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G7声明受け円急騰114.24円/141.75円、ユーロ・ドル年初来高値更新1.2415ドル/ニューヨーク外国為替市場概
http://www.asyura2.com/0601/hasan46/msg/114.html
投稿者 愚民党 日時 2006 年 4 月 25 日 07:07:22: ogcGl0q1DMbpk
 

「為替」 G7声明受け円急騰114.24円/141.75円、ユーロ・ドル年初来高値更新1.2415ドル/ニューヨーク外国為替市場概況

「G7声明受け円急騰114.24円/141.75円、ユーロ・ドル年初来高値更新1.2415ド
ル」ニューヨーク概況 2006年4月25日(火曜日)−株式会社フィスコ 平松 京子
/片山 善博

[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:39JST 「G7声明受け円急騰114.24円/141.75円、ユーロ・ドル年初来高値更新1.2415ドル」

【ロンドン市場概況】
 24日のロンドン外為市場では、東京市場終盤にドル売りが先行した動きに対する
調整のドル買いが一時優勢になった。ユーロ・ドルは1.2391ドルから1.2365ドルま
で下落、ドル・円は114円97銭から115円29銭まで上昇、ドル・スイスは1.2689フラ
ンから1.2711フランまで上昇、ユーロ・円は142円42銭から142円71銭で上下した。
 イギリスの3月小売売上高が予想を上回ったことを受けてポンド買いが一時強ま
り、ポンド・ドルは1.7889ドルから1.7930ドルまで上昇したが、その後ドル買い戻
しの動きのなかで1.7885ドルまで下落した。

【経済指標】
英・3月の小売売上高:前月比+0.7%(予想+0.3%、2月+0.5%)
独・2月の鉱工業生産:前月比+1.0%(予想+0.7%、1月+0.4%←-0.1%)
英・3月のマネーサプライM4:前月比+1.1%(予想+0.8%、2月+0.9%)

【要人発言】
細川財務次官
「G7の議論の思惑に基づいた荒っぽい値動き見られる」
「強い関心を持って市場の動き見ていく」
「G7では日本が円高容認との発言・意見は全くなかった」
OPEC高官
「(非公式閣僚会合で)原油生産枠は変更されず」
独連銀4月月報
「海外からの堅調な需要、企業間の強気ムードからドイツ経済の拡大局面が持続す
る見通し」

【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:114円95銭、ユーロ・ドル:1.2373ドル、ユーロ・円:142円21銭、ポン
ド・ドル:1.7882ドル、ドル・スイス:1.2710フラン

【ニューヨーク市場概況】
 週明け24日のニューヨーク外為市場では、G7声明を受けた円買いが継続し、ド
ル・円はIMM筋、米インべストメントバンクの強い売りを受けて115円15銭から約3ヶ
月ぶりの安値114円24銭まで下落し、114円60銭前後で取引を終えた。
ユーロ・ドルは利食い売りやユーロ・円絡みの売りに1.2333ドルまで下落したが、
中東筋やアジア筋の買いで反転し、米金利低下に伴い1.2415ドルまで上昇して年初
来高値更新し、高値圏で引けた。ユーロ・円は中国人民元の追加切り上げ観測を受
けて投機筋の売りや買い持ちの手仕舞い売りが強まり142円32銭から約1ヶ月ぶりの
安値141円75銭まで下落した。ポンド・ドルは1.7794ドルから1.7905ドルまで上昇し
た。ドル・スイスは1.2747フランから1.2657フランまで下落した。

【原油市場】
 原油相場は、史上最高値水準から反落した。原油価格の高騰を受けて開かれた
OPEC非公式会合において、OPEC高官らが「原油高の主な要因は地政学的な緊張によ
るものであり、需給問題ではない」との意見で一致し、供給面に不安のないことが
示されたことから売りが優勢となった。なお、OPEC生産枠は据え置きで合意した。
NYMEX原油先物価格は下落を続け、73.33ドル(先週末比2.4%安)で取引を終えた。

【株式市場概況】
NY株式相場は下落。G7で為替調整による貿易不均衡解消の必要性が示された事で、
米国から資金逃避の懸念が台頭、終日軟調な展開となった。原油価格の上昇は一旦
止まったものの、今週も多くの決算発表を控えている事から見送りムードが強まっ
た。セクター別では公益事業株や運輸株が堅調な一方で、エネルギー・半導体が弱
い。センダント(CD)は旅行事業を売却する計画を発表して3.8%高。ラムバス
(RMBS)はハイニックスを相手取ったDRAMの特許権侵害訴訟に勝訴、株価は15.3%
の大幅高となった。一方ゼロックス(XRX)はコスト増を理由に市場予想を下回る決
算を発表し5.4%安。またオンラインブローカーのTDアメリトレード(AMTD)は通年
の利益見通しが市場予想を下回った事が嫌気され9.7%安となった。ダウ構成銘柄で
はアメリカン・エクスプレス(AXP)が決算発表で、昨年のアメリプライス(AMP)
の分離独立に関わる特別費用計上が嫌気され軟調推移。キャタピラー(CAT)は市場
予想を上回る決算を発表したものの、上値の重い展開が続いた。結局ダウは11.13ド
ル安の11336.32、ナスダックは9.48ポイント安の2333.38で取引を終了した。今週は
S&P500指数のうち約3分の1にあたる企業の決算発表が予定されている。

【通貨オプション】
ドル・円は、G7声明が中国、新興アジア諸国に通貨柔軟性を求めた事から円買いが
加速しレンジ下限や、200日移動平均水準を割り込み、オプション市場での変動率は
大幅に上昇した。
1ヶ月物は8.700%から9.700%、3ヶ月物は8.675%から9.275%、6ヶ月物は8.675%
から9.025%へそれぞれ上昇している。
リスクリバーサルでは、G7声明を受けた円先高観に円コール買いが強まり、25デル
タ円コール・ドルプット1ヶ月物は+0.900%から1.1%、3ヶ月物は+0.950%から
1.05%、6ヶ月物は+0.925%から0.975%へそれぞれ拡大している。

【経済指標】
特になし

【要人発言】
フラット報道官米財務省
「半年に1度の外為報告書を今後2週間以内に公表」
アダムズ米財務次官(国際問題担当)
「中国人民元の更なる柔軟性を求める」
パラモ欧州中銀専務理事
「世界不均衡には懸念」
「原油価格は高水準を維持する可能性」
「為替はファンダメンタルズを反映するべき」
「中国は一段の為替柔軟性が必要」
ユンケル・ルクセンブルク首相券財務相
「原油価格はユーロ圏において大きな懸念材料である」
「インフレリスクは上昇している」

【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 115.01 115.30 114.24 114.65
ユーロ・ドル 1.2385 1.2415 1.2333 1.2388
ユーロ・円 142.42 142.72 141.75 142.01
ドル・スイス 1.2702 1.2749 1.2657 1.2682
ポンド・ドル 1.7903 1.7931 1.7794 1.7882
株式市場:
NYダウ 11346.81 11359.70 11305.83 11336.32
ナスダック 2338.79 2338.78 2324.28 2333.38
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 5.093 4.729
米国債10年物 5.008 4.745
先物市場:
NY金先物 630.0 632.0 622.1 623.9
NY原油先物 74.40 74.45 72.95 73.33
シカゴ日経平均先物 16930 16930 16820 16835

(フィスコ) - 4月25日6時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060425-00000002-fis-brf

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