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http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/163.html
投稿者 縄文ビト 日時 2006 年 8 月 11 日 05:28:08: egUyw5BLxswRI
 

(回答先: Re: いい勉強をさせてもらっています<僕も全く同じです 投稿者 秋元健一 日時 2006 年 8 月 09 日 13:28:07)

http://www.tabiken.com/history/doc/N/N171R100.HTM 
【古代の奴隷】律令体制社会の国法である律令は,主として,中国の唐の律令にならって制定されたものであるが,そこにはかなり詳細の奴隷に関する規定が存在する。すなわち,この時代の人民は「良」「賤」の二つの身分に大別され,「賤」は,「陵戸」「官戸」「家人」「公奴婢」「私奴婢」(この5つを「五色の賤」と呼ぶ)の総称であるとともに,当時の奴隷身分にほかならなかった。

J 考古学的なものは無いかもしれませんが。このようなものがありました。何年か前はこのようなものが多くありましたのでそれを記憶していたのだと思います

宗教による縄文人の征服
http://www63.tok2.com/home2/ahonokouji/sub1-30.htmlより引用 

 筆者は、弥生人非渡来説、つまり縄文人が大陸から文化のみを受容して弥生人になったとする説は「擬似歴史学」であるとの立場をとるものである。したがって、以下は大陸からの武装難民である弥生人が列島に渡来したとの前提で論を進める。

1.神々の戦いと人間の戦い
 洋の東西を問わず、民族間の戦いはそれらの民族の奉じる神の間の戦いであり、人間界における戦争の勝敗はそのまま神同士の戦いの勝敗であった。弥生人たちは、侵略にただ武力のみを用いた訳ではない。周知のように、ヨーロッパの国々は戦争をくり返しては他国を侵略したが、キリスト教は実質的にその先兵的役割を果たした。弥生人による縄文人掃討作戦にもまた宗教が利用されたのである。

2.弥生文化による縄文文化の破壊
 縄文人は大陸からの武装難民である弥生人の手によって自分たちの土地を追われた。弥生人が自分たちの文明をもっているのと同様に、縄文人もまた何千年にもわたる狩猟採集を中心とした独自の高度な文化を築き上げていた。縄文人は農耕文化も、大建築をする文化ももっていた。だが、弥生人は自分たちの価値観でしか縄文人を見ようとしなかった。弥生人は縄文人が、文明ももたない野蛮人であり、縄文人が死ぬのは神が決めたことだと思っていた。縄文人を下等な存在とみなし、自分たちが縄文人を追いやって侵攻していくのは正当なことであると考えていた。弥生人は自分たちのやることは全て正しい、自分たちが絶対であると考えていた。弥生人の侵略に最後まで抵抗した古代東北の蝦夷も、大和朝廷からの度重なる侵略と稲作農民の移住定着によって水田稲作を文化の主体とする大和朝廷に制圧された。

3.「弥生神道=稲作イデオロギー」に基づく縄文人征服
 現代日本人の精神構造の大きな柱ともいえる神道思想は、弥生時代に始まったといわれる稲作文化と密接な関係をもっている。神道の祭りは稲作との関連が強い。奈良時代初期、天武天皇は各氏族・皇族の記録や伝承を編纂し、神道のもととなる神話を整理した。この神話には、天皇による日本の統治の正当性を示すほかに、当時国家の基盤であった稲作の重要性についても触れられていた。稲は、天照大御神が授けたものであると、神話は語り伝えている。日本の古名を豊葦原瑞穂国(豊かに稲がみずみずしく稔る国)ともいうが、稲作は、弥生人にとって神々から授けられた神聖な営みであった。そもそも天皇の使命は、「水穂の国」の稲作りの主宰者として、年穀豊穣・天下泰平の祭りを行うことであったともいう。
 しかし、弥生の水田耕作が始まる前から、列島には縄文人による自然崇拝を中心とする宗教が存在していた。土偶と埴輪を比べてわかるように、縄文人と弥生人の自然観や宗教観は全く異なる。縄文人は日本の気候や風土の中でできた自然信仰、外来の弥生人は祖霊信仰である。変化に富む自然から生まれた八百万の神々と、絶対的存在である日神はあまりに違う。縄文の神は自然そのものであった。礼拝の対象であるご神体も巨岩であったり山そのものであったりした。また、神は恵みをもたらすと同時に、怒りを津波や噴火などで示した。縄文の火焔土器を見ても火山に対する独自の宗教観があった事がわかる。火山の付近にいくつも遺跡が見つかり、火焔土器が出てきた。火山信仰を裏づける発見である。大陸から来た弥生人は縄文人の多神教に驚いたであろう。縄文人を支配するため、弥生人達は、自分たち固有の稲作儀礼、祖先崇拝に縄文人たちの自然崇拝の要素を取り込み、さまざまな祭りをこしらえて、現在「神道」と呼ばれる宗教体系の祖型を整えていった。ご神体も鏡や剣などの金属器であり、縄文のご神体とは全く異なる。
 神社に参ると神主が大麻を振って神主は参拝者の穢れを祓う。中臣氏はこの祓え浄めを神道の中心理論として構築した。禊は自らの浄化儀礼であり、祓は他者あるいは自分を含む集団に対する浄化儀礼である。この禊・祓に対するものが穢れであり、これには不浄物のほかに災厄や他の世界に属するもの(死など)が含まれる。弥生人にとっての米は価値観の源泉であり、稲作を損なうものは「害虫」「害獣」であり、排除されるべき存在である。稲作を妨害する縄文人は「土蜘蛛」「蝦夷」などの虫けらであった。

