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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=a.94rNLAa_xk&refer=jp_europe
ユーロ圏住宅価格上昇が05年は加速、注視継続が必要−ＥＣＢ月報
６月15日（ブルームバーグ）：欧州中央銀行（ＥＣＢ）は15日発表した６月の月報で、ユーロ圏の住宅価格が昨年は7.6％上昇し、2004年の上昇率（7.2％）を上回り、インフレ高進を懸念させると指摘した。
ＥＣＢは同月報で、「ユーロ圏の一部地域で引き続き見られる住宅不動産価格の力強い動きについては、注視継続が求められる。住宅価格動向の変化は経済活動と物価動向の双方に顕著な影響を与え得る」と言及した。
同中銀は昨年12月に利上げを実施するまで、政策金利を60年ぶり低水準の２％で２年以上据え置いた。これを背景に、住宅価格は昨年、ベルギーで 17.1％、スペインで13.9％、フランスで15.2％、イタリアで9.9％上昇した。
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