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(回答先: 欧州中央銀行 トリシェ総裁―― 「いかなる資産価格バブルも避けなければならない」 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2006 年 2 月 22 日 22:54:30)
低金利がＥＣＢの警戒を正当化─ギリシャ中銀総裁＝通信社
［フランクフルト ２１日 ロイター］ 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーであるギリシャ中央銀行のガルガナス総裁は、特に原油高を考慮すれば、歴史的低水準にあるユーロ圏の金利はＥＣＢが警戒するに値するとの見方を示した。ブルームバーグがインタビュー内容を２１日に報じた。
それによると、同総裁は「私や理事会メンバーの大半もそうだと思うが、前回の予想以降にインフレリスクが増したとみている」と述べた上で、「名目ベースも実質ベースでも、ここしばらく金利は歴史的低水準にある」と指摘した。その上で、「とりわけ原油価格の上昇と賃金や物価に二次的影響が及ぶリスクを考慮すれば、現時点での警戒は確かに正当化される」と述べた。
年内の追加利上げの可能性についての質問には、金融緩和の度合いをやや弱める可能性があるとしながらも、具体的な時期についてはコメントを避けた。
同総裁はまた、成長は加速するだろうと述べ「予防的措置を講じる必要がある。実際にインフレが高進する時点まで行動を控えれば、価格安定や信頼回復にかかるコストはかなり高くなるだろう」と指摘した。
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