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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aljUO.nV.puA&refer=jp_home
ソロス氏：原油高とドル、米金融政策と次期ＦＲＢ議長でコメント
１月28日（ブルームバーグ）：米投資家ジョージ・ソロス氏は28日、スイスで開催中の世界経済フォーラム（ダボス会議）で記者会見し、米ドルと原油相場、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）とバーナンキ次期ＦＲＢ議長について以下の通りコメントした。
◎原油相場について： 「原油価格は下落よりも上昇するリスクがはるかに大きい」
「イラン危機が迫っていると誰もがみている。中国のような国は備蓄積み増しに向けて、あらゆる機会を利用するだろう」 「需給ひっ迫を理由に、問題を起こしたいと考える者がトラブルを生じさせる誘因がある。06年は原油相場にとって危険な年になるだろう」
◎ドル相場について： 「長期的には、ドルが調整プロセスの一環として、下落する必要があるのは明らかだ」
「ドルの回復は恐らくピークに達したのだろう。だがこれは、ドルが今にも暴落するという意味ではない」
◎米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）とバーナンキ次期ＦＲＢ議長について： 「米連邦準備制度はきっと行き過ぎる。当局はどうしても行き過ぎにならざるを得ない。最後の利上げは行き過ぎになるだろうが、ほとんど避けられないものだ」 「原油価格や米経済に非稼働資源のないことが、多かれ少なかれ、当局に利上げ継続を余儀なくさせている。バーナンキ次期ＦＲＢ議長も、自らへの信頼構築のために、ほとんどそうせざるを得ないだろう」
原題：Soros Comments on Risk of Higher Oil Prices, Dollar, U.S. Fed (抜粋) {NXTW NSN ITT4BM0YHQ0X
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：
東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo
kshugo@bloomberg.net Editor：Kakuta
記事に関する記者への問い合わせ先：
James Hertling in Davos, Switzerland jhertling@bloomberg.net
更新日時 : 2006/01/30 07:32 JST
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