三内丸山遺跡の縄文文化 「高床式建物について」
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2000dm2k/japanese/02/02-09.html 

東日本の縄文文化の中で、円筒土器をもつグループは、土器を多用したことで知られている。円筒土器文化は縄文前期後半から中期まで存在したが、その特徴とされる円筒型の土器の由来は、明らかではない。この円筒土器文化圏は、北海道中部から東北地方北部の範囲に限られており、その遺跡は巨大な集落を構成することで知られている。その代表の1つが青森市三内丸山遺跡である。この遺跡では、800件以上の竪穴式住居が発掘され、高床式建物も数百以上が検出された。また、この遺跡の縄文中期の段階では、3種類の墓がつくられており、直径5m程度の竪穴式住居と直径30mの大型住居の相違など、一般に考えられるような平等な社会ではなかったと考えられている。多くの高床式倉庫の存在から、安定した生活が営まれていたことが推測される。さらに、この遺跡を中心として、ヒスイや黒曜石の交換だけではなく、海魚も山奥の遺跡にまで持ち込まれているなど、交換活動がさかんであったことが分かっている。
上記文章より「一般に考えられるような平等な社会ではなかったと考えられている」

J  ここでは三内丸山の高床式倉庫が当たり前になり、不平等社会ではなかったのかという疑問形式でこの時代を現代と同じような時代と捉えてきています。この功績は小山修三さんに負うところが大きいと考えます。

高床式倉庫がやがては首長の住む高床式住居に変わっていくのも時間の問題と考えます。なぜ高床式倉庫なのかは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%86%85%E4%B8%B8%E5%B1%B1%E9%81%BA%E8%B7%A1#.E6.8E.98.E7.AB.8B.E6.9F.B1.E5.BB.BA.E7.89.A9.E8.B7.A1.EF.BC.88.E9.AB.98.E5.BA.8A.E5.BC.8F.E5.80.89.E5.BA.AB.E8.B7.A1.EF.BC.89 ウイキペテイァより引用

東西約75m、南北約18mの範囲に掘立柱建物のものであると推測される柱穴群が見つかっている。この掘立柱建物の柱穴の周辺及び内側には、生活の痕跡が発見できなかったため、この掘立柱建物は高床式建物であった可能性が高いと判断され、現在高床式建物として復元されている。階段はあるが中に入ることは出来ない。
ここでは地面に生活痕(カマド等)無いということから、また太い木を使っていたということから高床式倉庫としています。
 
〈大湯オオユ環状列石のこと〉
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/77/7734/773410/s773410/s10054.htm 
環状列石の外環のすぐ外側に、6本の柱からなる掘立柱建物
が環状に取り巻いている。この建物は長軸方向に棟持柱風に柱位置が置かれる亀甲形の
平面で、平地式の建物とみられるが、柱以外の遺稿痕跡が未だ知られていない。近接し
ていたり、また建て替えられたことも考えられるので、配石単位の纏まりと対応するよ
うに、円環を幾つかに分ける形で取り巻いている。建物の長軸は、環の中心に直交して
いることが共通して認められる。亀甲形の平地式建物と一部重複し、その外側にまで分
布範囲を広げて、4本柱の掘立柱建物が建てられていた。

J  私が何年か前に行った時の平地式建物の説明としては、生活痕がないということで祭りの時の道具を入れていたという説明を聞いています。穴の大きさは三内と同じようです。
ここから私は歴史とは現在の不平等社会を古代からのものであつたということで現代を肯定している人たちがいるということです。
長くなりましたが私の勉強でもあります。

今度は吉野ヶ里と天皇制の起源について私なりの見解を入れて調べて見ます。

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