複数の神々を同じ社殿に祀ることです。仏壇に位牌が並んでいるようなものですね。

 御神体を別の社殿に移せば分祀、別々の社殿にあった御神体を一つの社殿に移せば合祀です。

 列島倭人の神々は万能の神ではありませんので、相性の悪い神を別の社殿に祀ることは普通です。たとえば「天照神」と「八坂神(スサノオノミコト)」は合祀しないでしょうね。

 客人的な神、格下の神なども別社、末社などに祀ることが普通です。

 靖国が普通の神道ならば、いつでも分祀できるということです。

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