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http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20060411D2M1101W11.html
ガザの電気やガス、エジプトから調達構想・ハマス
【カイロ＝森安健】イスラム原理主義組織ハマスが率いるパレスチナ自治政府が「イスラエル依存体質」から脱却するため、ガザ地区と隣り合わせのエジプトからガス、電気、石油の入手を試みていることが11日分かった。ヨルダン川西岸に分離壁を建設し、パレスチナ側との接触を断とうとするイスラエル政府への対抗策とみられる。
自治政府のダジャニ駐エジプト大使は先週、エジプトのラシード通産相と会談し、エジプトの送配電網をガザ地区まで延長する構想などを話し合った。ハマス政権のホダリ通信・情報技術相も10日、エジプト側と通信網の相互接続を協議した。ただ、自治区を相手にしたビジネスはイスラエル経済の一定の収入源となっており、イスラエル側が容認するかどうかは不明だ。
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