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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=anwmCOYmb4fc&refer=jp_europe
仏クレディ・アグリコル１−３月期：53％増益−投資銀行好調（３）
５月17日（ブルームバーグ）：資産規模でフランス最大の銀行、クレディ・アグリコルが17日発表した第１四半期（１−３月）決算は、前年同期比で53％増益となった。株価上昇を追い風に、投資銀行と資産運用事業の収入が伸びた。
純利益は13億9000万ユーロ（約1960億円）と、前年同期の９億500万ユーロから増加した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト12人の予想中央値では、10億9000万ユーロと見込まれていた。総収入は前年同期比24％増の40億ユーロ。
ＬＭＦセルビツィ・フィナンツィアリ（スイス）で運用に携わるフィリポ・デルカ氏は「アグリコルにとってまた良い四半期だった」として、「相場の好調が銀行の利益を押し上げている」と話していた。
ジョルジュ・ポジェ最高経営責任者（ＣＥＯ）は、投資銀行と資産運用事業を拡大し、欧州での存在感を高めようとしている。利益の３分の１を稼ぐ個人向け銀行事業は国内の競争激化で利ざや縮小に直面している。
証券部門カリヨンの利益は59％増の４億7900万ユーロと、５四半期連続で増加した。資産運用部門の利益は30％増の３億7700万ユーロ。買収したクレディ・リヨネの個人向け銀行部門を改名したＬＣＬの純利益は55％増の１億8300 万ユーロとなった。
ポジェＣＥＯは発表資料で、「第１四半期業績は、異例の好環境の中ですべての部門の業績が改善していることを示した」と述べた。
セールスとトレーディングなどを手掛けるカリヨンの資本市場・投資銀行部門の利益は２倍強の２億2500万ユーロに増えた。コーポレートファイナンス部門も28％増の２億5400万ユーロ。
総経費は13％増の24億9000万ユーロ。不良債権引当金は８％減の１億2700 万ユーロ。株主資本利益率（ＲＯＥ）は20.1％。
原題：Credit Agricole First-Quarter Net Rises 53% on Calyon (Update2) （抜粋） {NXTW NSN
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