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ＢＳＥ（牛海綿状脳症）の特定危険部位混入で米国産牛肉の輸入が１月に停止されたため、国内の税関を通過できず、各地の保税倉庫などで冷蔵、冷凍保管されたままの輸入牛肉約２０００トンが宙に浮いている。
１９日の日米両政府の専門家会合で、早ければ７月の輸入再開で大筋合意したが、この保管牛肉の取り扱いについては結論が出ず、会合終了後の文書も「保管された記録を検証した結果、問題点は発見されなかった」との表現にとどまった。
日本政府は来月中旬の輸入再開決定時までに処理方針を定める見通しだが、正式に通関し市場に出回っても買い手がつくかどうかは微妙で、輸入元の商社や貿易会社は頭を痛めている。
（2006年5月21日3時2分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060521i201.htm
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読み方によっては「正式に通関させずに」国内市場に流通させる方法を模索しているようにも思えなくないが、↓のような記事もあるから全くあり得ない話とも言えないような。
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日本などからの密輸牛肉を摘発 中国・上海市当局（asahi.com）
2006年 5月11日 (木) 21:49
中国・上海市内の卸売市場などで、米国や日本など牛海綿状脳症（ＢＳＥ）の発生国から違法に輸入された牛肉が販売されていたことが、上海出入国検査検疫局の調べで分かった。計約２トンの密輸牛肉が押収され、狂牛病に感染していた疑いがあるとして処分されたという。
上海の一部のホテルやレストランでは「輸入神戸牛」などと宣伝し、人気を集めていることから、同局は消費者に注意を呼びかけている。
同局の調べでは、市内の卸売市場で４月末、輸入が禁止された米国やカナダ、日本などから密輸された牛肉が計約１．２５トン見つかった。さらに４月中旬にも市内の食品企業の倉庫からも米国やカナダ産の牛肉が計７５０キロ見つかったという。
中国は現在、狂牛病の発生が確認された米国や英国、日本などからの牛と牛の関連製品の輸入を禁じている。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060511/K2006051103940.html?C=S
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