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http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20060523D2M2301K23.html
宝山鋼鉄 7―9月の鋼板価格値上げ
【上海＝渡辺園子】中国最大の鉄鋼メーカー、宝山鋼鉄（上海市）は23日、第三四半期（7―9月）の鋼板価格を引き上げると発表した。冷延鋼板で第二四半期（4―6月）比6.7％、熱延鋼板で同8.2％の上昇となる。同社は値上げ理由として欧米や日本、韓国市場に比べて割安な国内価格の是正と、燃料価格などの上昇に伴う生産コスト増への対応を挙げている。
中国の鉄鋼メーカーは四半期ごとに価格を決める。宝山が取引先に通知した第三四半期の新価格（一トン当たり）は、冷延鋼板が現行より300元（約4200円）高の4796元（約6万6800円）、熱延鋼板が同300元高の3942元（約5万4900円）。ともに2.四半期連続の値上げとなる。
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