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□米スタバ、猛暑で7月の既存店売上高が減速＝株価は時間外で急落 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2276737/detail
米スタバ、猛暑で7月の既存店売上高が減速＝株価は時間外で急落
【ライブドア・ニュース 08月03日】− AP通信によると、米コーヒーチェーン大手スターバックスは2日、7月の既存店ベースの売上高が前年比4％増と前年同月の7％の伸びから急減速し、2001年12月以来の低い伸びにとどまったと発表した。同社では、その理由について、猛暑の影響で、朝から手間のかかる冷たいドリンクを注文する顧客が増え、売り上げの回転が鈍ったためとしている。ジム・ドナルドCEO（最高経営責任者）は対応策について、「朝のピーク時にスタッフを増やして解決したい」と話している。米ナスダック市場では、この売り上げの鈍化が嫌気され、時間外取引で、同社の株価は通常時間帯の取引終値比9％安の30.26ドルにまで急落した。
同時に発表した第3四半期（4−6月期）決算では、最終利益は前年同期比16％増の1億4550万ドル（約170億円）、1株当たり18セントとなり、市場予想の1株当たり利益17セントを上回った。
一方、売上高は同3億6000万ドル増の19億6000万ドル（約2250億円）となり、市場予想の売上高19億6000万ドルと一致した。ハワード・シュルツ会長は、「既存店売上高よりも全体の増収に注目して欲しい」とし、今年度中（今年9月までの1年間）の新規出店予定数をこれまでの1800店から2000店に上方修正した。今年後半にはブラジルに出店、来年にはロシアとインドにも出店する計画で、2007年度は2400店としている。同社の店舗数は6月末現在で、全世界37カ国に1万1946店を数える。
また、同社は先行きの業績見通しについては従来予想を維持した。1株当たり利益予想では、第4四半期（7−9月）が16−17セント、今年度通期が71−72セント、2007年度通期が87−89セントとなっている。このほか、同社は2500万株を上限とする自社株買いを実施することを明らかにした。 【了】
ライブドア・ニュース 中西庸記者／em （参照：http://blog.livedoor.jp/emasutani/）
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2006年08月03日17時24分
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