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強い米経済指標&米FRB議長証言見直しでドル急反発112円34銭→113円69銭/ニューヨーク外国為替市場概況(フィスコ
http://www.asyura2.com/0601/hasan46/msg/166.html
投稿者 愚民党 日時 2006 年 5 月 02 日 08:45:15: ogcGl0q1DMbpk
 

「為替」 強い米経済指標&米FRB議長証言見直しでドル急反発112円34銭→113円69銭/ニューヨーク外国為替市場概況

「強い米経済指標&米FRB議長証言見直しでドル急反発112円34銭→113円69銭」ニュ
ーヨーク概況 2006年5月2日(火曜日)−株式会社フィスコ 平松 京子/片山 善

[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:52JST 「強い米経済指標&米FRB議長証言見直しでドル急反発112円34銭→113円69銭」

【ロンドン市場概況】
 1日のロンドン外為市場は、バンクホリデーのため休場。また、ドイツ、フラン
ス、スイスもメーデーのため休日で各市場は休場。東京市場引け後は、ドル・円は
ショートカバーとみられるドル買いがやや優勢となり、113円17銭から113円30銭ま
で強含んだ。ユーロ・ドルは1.2615ドルから1.2620ドル、ポンド・ドルは1.8238ド
ルから1.8254ドル、ドル・スイスは1.2395フランから1.2401フラン、ユーロ・円は
142円81銭から142円98銭で小動き。

【経済指標】
特になし
【要人発言】
特になし

【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:113円17銭、ユーロ・ドル:1.2638ドル、ユーロ・円:143円01銭、ポン
ド・ドル:1.8275ドル、ドル・スイス:1.2381フラン

【ニューヨーク市場概況】
 週明け5月1日のニューヨーク外為市場では、欧州市場の祭日で参加者が限られる
相場の中、投機的なドル売りの加速でドルが全面安となったが、予想上回るISM製造
業指数やコアPCE価格指数の伸び、“バーナンキ米FRB議長が市場に広がるハト派証
言観測を否定した”との報道を受けてドルが買い戻された。ドル・円はオプション
バリアーをつけ112円34銭まで下落後、強い米経済指標や米FRB議長のハト派発言否
定ニュースによる金利上昇を受けて113円69銭まで反発し、113円40銭前後で引け
た。
ユーロ・ドルは1.2700ドルのオプションバリアー試すモメンタムファンド筋などの
投機的な動きに1.2691ドルまで上昇し、年初来高値を更新後、米金利上昇を受けて
1.2555ドルまで反落し、1.2590ドル前後で引けた。ユーロ・円は円金利先高観を受
けて143円05銭から142円44銭まで下落した。ポンド・ドルは1.8415ドルに上昇後
1.8206ドルまで反落した。ドル・スイスは1.2286フランに下落後1.2443フランまで
反発した。

【原油市場】
 原油相場は続伸し、再び73ドル台を回復した。ライス米国務長官がイランの態度
について“不誠実”と述べ、対イラン経済制裁の発動を求めていく米国の姿勢に変
わりがないことを示したほか、先月28日に国際原子力機関(IAEA)がイランのウラ
ン濃縮を確認したとの国連安保理への報告書をまとめるなど、対イラン制裁発動可
能性が高まり、これに伴う供給減少懸念が相場を押し上げた。NYMEX原油先物価格は
上昇を続け、73.70ドル(先週末比2.5%高)で取引を終えた

【株式市場概況】
NY株式相場は下落。朝方発表された3月個人所得が昨年9月以来の伸びとなり、個人
消費支出も予想以上に増加したことを好感し上昇して始まった。その後は小幅な値
動きとなったが、先週末にバーナンキFRB議長が一部メディアに対して「市場は先週
の議会での私の発言内容を誤解している」と述べたと伝わったことで引けにかけて
下落に転じた。セクター別では、エネルギーや食品・生活必需品が上昇した一方、
銀行や各種金融が軟調。レベル3コミュニケーションズ(LVLT)は、同業のテレコー
ブの買収を発表して5.9%高。またボーイング(BA)が買収交渉を行っていることが
明らかとなったアビオール(AVL)が24.6%の急騰。一方、リーマンブラザーズが投
資判断を引き下げたピア1インポーツ(PIR)が下落。また増配を発表したモトロー
ラ(MOT)も小幅安となった。ダウ構成銘柄では、ウォルマート(WMT)は4月の既存
店売上高が事前予想を大きく上回る6.8%に達するとの見通しを示し2.0%高。結局
ダウは23.85ドル安の11343.29、ナスダックは17.78ポイント安の2304.79で取引を終
了した。不法移民の規制強化に抗議するデモが全米各地で展開されている。中南米
出身者を中心に過去最大規模の抗議活動が行なわれており、現時点での経済面への
影響は不透明な状態にある。

【通貨オプション】
 ドル・円は、地政学的リスクの強まりや日本の金利先高観を受けて、投機筋など
の売りが加速し、昨年9月以来の112円台へ突入した。この動きを受けたオプション
市場での変動率は短期物を中心に上昇、1ヶ月物は9.250%から9.700%、3ヶ月物は
9.275%から9.425%、6ヶ月物は9.125%から9.225%へそれぞれ上昇している。
 リスクリバーサルでは、日米金利格差縮小観測に伴う円先高観に円コール買い意
欲は強まり、25デルタ円コール・ドルプット1ヶ月物は1.100%から1.25%、3ヶ月物
は1.200%から1.25%、6ヶ月物は1.125%から1.225%へそれぞれ拡大した。

【経済指標】
米・3月の個人所得:前月比+0.8%(予想+0.4%、2月+0.3%)
米・3月の個人支出(PCE):前月比+0.6%(予想+0.5%、2月+0.2%←+0.1%)
米・3月のコアPCE価格指数:前年比+2.0%(予想+1.9%、2月+1.8%)
米・3月の建設支出:前月比+0.9%(予想+0.4%、2月+1.0%←+0.8%)
米・4月のISM製造業景気指数:57.3(予想55.0、3月55.2)

【要人発言】
グイン米アトランタ連銀(投票権有)
「金融政策は目標水準にかなり接近」
「利上げはインフレを抑制する」
「経済には下方リスクがみられ、住宅市場には冷え込んでいる形跡がみられる」
「多くの企業がエネルギー価格を販売価格に転嫁できずにいる」
「米貿易赤字は今までのように拡大継続するわけにはいかない」
フラット米財務省報道官
「外為報告を来週中に公表する予定」
モスコウ米シカゴ連銀総裁
「長期的経常赤字、財政赤字には懸念」
「経済は連銀のほぼ見通し通り」
「コアインフレは容認レンジの上限」
「金融政策は指標次第」
バーナンキ米FRB議長
「メディア、市場は証言内容を誤解」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 113.20 113.69 112.34 113.36
ユーロ・ドル 1.2619 1.2691 1.2555 1.2588
ユーロ・円 142.85 143.05 142.44 142.71
ドル・スイス 1.2398 1.2443 1.2286 1.2410
ポンド・ドル 1.8247 1.8415 1.8206 1.8262
株式市場:
NYダウ 11367.78 11428.37 11329.44 11343.29
ナスダック 2328.42 2334.69 2300.25 2304.79
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 5.162 5.228
米国債10年物 5.051 5.139
先物市場:
NY金先物 658.5 663.8 655.5 660.2
NY原油先物 72.30 73.85 72.10 73.70
シカゴ日経平均先物 16940 16950 16865 16875

(フィスコ) - 5月2日7時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060502-00000002-fis-brf

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