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気長に進めたいと思います>縄文ビトさん
http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/166.html
投稿者 秋元健一 日時 2006 年 8 月 11 日 22:31:00: EjfswsyCJQQaY
 

(回答先: Re: いい勉強をさせてもらっています<僕も全く同じです 投稿者 縄文ビト 日時 2006 年 8 月 09 日 18:03:35)

すでに書いたように僕は専門家でも在野の研究者でもありませんから、個別の問題に答えて行こうとすると、かつて買い求め、もう二度と開くこともないと思っていた専門書の類を引っ張り出して来て読み直したり、現在の研究成果がどこまで進展しているのか確認(遺跡・遺構・遺物の類を見に行くことは不可能、発掘報告書を買い求めることも不可能、せいぜい専門書として単行本化されたものを読む程度)しながら議論を進めなければなりません
よって、いまの自分にできうる範囲で書き込みを行なっていきますので、じれったいかも知れませんが、そのことをご了解いただければと思います
とりあえずいま、吉野ヶ里遺跡発掘を担当した七田忠昭氏の『日本の遺跡2 吉野ヶ里遺跡 復元された弥生大集落』発行所:(株)同成社 2005.9.10 という小著を読んでいます
あと、歴民博の年代測定については、主に九州方面の考古学研究者からかなり批判的に論じられていますので、その一例として橋口達也氏の『甕棺と弥生時代年代論』発行所:(株)雄山閣 2005.10.10 にも目を通しつつあります
あとで少しずつ議論に反映できればと思っています

で、一点感じたのは…
>私もこの面ではだいぶ前読んだものを記憶していただけです。現在の考古学ではどのようなものなのかという確としたものはありませんが。その文章の中では逆茂木と堀の関係に触れていました、そこでは内部からの脱走を防ぐためということが書いてありました。
★これ、「逆茂木と堀の関係」としていますが、もしかして環濠と土塁の位置関係について書いていたのではないでしょうか?
縄文ビトさんは吉野ヶ里遺跡に実際に足を運んで何か違和感を感じませんでしたか?
防御的性格を認める遺跡に堀(環濠)があるのは当たり前かも知れませんが、土塁の位置がその堀の外側にあるのはどうしたことでしょう?
ごく一般的には城郭、城柵では外側に濠を掘り、その内側に土塁や城壁を築くのが常識であるとあると思います
吉野ヶ里遺跡では環濠内に堆積した土層の観察によって、環濠を掘った土をその外側に盛ったと判断し、復元もそれをもとにしているせいで堀の外側に土塁が巡っています
これ、実は吉野ヶ里遺跡だけの現象ではなく、1972年に発掘調査が行なわれた神奈川県の大塚遺跡(弥生中期以降) http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/kikak/kkk02.html でも指摘されていました
大塚遺跡もその後、国指定史跡として保存整備されましたけど、僕は行っていないので環濠をめぐる土塁を復元したかどうか知りません
大塚遺跡発掘後の議論では、環濠の外側に土塁をめぐらすという特異性から、単に拠点的集落というのではなく、祭祀的な性格を持った集落だったのではないか、と考える方もいたようです
現在では畿内を始め各地で大規模な環濠集落が発掘されていますから、それらの環濠内堆積土の土層断面図を比較検討すれば、当時の拠点的集落をめぐる土塁・土壁が、堀の外側に構築されるのが一般的だったのかどうかがわかるはずです

> 昨年行ったときは貨幣が発掘されていたのかを聞いて回っただけでした
★吉野ヶ里遺跡でも貨泉が出てるんですね

今日はここまで

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