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G7アジア通貨柔軟化言及なし、米財務長官“強いドル”支持で118.29円/ニューヨーク外国為替市場概況
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投稿者 愚民党 日時 2006 年 9 月 19 日 07:21:00: ogcGl0q1DMbpk
 

「為替」 G7アジア通貨柔軟化言及なし、米財務長官“強いドル”支持で118.29円/ニューヨーク外国為替市場概況

「G7アジア通貨柔軟化言及なし、米財務長官“強いドル”支持で118.29円」ニュー
ヨーク概況 2006年9月19日(火曜日)−株式会社フィスコ 平松 京子/片山 善博

[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:36JST 「G7アジア通貨柔軟化言及なし、米財務長官“強いドル”支持で118.29円」

【ロンドン市場概況】
 18日のロンドン外為市場は、G7声明で円買いの材料となる文章がなかったことを
受けた円売り、ポールソン米財務長官の「強いドルは米国の利益」「中国の通貨情
勢について、いかなる即効薬も求めない」との発言を受けたドル買い、円売りが優
勢になり、ドル・円は117円79銭から118円25銭まで上昇、しかしオプション防戦の
売りに上げ渋りが続いた。ユーロ・円は、ポジション調整の売りで149円24銭に反落
後149円69銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.2678ドルから1.2653ドルまで下落、ポ
ンド・ドルは米系証券のまたとまった売りが出た模様で1.8838ドルから1.8746ドル
まで下落、ドル・スイスは1.2529フランから1.2555フランまで上昇した。【経済指
標】
ユーロ圏・7月鉱工業生産:前月比-0.4%(予想+0.2%、6月前月比ゼロ←-0.1%)

【要人発言】
ポールソン米財務長官
「強いドルは米国の利益」
「中国の通貨情勢について、いかなる即効薬も求めない」

【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:118円18銭、ユーロ・ドル:1.2664ドル、ユーロ・円:149円64銭、ポン
ド・ドル:1.8763ドル、ドル・スイス:1.2552フラン

【ニューヨーク市場概況】
 週明け18日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は週末のG7においてアジア通
貨の柔軟性に関する言及がなかった事や、ポールソン米財務長官の「強いドルは米
国の利益」との発言を受けて118円29銭まで上昇後、05年5月以来で最小となった対
米証券投資収支を受けて117円87銭まで反落し、ほぼ安値で引けた。
ユーロ・ドルは予想を下回る対米証券投資やロシア財務相がドル下落の見通しを示
した事を受け、短期投機筋主導の買いに1.2659ドルから1.2711ドルまで上昇し、高
値で引けた。ユーロ・円は、G7からアジア通貨柔軟化への言及がなかった事から買
いが先行し149円43銭から149円95銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.8746ドルから
1.8812ドルへ上昇。ドル・スイスは1.2552フランから1・2501フランへ下落した。

【原油市場】
 原油相場は反発。先週までの続落を受けて値ごろ感が台頭しており、NYMEX原油先
物価格は62.85ドルまで下落後にショートカバーが先行することで64.45ドルまで反
発し、63.80ドル(先週末比0.7%高)で取引を終えた。先週は、今年の高値78.40ド
ル(7/14)から62.03ドル(9/15)まで21%下落した。本日は、目先底入れ期待から
買戻されたが、投資ファンドなどは下値支持帯の底割れを懸念している模様。

【株式市場概況】
 NY株式相場はまちまち。原油価格が上昇に転じたことや、FOMC(連邦公開市場委
員会)を前に手控えムードも強く、終日小動きに終始する展開となった。セクター別
では、エネルギーや運輸が上昇する一方で自動車・自動車部品が軟調。先週末に投
資ファンドによる176億ドルでの買収に合意したフリースケール(FSL/B)が上昇。半
導体製造装置のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は自社株買いの拡大を発表して
3.4%高となった。一方でGM(GM)とフォード(F)は過去に提携交渉を行っていたこ
とが明らかとなり、両社とも下落した。ダウ構成銘柄では、クレディスイスが投資
判断を引き下げたホームデポ(HD)が軟調。結局ダウは5.77ドル安の11555.00、ナス
ダックは0.16ポイント高の2235.75で取引を終了した。ヘッジファンド大手のアマラ
ンスが天然ガス取引で巨額の損失を被ったことが明らかとなり、商品市場に傾倒し
ているファンドに警戒感が強まっている。

【通貨オプション】
 ドル・円は、G7において人民元切り上げ要求の再提示がなく、米財務長官が訪中
前に、中国への非難を控えた事から5ヶ月ぶりの円安となった。G7から大きなサプラ
イズなく、レンジ相場の継続を受けてオプション市場では売りが先行し、1ヶ月物変
動率は7.850%から7.700%、3ヶ月物は7.975%から7.925%、6ヶ月物は8.125%から
8.025%へそれぞれ低下した。
リスクリバーサルでは、円先高観の後退に伴い円コール買いが弱まった。25デルタ
円コール・ドルプット1ヶ月物は+0.800%から+0.750%、3ヶ月物は+0.950%から
+0.850%、6ヶ月物は+0.975%から+0.925%へそれぞれ縮小した。

【経済指標】
米・4-6月期経常収支:-2184億ドル(予想-2134億ドル、前期-2132億ドル←-2087億
ドル)
米・7月証券投資収支:329億ドル買い越し(予想700億ドル買い越し、6月751億ドル
買い越し)
米・9月NAHB住宅市場指数:30(予想31、8月33←32)

【要人発言】
渡辺財務官
「日本経済は幅広く回復、それを反映した為替の動きはG7の共通認識に則す」
「通貨はファンダメンタルを反映すべき」
「相場は市場が決定」
アロゴスクフィス・ギリシャ財務相
「自由資本移動や自由変動為替レートが採用されている分野で、G7声明で為替レー
トに影響を及ぼすことができると思うことは無益」
トゥンペルグゲレルECB理事
「インフレは容認水準以上」
「ユーロ12カ国第3四半期成長は潜在的水準」
「原油高により、インフレは引き続き2%以上を維持」
「ユーロ圏金融政策は緩和的」
「ユーロ圏金利水準は引き続き低水準」
「独付加価値税(VAT)の引き上げは、大きなインフレリスク」
「成長リスクは均衡」
「標準的成長を予想」
「物価安定リスクは上向き」
「インフレに対し、強い警戒」
「緩和解除継続の可能性」
ウェーバー独連銀総裁
「ECBは07年に利上げ考慮する必要」
ユーロ圏中央銀行筋
「ECBは、経済見通しがシナリオどおりとなり、インフレリスクが悪化すれば、07年
も利上げ継続、政策金利4%に達する可能性」
ブラウン英財務相
「本年の英国経済成長は加速」
IMF
「06年英経済成長率見通しを2.7%へ2.5%(4月)から上方修正」

【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 117.83 118.29 117.79 117.95
ユーロ・ドル 1.2676 1.2711 1.2653 1.2704
ユーロ・円 149.36 149.95 149.24 149.85
ドル・スイス 1.2537 1.2555 1.2501 1.2508
ポンド・ドル 1.8832 1.8838 1.8737 1.8801
株式市場:
NYダウ 11559.97 11588.38 11528.11 11555.00
ナスダック 2232.23 2247.47 2228.52 2235.75
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 4.910 4.926
米国債10年物 4.788 4.806
先物市場:
NY金先物 586.8 594.4 584.3 592.8
NY原油先物 63.65 64.45 62.85 63.80
シカゴ日経平均先物 15865 15930 15830 15880

(フィスコ) - 9月19日6時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000001-fis-brf

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