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□プレステ３ 量産とコスト安狙う [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=19gendainet02026298&cat=30
プレステ３ 量産とコスト安狙う (ゲンダイネット)
ソニーが１１月に発売する次世代家庭用ゲーム機「プレイステーション（ＰＳ）３」で、初期出荷分から海外生産も活用することが明らかになった。同社ゲーム機を発売当初から海外生産するのは初めて。
ＰＳ３は発売後５カ月間で初代ＰＳの６倍に当たる全世界で６００万台の大量出荷を計画。国内拠点と同時に製造コストの安い中国で今夏から初期生産を開始、万全の量産体制を構築することで、米マイクロソフトや任天堂との新型ゲーム機競争で一気に優位に立つ方針だ。
同社がこれまで発売したＰＳ、ＰＳ２、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル（ＰＳＰ）」では、初期生産を千葉県木更津市の工場など国内のみで実施。量産技術の確立後、台湾メーカーなどが運営する中国工場に生産を移管してきた。
ＰＳ３は、「ブルーレイ・ディスク」方式の次世代ＤＶＤと高性能半導体「セル」などの新技術を搭載したソニーの戦略商品。発売５カ月間で初代ＰＳは１００万台、ＰＳ２は３００万台の出荷だったが、ＰＳ３は日中２極生産体制で６００万台を生産する。
ＰＳ３の価格は６万２７９０円からと割高に設定したが、初期投資がかさむことで、今年度のゲーム事業は１０００億円程度の営業赤字に陥る見通し。ソニーは業績回復のカギを握るＰＳ３について、初期生産から中国で行うことで、コスト削減につなげる狙いもある。
【2006年5月16日掲載記事】
[ 2006年5月19日10時0分 ]
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