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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=aD2fAaRCXgcQ&refer=jp_us
米政策金利は５％に据え置きへ−ライトソンＩＣＡＰのクランドール氏
６月２日（ブルームバーグ）：インターバンク・ブローカーで世界最大手、英ＩＣＡＰ傘下の米ライトソンＩＣＡＰによると、米連邦準備制度は今月、政策金利を５％に据え置く見通しだ。
ライトソンＩＣＡＰはこれまで、米当局が６月29日に17回連続となる利上げを実施し、政策金利を0.25ポイント引き上げの5.25％と予測していたが、２日発表された５月の米雇用が予想を下回る伸びだったのを受け、金利見通しを変更した。バーナンキ米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長は４月に、経済見通しを評価するため「ある時点で」休止する可能性を示していた。
ライトソンＩＣＡＰのチーフエコノミスト、ルイス・クランドール氏は、「バーナンキ議長が４月27日に示した論理は、当局がこれまでの引き締めの効果を見極めるため、利上げを１回見送りたい時がくるかもしれないということだ」と指摘し、今週の経済指標は「休止を正当化するより具体的な理由となった」と述べた。
６月29日に5.25％への利上げがある可能性について、金利先物相場は 48％織り込んだ格好となっている。雇用統計発表前は68％だった。
ライトソンＩＣＡＰの本拠地は米ニュージャージー州ジャージーシティ。
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