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吉野家「牛丼復活は1日だけ」【流通ルートの闇】(フライデー)
http://www.asyura2.com/0601/gm13/msg/224.html
投稿者 feel 日時 2006 年 9 月 25 日 00:34:11: /berAdga6DXu.
 

フライデー10月6日号
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/friday/scoopengine/article/20061006/ttl0701.html

【9・18】復活祭は大フィーバーでも、農水省食堂は豪州産を使用
吉野家「牛丼復活は1日だけ」【流通ルートの闇】

「いやぁ、うまかったですよッ! 甘すぎずサッパリしていて、それでいて肉の脂身がジュワ〜ッと、舌の上に広がって。『ああ、牛丼ってこんな味だったんだ』って、感動しました!」

 東京・中央区の吉野家有楽町店前で、“吉ギュー”を食べ終えたばかりの若い男性は、こう声を弾ませた。

 大手牛丼チェーンの吉野家は、輸入が再開された米国産牛肉を使った牛丼販売を9月18日一日限定で実施、全国約1000店舗で100万食を完売した。各店舗前には吉ギューファンの長蛇の列。並で380円と、販売停止前より100円高かったにもかかわらず、夕方までに売り切れ店が続出するフィーバーとなった。

 吉野家が牛丼を復活させたのは2年7ヵ月ぶりとなる(昨年2月には在庫牛肉を使った限定販売を実施)。'03年12月24日、日本政府は米国でBSE感染牛が発見されたのを受け、即日、米国産牛肉の輸入を全面禁止。翌年2月、同社も販売停止に追い込まれた。昨年12月に一旦、輸入を再開したが、輸入牛肉に特定危険部位が混入するなどのトラブルが発生し、再禁止。今年7月、政府が再び輸入解禁を決定し、同社も販売再開に踏み切ったのだ。

 ファンにとっては待ちに待った復活となったわけだが、米国産牛肉の安全性については、まだまだ懐疑的な声も多い。

『もう牛を食べても安心か』(文春新書)の著者で青山学院大学理工学部教授の福岡伸一氏は、こう指摘する。

「日本の検査基準は(1)全頭検査(2)月齢にかかわらずすべての牛の特定危険部位の除去(3)飼料規制(4)トレーサビリティ(個体識別情報管理)の4本柱からなっています。しかし米国基準は、検査するのは全体の0.5%ほどで、生後30ヵ月以上の牛のみ特定危険部位の完全除去を義務づけているだけです。輸入再開の条件としては、生後20ヵ月以下の牛であることと、その特定危険部位を完全除去することが義務づけられた。ただし、大量の牛肉を処理する米国の工場が、自国向けと日本向けの牛の両方を処理出来るとは思えません。二つの基準が混在して作業の手違いが起きる可能性もあります」

 実際、昨年12月の輸入再開後の今年1月、特定危険部位である脊柱が混じった牛肉が成田空港で発見されて、米国の杜撰ずさんな管理態勢が明らかになったばかりだ。

 米国では現在、どのような検査を経て、流通しているのか。米国在住のジャーナリスト・仲野博文氏はこう説明する。

「米国では『米国産牛肉は安全』が大前提で、メディアもその危険性についてはほとんど取り上げないのが現状です。日米交渉でもあったように、『日本の検査基準は厳しすぎる』とする見方が大半で、全頭検査はしていない。米国政府は、今年1月に特定危険部位が除去されないまま日本に輸出された件についても、『今後、管理に気をつける』としただけです。

 気になるのは、飼料や牛そのものの流通面でも米国と関係の深いカナダで、今年に入ってすでに5件のBSE感染牛が発見されたことです。米農務省は『米国でのBSE発生確率は低い』とし、今後、検査態勢を縮小することにしましたが、カナダでは発生して、流通関係の深い米国では感染がないとするのは不自然。検査内容を再確認する必要はある」

 吉野家ディー・アンド・シー企画室広報・IR担当は、牛肉の流通経路、安全対策について以下のように答えた。

「当社では、日本政府が認めた安全基準を満たした米国の工場(34工場)からの出荷を受けており、安全面での心配はありません。様々な基準がありますが、ひとつでも基準が守られなければ、取引はしません。また、当社の専門スタッフが米国の生産工場に抜き打ちで訪問し、チェックしています」

 独自の現地検査も実施し、最善策を採っているというのだ。しかしながら、全国紙経済部デスクはこう言う。

「日本側が検査に立ち入れるのはあくまでも食肉生産現場の工場で、生産農家までは立ち入れない。トレーサビリティなど生産農家への指導などはすべて米農務省に任せるしかない。吉野家も現地へ検査スタッフを送る努力はしているが、流通のすべてを把握するのには限界がある」

 牛丼の安全性管理には、米国の“流通の闇”が立ちはだかるというのだ。

 それよりも噴飯極まりないのは、安全性にお墨付きを与えたはずの農林水産省だ。同省の食堂ではいまだに、米国産の代わりに豪州産牛肉を使用しているのだ。同省広報課は、

「米国産牛肉の値段が豪州産に比べて割高のため、豪州産を使用している」

 と説明する。しかし、同省は米国産牛肉の安全性を認める立場にある。ならば、安全性を自らの舌で確認し、使用するのが管理側としての責任ではないのか。

 吉ギューは10月1〜5日にも限定復活が予定されているが、同社にはまだまだ大きな壁が立ち塞がる。輸入再開から今月6日までに輸入検査を終えた米国産牛肉は、全店舗を賄うのに必要な輸入量(約1500t)に遠く及ばない約290tしかない。不透明感の拭えない安全面と、不十分な供給──。「吉野家完全復活」への道のりは、まだまだ道半ばである。

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